じゃがりこサラダの値上げ・実質値上げ情報

じゃがりこサラダの値上げ情報
メーカー カルビー株式会社
商品名 じゃがりこサラダ
内容量 57g
参考小売価格 185円
原材料 じゃがいも、植物油、乾燥じゃがいも、脱脂粉乳、粉末植物油脂、乳等を主要原料とする食品、食塩、乾燥にんじん、パセリ、こしょう/乳化剤(大豆を含む)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.C)、香料
栄養成分
1箱(57g)
エネルギー 285kcal
たんぱく質 4.1g
脂質 13.7g
炭水化物 36.2g
食塩相当量 0.8g
発売日 1995年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
1995年~ 63g 120円
1997年時点 63g 130円
2002年時点 63g 150円
2004年10月~ 65g 150円
2007年2月~ 60g 150円
2022年1月~ 57g 150円
2022年9月~ 57g 165円
2023年6月~ 57g 175円
2024年6月~ 57g 185円

参考サイト
公式サイト カルビー株式会社
1996年 63g 120円 日本食糧新聞
1997年 63g 130円 カルビー ニュースリリース
2002年 150円 日本食糧新聞
2004年 65gに増量 カルビーニュースリリース
2007年 60gに実質値上げ カルビーニュースリリース
2022年1月 57gに実質値上げ カルビーニュースリリース
2022年9月 165円に値上げ カルビー ニュースリリース
2023年6月 175円に値上げ カルビー ニュースリリース
2024年6月 185円に値上げ カルビー ニュースリリース

じゃがりこサラダの値上げ解説

カリカリザクザク食感が特徴的なカルビーの「じゃがりこ」。その中で最もベーシックなフレーバーがサラダになります。…「フレーバー」って言葉、ちょっと気取った感じで地味にイラっとするな。

そんなじゃがりこサラダ、「昔に比べてずいぶん量が減ったな~」「なんか短くなったな」と感じている人も多いのではないでしょうか?私自身そう感じていました。実際容器の高さは発売当初よりかなり低くなっていますからね。

じゃがりこ容器の大きさの歴史

ただ、実際に内容量が大きく減少しているかというと実際はそうでもないようです。

1995年の発売時、じゃがりこサラダの内容量は63gで価格は120円。

1995年の発売当初は新潟・長野地区のみのテスト販売だったものの、ポテトチップスうすしおを上回る売り上げを叩きだしたことから、1996年に関東圏で発売。徐々に販売域を増やし、全国展開した段階では130円になっていました。

そして2002年時点ではなぜか150円に。

「こんなに売れるんだから120円や130円じゃもったいねぇよ。もっと消費者から搾り取ってやろうぜ!」というカルビーの声が聞こえてくるようだ。

しかし、2004年のリニューアルで65gに増やされていたという驚きの事実が。その後2007年に馬鈴薯(じゃがいも)の不足を理由として60gに減らされたものの、10年以上にわたって60gという内容量を維持。

しかし2022年1月に、じゃがいもの不作や原材料価格の上昇を理由に57gに実質値上げ。世界的に新型コロナウイルスによる規制が解除される中で原油や各種農作物などが軒並み高くなった時期なので、このくらいの減量は致し方ないのかなと。

…そう自分に言い聞かせ、ステルス値上げの事実をやっと飲み込めたと思ったら、カルビー様は2022年9月に165円へ値上げ。さらに2023年6月175円、2024年6月には185円に値上げですよ。恐ろしく高くなった。

ところでこのじゃがりこ、容器を開けた際のスカスカ感をなくすため容器の高さを徐々に低くするという施策を施しており、それが「小さくなった」という印象を与える原因になっている模様。

1995年から25年以上経っているにもかかわらず、発売時に比べ内容量が6gしか減っていないというのはかなり良心的か。ポテトチップスやかっぱえびせんは1~2割くらい減っているからね。

ただ、ポテトチップスやかっぱえびせんなど他のスナック菓子と違い、じゃがりこは元々の内容量が少なめなんですよね。元から利益率が高い商品だからこそシュリンクフレーション(実質値上げ)も最小限に抑えられているのかも。

事実、ケチな私は内容量が少ないじゃがりこを買うことはない。人生の中でじゃがりこを買った記憶がないのです。貰ったのを食べて「カリカリザクザクうま~」とは感じたが、自分で買うにはちと高い。

私の“買い”の基準はあくまでも「1g=1円以下」だからな。

じゃがりこの内容量は発売時から6gしか減っていない点は素晴らしい。しかし以前に比べ安売りしなくなった印象も。

唯一無二と言っても過言ではないじゃがりこのザクザク食感。他メーカーから模倣品が出てくる気配はないため、この食感を味わいたいなら高い金出してじゃがりこを買うしか選択肢がないのは痛い。

どこか出せばいいのに模倣品。トップバリュあたりが湖池屋に作らせるとか…

余談ですが、じゃがりこサラダの57gに対し、同じく定番品であるじゃがりこチーズやじゃがりこバターは55gと、サラダの方が内容量は若干多い。私と同類のドケチ人間の方々は参考にしてください。

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