ハイショコラセレクションFSの実質値上げ情報
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メーカー | 株式会社ブルボン |
商品名 | トリュフ&セピアートFS(旧ハイショコラセレクションFS) |
内容量 | 130g |
参考小売価格 | 450円(税別) |
原材料 <ミルクガナッシュ> |
砂糖(国内製造、外国製造)、植物油脂、カカオマス、全粉乳、ミルクシロップ(生乳、砂糖、無脂肪牛乳、植物油脂)、脱脂粉乳、乳糖、洋酒、ココアパウダー、バターオイル、デキストリン/ソルビトール、乳化剤(大豆由来)、酒精、香料(アーモンド由来) |
栄養成分 1個(7.2g) |
エネルギー 40kcal たんぱく質 0.5g 脂質 2.7g 炭水化物 3.5g 食塩相当量 0.01g |
発売日 | 2023年3月(ハイショコラセレクションFSは2006年頃) |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2006年~ | 230g | 400円 |
2008年3月~ | 200g | 400円 |
2009年8月~ | 180g | 400円 |
2014年3月~ | 168g | 400円 |
2016年3月~ | 163g | 400円 |
2017年3月~ | 153g | 400円 |
2023年3月~ | 140g | 400円 |
2023年9月~ | 124g | 400円 |
2024年10月~ | 130g | 450円 |
2025年3月~ | 102g | 450円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2008年3月 230g→200g |
リニューアル |
2009年8月 200g→180g |
リニューアル |
2014年3月 180g→168g |
リニューアル |
2016年3月 168g→163g |
リニューアル |
2017年3月 163g→153g |
リニューアル |
2023年3月 153g→140g |
リニューアル |
2023年9月 140g→124g |
なし |
2024年10月 400円→450円 |
世界的な需要拡大や天候不順等に加え不安定な世界情勢の長期化により、カカオ豆等の原料価格の上昇および資材関係費やエネルギーコストなどの諸経費も高止まりしているため。 |
2025年3月 130g→102g |
世界的な需要拡大や天候不順等に加え不安定な世界情勢の長期化により、カカオ豆等の原料価格の上昇および資材関係費やエネルギーコストなどの諸経費も高止まりしているため。(ほぼコピペ) |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社ブルボン |
2006年 230g 400円 | 菓子日和 |
2008年 200gに実質値上げ | 食@新製品 |
2009年 180gに実質値上げ | 日本食糧新聞 |
2014年 168gに実質値上げ | 食@新製品 |
2016年 163gに実質値上げ | 食@新製品 |
2017年 153gに実質値上げ | 日本食糧新聞 |
2023年3月 140gに実質値上げ | 日本食糧新聞 |
2023年9月 124gに実質値上げ | yodobashi.com |
2024年10月 130g 450円に値上げ | ブルボン ニュースリリース |
2025年3月 102gに実質値上げ | ブルボン ニュースリリース |
ハイショコラセレクションFSの値上げ解説
ブルボンの人気シリーズ「ハイショコラ」の中から複数のチョコレートを詰め合わせた「ハイショコラアソートFS」と双璧を成す存在である「ハイショコラセレクションFS」という商品があるのはご存知でしょうか?
※現在は「トリュフ&セピアートFS」になっている。
私はハイショコラシリーズの詰め合わせがあることは知っていたが、「アソート」「セレクション」の2種が存在しているのは承知していなかった。
…どちらもトリュフとセピアート中心だし、わざわざ分ける必要なくないか?
基本的にアソートとセレクションは「どちらか一方のみ販売」という不文律があり、かつセレクションFSは期間限定の商品を混ぜているのに対し、アソートは定番商品のみで構成されている…などの違いはあるが…
そんな私の個人的な見解は置いておいて、2006年頃に発売されたハイショコラセレクションFSの内容量は、同時期に発売されたアソートFSと同じ230gで、希望小売価格は税別400円。
現在と違いトリュフは入っておらず、今は亡き「アーモンドライト」や「プティングショコラ」が入っていたあたりに時代を感じる。
2008年になると30g減らして200gとなり、翌2009年には180gに実質値上げ。
その後2014年に168g、2016年に163gと徐々に減っていき、2017年には当時のハイショコラアソートFS(160g)を下回る153gになってしまいます。
2023年になると、それまでの「ハイショコラセレクションFS」という商品名から、「トリュフ&セピアートFS」に変更し、内容量をそれまでの153gから140gにステルス値上げ。
しかも苺ムースなどセレクションFSの特徴だったトリュフ・セピアート以外の商品の採用をやめ、トリュフ2種とセピアート2種のみの組み合わせに。これも立派な実質値上げよね。
この発売と同時期にトリュフは56gから42gへとステルス値上げし、セピアートも60gから46gに。どちらも税別130円という点を鑑みるに、売り場によってはトリュフ&セピアートFSの方が割安になる可能性も。
しかし、そのリニューアルから半年後の2023年9月に124gへとステルス値上げ。2024年10月450円に値上げし、2025年3月には一気に28g減らして102g入りに。単純に4粒減った計算に。
にしてもチョコレートって本当に高くなったよね。カカオ豆の相場的には現在と2008年当時でほとんど一緒で、ピークだった2015年に比べれば3分の2くらいになっている。
原材料の価格が上がってきたらすぐに商品価格に転嫁する一方、価格が下がっている時はだんまり。経済的な観点で考えれば仕方ないと頭では分かっているものの、ほんのり腹立たしい感情は隠し切れん。
これはブルボンに限った話ではなく、食品企業すべてに言えることだがな。