やみつきもろこしの実質値上げ情報
メーカー | カルビー株式会社 |
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商品名 | やみつきもろこし(旧焼きもろこし) |
内容量 | 26g・72g |
参考小売価格 | 150円(税別) |
原材料 | コーングリッツ、植物油、スイートコーンパウダー、ぶどう糖、砂糖、粉末しょうゆ(大豆を含む)、小麦粉、しょうゆ風味調味料、食塩、たん白加水分解物、粉末みそ/調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、着色料(カロチノイド、カラメル)、酸味料、甘味料(ステビア、甘草)、酸化防止剤(V.C) |
栄養成分 1袋当たり (72g) |
エネルギー 385kcal たんぱく質 4.1g 脂質 21.5g 炭水化物 43.7g 食塩相当量 0.9g |
発売日 | 1989年 |
やみつきもろこし レギュラーサイズ | ||
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年月日 | 内容量 | 想定価格(税込) |
2001年4月~ | 90g | 130円 |
2007年7月~ | 85g | 130円 |
2010年9月~ | 70g | 130円 |
2015年9月~ | 75g | 130円 |
2018年4月~ | 72g | 130円 |
2022年6月~ | 72g | 140円 |
2022年11月~ | 72g | 150円 |
2023年4月~ | 販売終了 |
やみつきもろこし ミニサイズ | ||
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年月日 | 内容量 | 想定価格(税込) |
2000年10月~ | 28g | 40円 |
2007年7月~ | 26g | 40円 |
2022年6月~ | 26g | 45円 |
2022年11月~ | 26g | 55円 |
参考サイト | |
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公式サイト | カルビー株式会社 |
2001年 90g130円 | 日本食糧新聞 |
2007年 85gへ実質値上げ | カルビーニュースリリース |
2011年 70g | カルビー公式サイト |
2015年 75gに増量 | カルビー公式サイト |
2022年6月 140円に値上げ | カルビー ニュースリリース |
2022年11月 150円に値上げ | カルビー ニュースリリース |
2023年4月 販売終了 | カルビー 商品情報 |
やみつきもろこし(旧焼きもろこし)の値上げ解説
ポテトチップスやかっぱえびせんなど超有名スナック菓子がひしめくカルビーの商品において、マイナーと言わざるを得ないのが「やつみきもろこし」。「え?焼きもろこしじゃなくて?」と感じる人もいるでしょう。
このやみつきもろこし、数年前までは確かに「焼きもろこし」という名で売られていました。しかし2018年になって名称変更しています。
そもそもこの商品、焼きもろこし時代から他の商品に診られるような積極的なフレーバー展開は行われておらず、話題も少なめ。やみつきもろこし改名時にもニュースリリースすら存在しないことからカルビー社内でも窓際族か。
とはいえ歴史はそれなりにある商品で、発売からすでに30年以上が経過している。そうなると当然ながらそれなりに値上げやステルス値上げが行われていると考えるのが自然ですよね。
やみつきもろこしの前身である焼きもろこしの内容量や価格について、確認できる範囲で最も古いものは2001年。当時は内容量90gに対し価格は130円でした。ほんと昔のお菓子は内容量多かったよね。
しかし、2007年のリニューアルにより内容量は85gに減らされ、2010年には一気に70gへ。もしかしたら同時に若干の値下げが行われたかも…でも仮に値下げがあったとしても内容量の減少率ほどの値下げはまず考えられない。つまりは実質値上げ。
ちょっと驚いたのは2015年のリニューアル。70gから75gに内容量を増やしたうえで、従来の全国販売から中国、四国、九州のみの地域限定販売に切り替えたのです。近畿以東ではあまり売れなかったんだろうね。
明治のカールが関西以西限定になったのと同様の措置なんだろう。
あまり売れない地域への展開を中止し売れる地域に集中させることでコストを削減、それを実質値下げという形で商品に転嫁し商品価値を高めた…といったところか。勝手な予想だけど。
そして2018年には名称を現在の「やみつきもろこし」に変更した上で72gに実質値上げ。結局減らすんかい。
また、2022年6月から140円に値上げし、同年11月にはさらに150円へと値上げ。
やみつきもろこしは中国、四国、九州地方限定とあって茨城県在住の私がこの商品を売り場で目にすることはない。全国で売られていた当時を思い返してみても、買った記憶どころか食べた記憶すらない。だから内容に関しては評価のしようもない。
まあ通販を利用すれば購入することは容易だが…当サイトは味や内容を評価するものではないため、買うことはないだろうな。ネットで買おうとすると1袋100円以上するし送料もかかるし。
にしても「やみつきもろこし」というネーミング…だっさ…以前の「焼きもろこし」なら味の想像もつきやすいのに、なんであえて変えたんだ? なにか大人の事情があるのだろうか? 商標とか権利の関係とか?
どのみち私には無縁の商品。仮に食べる機会があったとしても「スコーンで十分じゃね?」ってなる気がする。たぶん“やみつき”になることはないだろう。
そして、結局一度も口にすることがないままやみつきもろこしは2023年4月に販売終了。地域を限定してもダメだったか…