ふんわりチョコバームFSの実質値上げ情報
メーカー | 株式会社ブルボン |
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商品名 | ふんわりチョコバームFS(ファミリーサイズ) |
内容量 | 145g(15個・個装紙込み) |
参考小売価格 | 400円(税別) |
原材料 <チョコ> |
液全卵、砂糖、小麦粉、マーガリン(乳成分を含む)、コーンスターチ、植物油脂、ショートニング、オレンジジャム、カカオマス、水飴、食用加工油脂、全粉乳、バター、ココアバター、洋酒、乳糖、液卵黄(卵を含む)、脱脂粉乳/ソルビトール、酒精、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、香料(乳由来)、増粘剤(ペクチン)、酸味料 |
栄養成分 1個(9.3g) |
エネルギー 43kcal たんぱく質 0.6g 脂質 2.4g 炭水化物 4.9g 食塩相当量 0.03g |
発売日 | 2006年 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2006年~ | 195g | 400円 |
2007年9月~ | 185g | 400円 |
2008年8月~ | 175g | 400円 |
2010年9月~ | 185g | 400円 |
2013年10月~ | 175g | 400円 |
2014年10月~ | 165g | 400円 |
2020年5月~ | 155g | 400円 |
2022年6月~ | 145g | 400円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
195g→185g | リニューアル |
185g→175g | リニューアル |
175g→185g | ボリュームアップし、お得感がアップ。 |
185g→175g | 円安や原材料価格の高騰、エネルギーコストの上昇に対応するため。 |
175g→165g | なし |
165g→155g | 各種原材料および運送費の値上がりが継続しており、自助努力のみではコストを吸収することが困難であると判断したため。 |
155g→145g | 世界的な需要拡大や天候不順等により、穀物価格や油脂類の急激な価格高騰、ならびに資材関係費やエネルギーコストが上昇。今後も継続的にコスト上昇が見込まれることから価格改定。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 株式会社ブルボン |
2006年発売時 195g | もぐナビ |
2007年 185gに実質値上げ | 日本食糧新聞 |
2008年 175gに実質値上げ | 食@新製品 |
2010年 185gに実質値下げ | 食@新製品 |
2013年 175gに実質値上げ | 流通ニュース |
2014年 165gに実質値上げ | ブルボン 商品情報 |
2020年 155gに実質値上げ | ブルボン ニュースリリース |
2022年 145gに実質値上げ | ブルボン ニュースリリース |
ふんわりチョコバームFSの値上げ解説
サイコロ状にしたバウムクーヘンをチョコレートやホワイトチョコで挟んだブルボンの傑作「ふんわりチョコバームFS(ファミリーサイズ)」。事務所の置き菓子や来賓用にストックしてあるお菓子としてよく目にするあれですよ。
昔から存在している印象があるふんわりチョコバームFSですが、発売されたのは2006年と思いのほか新しい。もしやミニシルベーヌFSと印象が重なっているのも知れない…と思ったけど、ミニシルベーヌFSは2007年発売ともっと新しいのよね。
このふんわりチョコバームFS(ファミリーサイズ)、2006年の発売時の内容量は195gもあったらしい。しかし翌2007年に400円という価格据え置きで185gに実質値上げされ、2008年にも再び減量され175gに。
しかし2010年のリニューアル時に185gへと増量するなど、若干の迷走感が。価格を据え置いたまま内容量が増えるのは単純に嬉しいが、時代に逆行して実質値下げした背景には何があったのだろう?
微妙な高級感を醸し出しているミニシルベーヌFSとほとんど同じ内容量であることから、ヒエラルキーを明確にするためにあえてふんわりチョコバームFSの内容量を増やしたんだな、きっと…と、勝手に妄想してみる。
「増量」という神対応を行ったふんわりチョコバームFSでしたが、2013年になると実質値上げに舵を切り再び175gに減らされ、翌年2014年にはさらに減って165gへ。
2020年には原材料や運送費の高騰を理由に155g、2022年にも同様の理由により145gへと実質値上げされ現在に至る。いきなり容赦なくなったなブルボン。
ちなみに、ふんわりチョコバームの1個当たりの重量は2007年時点では9.5g、その後9.0gになり、現在は9.3gという推移を辿っている模様。
ブルボンのファミリーサイズは比較的内容量が多い中で、ふんわりチョコバームFSは145g、ミニシルベーヌFSは141gと少なめ。一方でふんわりチョコバームに近しい存在ともいえる「ミニバームロール」は180gだから悩ましいよね。
しっかりとしたチョコ感を味わいたいならミニシルベーヌFSだし、ホワイトチョコが3度の飯より好きだというなら量が多いミニバームロールが選択肢に入る。
一方でふんわりチョコバームの売りは層状になったバウムクーヘン生地だろう。ここに価値を見出せるかどうかがポイントかと。
「バウムクーヘンとかウエハースとか、ついつい層を剥がしながらちまちま食べちゃうよね~」という、私のような貧乏人ならふんわりチョコバームがおすすめ。
気が済むまで剥がせ! 1個を10枚くらいにばらして食べれば、なんかもうすごく得した気分ですよ。「いっぱい食べた~」という偽りの満足感と、してやったりの虚しい達成感で満たされることだろう。
…実質値上げでずいぶん量が減ってしまったのだから、このくらい許されるよね?