小梅(袋)のステルス値上げ情報

ロッテ 小梅(袋)の実質値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 小梅(袋)
内容量 60g
参考小売価格 220円(税別)
原材料 砂糖、水あめ、濃縮梅果汁、梅肉パウダー、梅ピューレ、梅エキス/酸味料、アントシアニン色素、香料
栄養成分
1粒(2.7g)
エネルギー 10kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 2.6g
食塩相当量 0.005g
発売日 1974年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2000年時点 76g 150円
2001年~ 78g 150円
2004年頃~ 68g 150円
2024年3月~ 60g 220円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
78g→68g なし
68g→60g
150円→220円
引き続きエネルギーコストの上昇に伴う物流費高騰や人手不足による人件費の上昇、多くの原材料・包装資材の価格高騰が続いており、やむを得ず価格改定および内容量変更を実施。

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2000年 76g 150円 ロッテ 商品紹介
2001年 78gへ実質値下げ ロッテ 商品紹介
2004年 68g ロッテ ニュースリリース
2024年 60gに実質値上げ
220円に大幅値上げ
ロッテ ニュースリリース

小梅(袋)の値上げ解説

小梅ちゃん可愛いよ(*´Д`)ハァハァ。

梅味の飴といえば真っ先に「小梅」が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。すっぱい梅パウダーや、1袋に2個しか入っていない大玉の存在が小梅を強く印象付けている…そんな商品。

2000年時点での内容量と価格を調べてみると、内容量76gに対し価格は税別150円でした。価格に関してはオープン価格化などがあったものの現在まで約150円を維持している一方、内容量は若干変化している。

2001年頃のロッテのサイトを見るに「78g」の表記が。地味に実質値下げしたということだろうか?小梅の小玉は2.6g程度ということもあり、1個増えたのか? あくまでも推測の域を出ないが。

しかし2004年頃には価格据え置きで68gへ実質値上げ。

この68g入り150円という内容量と価格、2004年のステルス値上げ以来20年にわたり守り続けていました。様々なお菓子が値上げされる中、ロッテの良心といえる存在だったのではないでしょうか。

し・か・し、だ。

2024年にロッテはガムやキャンディを中心とした値上げを行い、小梅(袋)は一気に220円へと大幅値上げ。加えて内容量を従来の68gから60gに減らすという、信じられないような鬼対応に打って出たのです。

さすがに目を疑ったよ。「少し前まで確かに参考小売価格150円だったはずなのに、いきなり220円って…しかも内容量も減らしてるし…」ってね。

しかしこれは純然たる事実。小梅は血も涙もない大人になったらしい。

ま、それはそれとして小梅ちゃん可愛いよね。明治生まれの15歳ということで思春期真っ盛りですよ。ちょっと内気で料理が得意。野郎共の理想像といえるのかもしれない。さすがにちょっと若すぎるが。

がしかし! 小梅ちゃんは真とかいう17歳の男に恋をしているの!! その恥じらいや憂いがパッケージのあの表情ということか!

チッキショ~~~~~~!!

…でも、あんなに可愛らしい小梅ちゃんも、30年後にはアレになるんでしょ?

小梅ちゃんと小梅太夫

時の流れは残酷だな…

ちなみに、長らく小梅は中央部に梅ペーストが入っており、小玉には梅パウダーがまぶされ、また大玉が2個入っているというのも大きな特徴だった。

しかし大幅値上げ&ステルス値上げを行った2024年3月にリニューアルを行い、大玉と梅ペーストを廃止し、小玉の特徴だった梅パウダーもなくなった。つまり平凡な梅飴に成り下がったわけだ。

私は“大玉いらない派”であったため、大玉廃止は構わない。しかし梅ペーストと梅パウダーまでなくして「小梅です」と言われてもねぇ…もはや「小梅」という名前だけ引き継いだ別物だよね。

ああそうか、今はもう小梅太夫なんだっけな。

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