ブランチュールのステルス値上げ情報

ブランチュールのステルス値上げ情報
メーカー 株式会社ブルボン
商品名 ブランチュール
内容量 7.8g×10個(78g)
参考小売価格 200円(税別)
原材料 砂糖、小麦粉、液卵白(卵を含む)、全粉乳、植物油脂、ショートニング、マーガリン、ココアバター、バター、ホエイパウダー(乳成分を含む)、乳糖、水飴、食塩、コーヒー/トレハロース、乳化剤(大豆由来)、着色料(カラメル)、膨脹剤、香料(乳由来)
栄養成分
1個(7.8g)
エネルギー 44kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 2.7g
炭水化物 4.4g
食塩相当量 0.03g
発売日 1990年代

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
~2008年7月 8.3g×12個
(99.6g)
200円
2008年7月~ 7.8g×11個
(85.8g)
200円
2018年9月~ 7.8g×10個
(78g)
200円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
8.3g→7.8g
12個→11個
原油価格の高騰や国際的需給バランスの変化などによる諸原材料価格の高騰に対処するため。
11個→10個 各種原材料や燃料費、運送費などの値上がりが続き、自助努力のみのコスト吸収が困難であるとの判断に至ったため。

参考サイト
公式サイト 株式会社ブルボン
2008年 8.3g×12個 Kcal手帳
2008年 7.8g 11個に実質値上げ チョコ厨
2018年 10個に実質値上げ 食@新製品

ブランチュールの値上げ解説

アルフォート、ガトーレーズンと同じ「スイートセレクションシリーズ」にカテゴライズされているブルボンのお菓子「ブランチュール」。ホワイトチョコをラングドシャでサンドした逸品でございます。

発売された明確な時期は不明ながら、スイートセレクションの一角でブルボンきっての人気を誇るアルフォートが1994年、ガトーレーズンが1998年発売という点を鑑みるに、ブランチュールの発売は1990年代半ばと思われます。

価格に関しては、他のスイートセレクションと同じ税別200円で、発売以来現在に至るまで値上げなどの変更はありません。一方で内容量は確認できる限り2回実質値上げが行われています。

少なくとも2007年時点でのブランチュールの内容量は、1個8.3gの12個入、計99.6gとなっていました。しかし2008年7月に原材料価格の高騰などを背景に1個を7.8gに小さくしたうえ、1個減らして11個入にするステルス値上げを実施。

同時期に同じスイートセレクションのアルフォートが11.3g×12枚から10.1g×11枚に、ガトーレーズンが19g×6個から17g×6個に減らされていることを考えれば、ブランチュールの容量減は必然ともいえる。

また、2018年9月にも1個減らす実質値上げを行い、現在は10個入となっています。つまりブランチュールは2008年以前に比べ0.5g分小さくなったし、量も2個減ったことになる。合計の減少率はおよそ22%といったところ。

スイートセレクションの3種を単純に目方だけで比較するなら、アルフォートが10.1g×10枚(101g)、ガトーレーズンが17g×5個(85g)なのに対し、ブランチュールは7.8g×10個(78g)と一番少ない。なんかちょっと損した気分?

アルフォート・ブランチュール・ガトーレーズン

ただ、ブランチュールには繊細なラングドシャの食感と、ラングドシャからはみ出るホワイトチョコが織りなす上品さがある。3種それぞれのキャラクターに明確な違いがあるため、どれが良いかは価値観によって異なってくるでしょう。

にしてもこのブランチュール、あの銘菓にそっくりだと思わない? そう、北海道の「白い恋人」です。

ブランチュールと白い恋人

はみ出しているホワイトチョコといい、ラングドシャクッキーでサンドしている点といい、ほぼ丸パクリですよね。白い恋人の発売は1976年なので、パクったのはもちろんブランチュールの方。

六花亭のバターサンドをパクったガトーレーズンやレザンヌや、ヨックモックをパクったルーベラを見るに、ブルボンも結構えげつない商売しているよね。

しかし、世の中にはブランチュール以上に白い恋人をパクった商品が溢れている。セブンイレブンのプライベートブランド「セブンプレミアム」から販売されている「ホワイトチョコ ラングドシャ」もそのひとつ。

セブンプレミアム ホワイトチョコ ラングドシャ

形はブランチュールそっくりだが、ラングドシャに焼目が付いていない分、より白い恋人に寄せている印象。ブランチュールと白い恋人の間を取ったような商品。

実際食べてみると、ブランチュールはラングドシャがある程度主張しているのに対し、セブンプレミアムのホワイトチョコ ラングドシャは白い恋人同様ホワイトチョコが主役で、目をつぶったら分からないレベル。もうほとんど白い恋人ですよ。

あ…この商品もブルボン製だった…。

セブンプレミアム ホワイトチョコ ラングドシャはブルボン製

他人のふんどしで相撲を取りつつも、利益をガッツリ確保するためにステルス値上げ。他ブランドの製造を請け負う時は丸パクリも辞さない。庶民に寄り添うみんなの味方、ブルボン、ブルボンでございます。

え?「そんな辛辣なこと書いているお前はどれを買うんだよ」だって?

人から貰うならどれでもいい、自分で買うならブランチュールかホワイトチョコ ラングドシャ。要はブルボン製以外買わない。白い恋人? 7割引にして出直してこい。貧乏人なめるなよ。

贈答用やおみやげであれば白い恋人を買わざるを得ないだろうが、自分で食べるなら味に遜色ないブルボンのブランチュールやOEM商品(他ブランド向け商品)で十分。それだけの質を備えながら実売価格150~180円というあたりはさすがブルボン。

大量生産を背景に銘菓をパクって安く売るという点についてはアレだが、我々貧乏人にとっては非常にありがたい話である。

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