エリーゼ(箱)のステルス値上げ情報

エリーゼ(箱)のステルス値上げ情報
メーカー 株式会社ブルボン
商品名 エリーゼ
内容量 2本(7.2g)×16袋(計115.2g)
参考小売価格 220円(税別)
原材料
<チョコ>
小麦粉、植物油脂、砂糖、全粉乳、カカオマス、乳糖、デキストリン、大豆粉、液卵黄(卵を含む)、コーンフラワー、ぶどう糖、食用加工油脂、カラメルパウダー(乳成分を含む)、ホエイパウダー(乳成分を含む)、ココアパウダー、モルトエキス(小麦を含む)、食塩、水飴、バター、乳化剤(大豆由来)、ソルビトール、香料(乳由来)、着色料(カラメル、カロテノイド、ウコン)、トレハロース
栄養成分
2本1袋(7.2g)
エネルギー 39kcal
たんぱく質 0.6g
脂質 2.2g
炭水化物 4.3g
食塩相当量 0.01g
発売日 1979年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2006年3月時点 2本×18袋
(36本)
220円
2008年3月~ 2本×16袋
(32本)
220円
2022年~ 販売終了

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
36本→32本 なし

参考サイト
公式サイト 株式会社ブルボン
2006年 2本×18袋 220円 日本食糧新聞
2008年 32本に実質値上げ 食@新製品

エリーゼの値上げ解説

ブルボンを代表するお菓子のひとつである「エリーゼ」は、ルマンドやホワイトロリータといった袋ビスケットシリーズ版の他、大袋のファミリーサイズなど複数のラインナップがありますが、エリーゼといったらやっぱり箱ですよねそうですね。

そんな私の偏見を物語るように、1979年に発売されたエリーゼには元々箱しか存在せず、2×8袋計16本入の袋ビスケットやファミリーサイズは後から設定されたもの。少なくとも私の古い記憶では箱しか存在せん。

そんなエリーゼ、私が子供の頃は1箱にどの程度の本数入っていたかは不明ながら、2006年時点では2本×18袋の計36本入で、希望小売価格は税別220円だったことが確認できます。

2008年に行われたリニューアルによりステルス値上げを実施。2本×16袋の計32本入と4本減ってしまったものの、その後現在に至るまでこの内容量や価格を維持しています。

また、少なくともここ20年で1本1本の重量を少なくしたということもなさそう。

ブルボンはルマンドやホワイトロリータ、バームロールなどを小さく短くしつつ本数まで減らす鬼のような実質値上げを2008年に行っていますが、エリーゼに関しては2008年以前の2本1袋のカロリー(38kcal)から現在(39kcal)まで変化なし。

つまりエリーゼに対し実施された実質値上げは、確認できる範囲において2008年に4本減らされたのみということになる。看板商品のルマンドやアルフォートをそれなりに減らしているくせに、エリーゼには優しいのね。

そもそもこの箱入りエリーゼは同ブランドの中でも優遇されている。

参考小売価格ベースだと、2本×16袋で220円の箱入りエリーゼの2本1袋あたりの価格は13.75円。一方、2本×20袋で400円のファミリーサイズは20.0円、2本×8袋170円の袋ビスケットサイズのエリーゼ 北海道ミルクは21.25円。

お菓子やアイスはレギュラーサイズよりファミリーサイズの方が割高というケースが非常に多く、エリーゼもご多分にもれずそのパターンらしい。

エリーゼ食いたきゃ箱買っとけ。

ただ、最近ブルボンの公式サイトから箱入りのエリーゼが消えている模様。16本入りのエリーゼ北海道ミルクや40本入りのエリーゼFSが値上げやステルス値上げする中、箱入りにはそういったアナウンスがないことから、販売終了になった可能性も。

※2022年に販売終了になりました。

どうでもいい話なんだけど、エリーゼといえば赤いパッケージが特徴的で、私の記憶の中にも「エリーゼ=赤」という印象が染みついている。

しかし、昔は黄色いパッケージだったらしいね。

昔のエリーゼのパッケージ

上図は1980年代初頭のパッケージリニューアル後のものらしく、ブルボンの公式サイトを見るに1979年の発売時はまっ黄色のパッケージだったことが伺えます。

…赤にして正解だったと思う。

確認できる限りでは2008年に36本から32本に減らす実質値上げが行われているものの、ブルボン含めお菓子の中ではかなり頑張って内容量を維持している印象。特にこの箱入りエリーゼはな。

もう一度言う、エリーゼ買うなら箱だ! …「販売終了していなければ」の話だが。

※2022年に販売終了になりました。

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