カルビー ポテトチップス BIGBAGの値上げ情報

カルビー ポテトチップス BIGBAGの値上げ情報
メーカー カルビー株式会社
商品名 ポテトチップス BIGBAG(ビッグバッグ)
内容量 160g(※2026年2月から150g)
参考小売価格 オープン価格
原材料
(うすしお)
じゃがいも、植物油、食塩、デキストリン/調味料(アミノ酸等)
栄養成分
100g当たり
エネルギー 560kcal
たんぱく質 5.2g
脂質 36.0g
炭水化物 53.9g
食塩相当量 0.9g
発売日 2002年3月

年月日 内容量 参考小売価格
2002年3月時点 180g オープン価格
2007年1月~ 160g オープン価格
2008年11月~ 170g 値上げ
(278円)
2019年6月~ 170g 2.9~6.3%値上げ
(300円)
2022年2月~ 152g オープン価格
(300円)
2022年9月~ 152g 10~20%
値上げ
2023年6月~ 160g 値上げ
(350円)
2026年2月~ 150g オープン価格
(350円)

参考サイト
公式サイト カルビー株式会社
2002年 180g カルビーニュースリリース
2007年 160gに実質値上げ カルビーニュースリリース
2008年11月 値上げ ORICON NEWS
2019年6月 値上げ カルビー ニュースリリース
2022年2月 152gに実質値上げ カルビーニュースリリース
2022年9月 10~20%値上げ カルビー ニュースリリース
2023年6月 増量&値上げ カルビー ニュースリリース
2026年2月 150gに実質値上げ カルビー ニュースリリース

カルビー ポテトチップスBIGBAGの値上げ解説

数あるスナック菓子の中において絶大な人気を誇るカルビーのポテトチップス。近年は60g入の食べきりサイズが主流になる中、心ゆくまでポテトチップスを貪ることができる大容量版「ポテトチップスBIGBAG(ビッグバッグ)」。

カルビーのポテトチップスにこのBIGBAG(ビッグバッグ)が仲間入りしたのは2002年。カルビーは2000年以前からポテトチップスの価格をオープン価格としてるため明確な値段は分からないものの、内容量は180gとなっていました。

しかし2007年に160gにステルス値上げ。翌2008年には原材料価格や原油価格の高騰を理由に価格面での値上げに踏み切るも、内容量は10g増やして170gに。

相変わらずのオープン価格であるため、ポテトチップスBIGBAGの価格がどのくらい高くなったのかは不明ながら、5~7%の値上げとのこと。160gから170gへの増量は約6%であるため、最小限の値上げに抑えた良心的な対応と言えるのかも。

その後10年以上にわたってこの規格と価格を維持するも、2019年に値上げを行います。理由・建前は物流費や原材料価格の上昇というお決まりのパターン。

それでも2002年の発売時から10gの減少に留まっており、価格の値上げも2回の合計は約10~15%ほどと、他のお菓子に比べれば頑張っている印象。

が、2022年1~2月に、それまでの170gから152gへと約10%の実質値上げ。ただ、カルビー的には「内容量変更」ではなく、これまでのポテトチップスBIGBAGを終売としたうえで、新規格のBIGBAGを新発売という体らしい。往生際が悪いな。

追い打ちをかけるように2022年9月に10~20%の値上げ。

また、2023年6月には2022年と同様に、152gのビッグバッグを終売し160gの新規格商品として新発売する。価格は他商品の値上げ(3~15%)を加味したものになるとのことなので、増量したビッグバッグはかなり値上げされた可能性も。

特売時にビッグバッグが198円で売られているのを見る機会はなくなるだろうな。

さらに2026年2月には150gへとステルス値上げ。2023年に152gから160gへの増量を大義名分とし値上げしたにもかかわらず、結局150gへと減らして価格は値上げしたまんま…ほんと質悪い。

このポテトチップスBIGBAG(ビッグバッグ)、大量に入っていることから一見「お徳用」っぽいが、近年の「大容量・マルチパックの方が割高」の例にBIGBAGも当てはまるのか気になるところ。

その辺のスーパーやドラッグストアで売られている55g入り食べきりサイズの実勢価格は税別98円くらい。一方のBIGBAGは278~298円くらいでしょうか。

仮にこの条件で食べきりサイズを3つ買うとすると、計165gで税別294円。一方のBIGBAGは160gで278~298円。ほとんど変わらないことから、特売時に安くなっている方を買えばよろしいかと。

ただし一般的なBIGBAGにはチャックが付いていないため、一度開封するとついつい食べ過ぎてしまう危険が。あれよあれよと1袋食べきってしまい、後から罪悪感と胸焼けに苛まれるパターンですよ。中年の胃は揚げ物に弱いのだ。

そこへいくと、食べきりサイズ3袋は1袋食べきったところでブレーキが効く。大量のポテトチップスが1袋に入っているというのはある意味で“ロマン”だが、一方で「食べ過ぎる」「湿気る」といったデメリットが存在するのも確か。

そんなカルビーのポテトチップスのレギュラー商品の中で最大容量を誇るBIGBAG(ビッグバッグ)ですが、実はこれ以上の大容量版が存在するんですよね。その名も「カルビー ポテトチップスSUPERBIG(スーパービッグ)」。

カルビー ポテトチップス SUPERBIG

主に会員制倉庫型スーパーである「コストコ」に売られており、価格は税込600~650円ほど。ネットでも売られているが、ほぼ100%コストコより割高なので、気になる人はコストコで買った方が幸せになれる。

ちなみに、2022年までは500g入りで500~550円だった。コストコにもしっかりと値上げの波は押し寄せているんだね。

ただ、これだけ大容量でも割安感はほとんどないあたり、「ポテチは安売りせんぞ!」というカルビーの執念が見て取れる。

そもそも、472gものポテトチップスが1袋に入っているわけだから、一度封を開けたら速やかに食べ切らねば湿気てしまう。だから食う。無心で食う。最後の方は「ポテトチップスを味わう」というよりは、もはや義務感である。

そして逆流性食道炎や通風が悪化すると。

そこへいくとポテトチップスBIGBAGは現実的な内容量といえる。150gへのステルス値上げも、もしかしたら私達の健康を考慮したカルビーの配慮なのかもしれない。

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