チョコあ~んぱんのステルス値上げ情報

チョコあ~んぱんのステルス値上げ情報
メーカー 株式会社ブルボン
商品名 チョコあ~んぱん
内容量 40g
参考小売価格 100円(税別)
原材料 小麦粉、砂糖、ショートニング、カカオマス、全粉乳、マーガリン(乳成分を含む)、ココアパウダー、液全卵、イースト、食用加工油脂(小麦を含む)、乳糖、洋酒、うるちひえパフ、食塩、液卵白(卵を含む)、水飴/ソルビトール、卵殻未焼成カルシウム(卵由来)、酒精、乳化剤(大豆由来)、香料(乳由来)、イーストフード(小麦由来)、ビタミンC、ビタミンD、着色料(カロテン)
栄養成分
1箱(40g)
エネルギー 181kcal
たんぱく質 3.5g
脂質 8.1g
炭水化物 24.0g
食塩相当量 0.2g
発売日 1986年


価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2005年時点 60g 100円
2007年8月~ 55g 100円
2008年5月~ 50g 100円
2016年3月~ 44g 100円
2023年6月~ 40g 100円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
60g→55g チョコクリームを、より深みとコクのある味わいに仕上げた。
55g→50g より濃厚なチョコクリームに改良。
50g→44g 配合・製法を見直し、ふ~んわりふっくらおいしく仕上げた。
44g→40g 世界的な需要拡大や天候不順等に加え世界情勢の不安定化により、穀物や油脂類、エネルギーなどの価格が高騰。自助努力によるコスト削減だけで現状の価格設定による提供が難しい状況に。

参考サイト
公式サイト 株式会社ブルボン
2005年 60g 100円 日本食糧新聞
2007年 55gに実質値上げ 食@新製品
2008年 50gに実質値上げ 食@新製品
2016年 44gに実質値上げ ブルボン ニュースリリース
2023年 40gに実質値上げ ブルボン ニュースリリース

チョコあ~んぱんの値上げ解説

昭和のB級菓子の香りがプンプンするブルボンの「チョコあ~んぱん」に懐かしさを覚えたり、久しぶりに売り場で見かけて「このお菓子、まだあったんだ…」と感じたりする人は多いと思います。

チョコあ~んぱんが発売されたのは昭和末期といえる昭和61年(1986年)のことだから、古臭い雰囲気とは裏腹に思いのほか新しいのね。

1986年発売時のチョコあ~んぱん

現在の縦長パッケージとは違い、ロッテのパイの実のようなやや横長の箱で、胡散臭いヒゲおやじはほとんど変わらず現在も健在。

森永製菓のアイス「クレープ屋さん」にも似たようなおっさんがマスコットヒゲとして使用されていたものの、「ザ・クレープ」にリニューアルされた際にリストラされたのとは対照的な対応。ブルボンは終身雇用がモットーなんだな。

そんなチョコあ~んぱんの昔の内容量を調べてみると、2005年時点で60g入だったことが確認できました。それ以前は知らん。

しかし2007年にはチョコクリームのバージョンアップを理由に55gへとステルス値上げ。翌2008年にも「濃厚なチョコクリームに改良」とかもっともらしい理由を付けて50gに減らしています。容赦ないな、ヒゲおやじ。

その後はしばらく50g時代が続くも、2016年になると、「パンをふんわりふっくらさせた」という建前で44gにステルス値上げを行い、2023年6月には原材料価格の高騰などを理由に40gへとステルス値上げ。

ほどよく固いパサパサのパンがふんわりふっくらとは、これ如何に?

チョコあ~んぱんはカテゴリ的にロッテのコアラのマーチやパイの実、森永製菓のパックンチョあたりに属するのかな?

ただ…コアラのマーチやパックンチョは、パイの実は生地のサクサク感が心地良いのに対し、チョコあ~んぱんはこう…ボソッって感じ。まずいとまでは言わないが…それでいて内容量は一番少ないんだから、存在感が薄いのも頷ける。

とはいえ、「このボソボソパサパサのパン生地だからこそ良い!」という人も一定数いるのでしょう。ふんわりもちもちの生地が特徴的な大福より、ボソボソ生地の饅頭の方が好きという人が多数存在するようにね。

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