ミニシルベーヌFSの実質値上げ情報

ミニシルベーヌFSの実質値上げ情報
メーカー 株式会社ブルボン
商品名 ミニシルベーヌFS(ファミリーサイズ)
内容量 141g(15個・個装紙込み)
参考小売価格 400円(税別)
原材料
<バニラ>
砂糖、小麦粉、液全卵、植物油脂、カカオマス、全粉乳、ショートニング、食用加工油脂、ココアバター、異性化液糖、洋酒、加糖脱脂練乳、ココアパウダー、乾燥卵黄(卵を含む)、水飴、還元水飴、クリーミングパウダー(乳成分を含む)、クリーム(乳成分を含む)、乳糖、食塩/ソルビトール、酒精、乳化剤(大豆由来)、香料(乳由来)、膨脹剤、着色料(アナトー、ウコン)
栄養成分
1個(9g)
エネルギー 44kcal
たんぱく質 0.6g
脂質 2.7g
炭水化物 4.5g
食塩相当量 0.02g
発売日 2007年9月


価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2007年9月~ 180g(19個) 400円
2008年8月~ 170g(18個) 400円
2013年10月~ 160g(17個) 400円
2020年5月~ 151g(16個) 400円
2022年6月~ 141g(15個) 400円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
180g→170g リニューアル
170g→160g 円安や原材料価格の高騰、エネルギーコストの上昇に対応するため。
160g→151g 各種原材料および運送費の値上がりが継続しており、自助努力のみではコストを吸収することが困難であると判断したため。
151g→141g 世界的な需要拡大や天候不順等により、穀物価格や油脂類の急激な価格高騰、ならびに資材関係費やエネルギーコストが上昇。今後も継続的にコスト上昇が見込まれることから価格改定。

参考サイト
公式サイト 株式会社ブルボン
2007年発売時 180g 日本食糧新聞
2008年 170gに実質値上げ 食@新製品
2013年 160gに実質値上げ 流通ニュース
2020年 151gに実質値上げ ブルボン ニュースリリース
2022年 141gに実質値上げ ブルボン ニュースリリース

ミニシルベーヌFSの値上げ解説

そこはかとなく高級感が漂うブルボンのチョコレート菓子「シルベーヌ」にファミリーサイズが追加されたのが2007年。「ミニシルベーヌFS」という商品名で、内容量は180g、参考小売価格は400円でした。

しかし、発売から1年足らずの2008年8月には価格を据え置いたまま170gに実質値上げ。2013年には原材料価格や円安などを理由に160gに減らしています。

2020年には原材料および運送費の値上がりなどを背景に151gへ減量し、2022年にはさらに1個減って計15個・141gに実質値上げ。1個9gという点は変わらないものの、2007年当時に比べ入っている数は5個減ってしまったことになります。

このミニシルベーヌFS(ファミリーサイズ)、発売から一貫して通常のシルベーヌと、「チョコ版」ともいえるシルベーヌの2種類が楽しめる点で一貫している。

私のようなチョコ好きの人間の場合、赤い袋(ココア)ばかりが減っていく…という現象が起こりがちだが、美味しいものを最後に取っておきたい心理が働く場合、頑張って白(バニラ)を先に消費してみたり…

ミニシルベーヌFS 白いバニラと赤いココア

そんなくだらない自分ルールで必死に白を消費しているのを尻目に、家族などに残りの赤を食いつくされる被害が多発しているとかしていないとか。

そんなチョコ好きに好評のミニシルベーヌFSのココアだが、実は微妙にグレードダウン(?)していることをご存知でしょうか?

そう、以前は「ココア」ではなく「ガナッシュ」だったのだ!

以前のミニシルベーヌFSのココアはガナッシュだった

ココアのスポンジにチョコレートコーティングという点は変わらないものの、以前のミニシルベーヌFSは「ガナッシュ」の名が示す通り、クリームもチョコだったのです。現在より濃厚な“チョコ感”だったのは想像に難くないでしょう。

バニラクリームがいいのか、チョコクリームがいいのかについては好みが分かれる問題でしょうが、バニラとチョコの2種類が楽しめるというパッケージなのですから、チョコは可能な限りチョコらしくあって欲しかった。

チョコ好きの私から見れば、チョコクリームからバニラクリームへの変更というのは完全なるステルス値上げ。実際、2種類のクリームを用意するよりバニラクリームで統一したほうがコストがかからないというのが主な目的なんだろうし。

実質値上げで量は減らすわ、ガナッシュをココアにグレードダウンさせるわ、色々と残念な面も目立つミニシルベーヌFS。美味しいことは確かなんだけどね…

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