さやえんどうの実質値上げ情報

さやえんどうの値上げ情報
メーカー カルビー株式会社
商品名 さやえんどう
内容量 26g・61g
参考小売価格 150円(税別)
原材料 えんどう豆、植物油、ライスグリッツ、食塩 / 調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料(小麦・大豆を含む)、酸化防止剤(ビタミンC)
栄養成分
1袋当たり
(61g)
エネルギー 286kcal
たんぱく質 10.7g
脂質 14.0g
炭水化物 32.9g
食塩相当量 0.7g
発売日 1993年

さやえんどう レギュラーサイズ
年月日 内容量 想定価格(税込)
2000年10月~ 80g 130円
2007年7月~ 70g 130円
2019年7月~ 67g 130円
2022年6月~ 61g 130円
2022年11月~ 61g 150円
2023年6月~ 61g 160円

さやえんどう ミニサイズ
年月日 内容量 想定価格(税込)
2000年10月~ 28g 40円
2007年7月~ 26g 40円
2022年6月~ 26g 45円
2022年11月~ 26g 55円
2023年6月~ 26g 60円?

参考サイト
公式サイト カルビー株式会社
2000年 80g130円 カルビーニュースリリース
2007年 70gへ実質値上げ カルビー ニュースリリース
2019年 67gに実質値上げ カルビー ニュースリリース
2022年 61gにステルス値上げ カルビー ニュースリリース
2022年11月 150円に値上げ カルビー ニュースリリース
2023年6月 160円に値上げ カルビー ニュースリリース

さやえんどうの値上げ解説

春から夏にかけて旬となるさやえんどう(絹さや)の形を模したスナック菓子であるカルビーの「さやえんどう」。なんのひねりもないな。

発売時となる1993年の価格や内容量は不明ですが、2000年時点では80g入り130円というのが確認できます。2007年には12.5%減となる70gへステルス値上げ(実質値上げ)。この頃のカルビーは片っ端から値上げを行っている。

その後は長期にわたり70gを維持していたものの、10%への消費税増税が迫る2019年7月に67gへ。そして2022年6月には61gにステルス値上げ。昔は袋にけっこう入っていた印象だったが、もはやスカスカですよ。

また、他のカルビーの商品の動向を見るに、1998年頃のさやえんどうの想定価格は118円くらいだったと思われる。2000年時点で130円の商品は大体が1998年時点で118円ですからね。

しかし、さやえんどうやかっぱえびせん、サッポロポテトなど、カルビーの130円シリーズ(?)のスナック菓子は2022年11月に終わりを告げる。なぜなら2022年11月から130円のスナック菓子を150円に値上げし、さらに2023年6月には160円になるから。

新型コロナからの回復や、ロシアによるウクライナ侵攻により、2022~2023年はお菓子を含め様々な商品が値上げされ多のは確か。それにしてもカルビーの値上げっぷりは容赦ない印象ですけどね。

ところでこの「さやえんどう」、パッケージに「食物繊維たっぷり」と書いてあり、かつ油の使用を極力避けていることもあって“ちょっと健康的なスナック菓子”という印象がある。しかしなんとも胡散臭い…

で、実際の食物繊維量を見てみると61g入り時点で食物繊維7.1gとある。炭水化物量は32.9gと他のスナック菓子と大差ないものの、食物繊維が多めな分だけ糖質は控えられています。ちょっとだけどな。

ところで豆系のスナックといえばさやえんどうより東ハトの「ビーノ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実際私もどちらかといえばビーノの方が馴染みがある。

ちょっと調べてみたら内容量はさやえんどうの61gに対しビーノが65g。ビーノの方が量が多いうえに、カルビーのさやえんどうは2022年に大幅値上げされたこともあって、価格はビーノの方が安い。

食べた印象としては、ある程度塩気が効いていてサクサク、いかにもスナック菓子らしい食感なのがさやえんどう、塩気が少なく素朴、豆の風味がありやや独特の軽い食感が売りのビーノといったところ。

ちなみに発売日はさやえんどうの1993年に対しビーノは1991年。悪く言えばさやえんどうは“二番煎じ”となる。そういえばポテトチップスも湖池屋の二番煎じだったが、巧みな広告・商品展開で先発を喰い首位に躍り出たのよね。

個人的にはさやえんどうよりビーノの方が好き。でもカロリー的にはさやえんどうが61gで約286kcal、ビーノが65gで395kcal。ずいぶんとカロリー控えめだな、さやえんどうの野郎!

参考小売価格ベースでの価格はさやえんどうの方が20円ほど高いものの、カロリーは約100kcal少ないためヘルシー。

体重や摂取カロリーを気にする私としては、さやえんどうがここまで低カロリーだとこっちを選びたいところだが…内容量4gと実勢価格10~20円の差は如何ともしがたい。

同じ売り場に売られていたら、貧乏な私は結局ビーノを手に取るんだろうな。

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