クランキービスケットの実質値上げ情報
![]() |
|
---|---|
メーカー | 株式会社ロッテ |
商品名 | クランキービスケット |
内容量 | 11g×8枚 |
参考小売価格 | 200円(税別) |
原材料 | 小麦粉、砂糖、ショートニング、全粉乳、小麦全粒粉、カカオマス、植物油脂、ココアバター、モルトパフ、脱脂粉乳、全卵、食塩、モルトエキス/膨張剤、乳化剤(大豆由来)、トレハロース、香料、着色料(パプリカ色素、カラメル、クチナシ) |
栄養成分 1枚(11g) |
エネルギー 57kcal たんぱく質 0.8g 脂質 2.8g 炭水化物 7.0g 食塩相当量 0.071g |
発売日 | 1993年11月 |
価格・内容量推移 | ||
---|---|---|
年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
1993年11月~ | 不明 | 150円 |
2000年時点 | 8枚 | 200円 |
2003年頃~ | 12g×9枚 | 200円 |
2010年~ | 12g×8枚 | 200円 |
2012年~ | 11.5g×8枚 | 200円 |
2014年~ | 11g×8枚 | 200円 |
2022年7月~ | 11g×8枚 | 出荷価格 3~9%値上げ |
値上げ理由・建前 | |
---|---|
タイミング | 公表内容 |
8枚→9枚 | なし |
9枚→8枚 | なし |
12g→11.5g | なし |
11.5g→11g | なし |
出荷価格 3~9%値上げ |
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。 |
参考サイト | |
---|---|
公式サイト | 株式会社ロッテ |
2000年 8枚 200円 | ロッテ商品紹介 |
2003年 9枚入 | ロッテ ニュースリリース |
2010年 8枚へ実質値上げ | ロッテ 商品カタログ |
2014年 11gへ実質値上げ | amazon |
2022年 出荷価格値上げ | ロッテ ニュースリリース |
クランキービスケットの値上げ解説
全粒粉入りのビスケットでクランキーチョコをサンドした、その名も「クランキービスケット」。そのまんまだな。
1993年の発売時の価格は150円と現在より安かったことから、枚数は5~6枚くらいしか入っていなかったのかもしれない。よく分からないけど。そして2000年時点では8枚入り税抜200円と、現在とほぼ同じ仕様。
1999年に増量と価格変更が行われた旨の新聞記事が存在することから、ここで8枚入200円という基本の形ができたと推測されます。
そんなクランキービスケット、2003年頃には9枚に増量されます。この頃はカカオ豆が異常に安かった時期で、大手メーカーの板チョコなどで増量が行われていたため、クランキービスケットもそれに倣ったか。
しかし2010年には価格を据え置いたまま8枚入に戻す実質値上げが行われます。
枚数的には8枚で安定している一方、2012年に従来の1枚12gから11.5gへ。そして2014には11gへと減らされる。2010年まで108gだった内容量が2014年には88gになったわけだ。
また、2022年7月には出荷価格を3~9%値上げします。実勢価格的には10円程度の値上げになるのかな?
美味しいビスケットに美味しいクランキーの組み合わせだから、どう考えても不味いはずはない…のだが、なんとなく一体感がない印象も。ビスケットという要素が入ることでサクサクしたクランキーのモルトパフの魅力が薄れているような…
一方で価格はサンド系ビスケットとしては決して安くはない。あまり安売りする商品でもないため、たった88gのビスケットサンドに実売価格200円弱払う気にはならない。「この組み合わせじゃなきゃダメ」という人向けか。
ハッキリ書いてしまえば、ビスケットサンドというのは安くておいしい商品がゴロゴロしているカテゴリ。業務スーパーあたりに行けば150~200gぐらいの内容量の美味しいビスケットサンドが100円未満で購入できる。
日本の(韓国の?)有名メーカーが日本国内で製造しているのだから高くても仕方ない…そりゃそうだろうが、だからといって必ずしも美味しいとは限らないし、優れている補償もない。
少なくともクランキーに関してはビスケットなんぞで挟まずそのまま食べたほうが満足度は高いと個人的には感じる。
加えて繰り返されるステルス値上げ…それでもそれなりに売れているんだろうから、貧乏な私が買うまでもなくロッテは潤っていることだろう。