ロッテ アーモンドチョコレートの実質値上げ情報

ロッテ アーモンドチョコレートの実質値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 アーモンドチョコレート
内容量 86g
参考小売価格 220円(税別)
原材料 砂糖、アーモンド、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター、乳糖/光沢剤、乳化剤(大豆由来)、香料
栄養成分
1箱(86g)
エネルギー 492kcal
たんぱく質 8.7g
脂質 32.9g
炭水化物 40.3g
食塩相当量 0.09g
発売日 1983年11月

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2001年2月時点 108g 200円
2002年1月~ 130g 200円
2008年3月~ 106g 200円
2011年9月~ 98g 200円
2014年6月~ 86g 200円
2015年7月~ 86g 220円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
108g→130g 日頃の感謝を込めて超増量
130g→106g チョコレートの後味をさらにスッキリとさせ甘すぎないおいしさに仕上げた。厳選したアーモンドをカリッと香ばしく焼き上げ、チョコとナッツのベストバランスが楽しめる。
106g→98g なし
98g→86g なし
200円→220円 原材料価格の高騰が想定を超え、今後長期化が予想されるため。

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2001年 108g 200円 ロッテ 商品紹介
2002年 130gへ実質値下げ ロッテ ニュースリリース
2008年 106gへ実質値上げ 日本食糧新聞
2011年 内容量減で98g ロッテ 商品カタログ
2014年 86gへ実質値上げ HUFFPOST
2015年 220円に値上げ PR TIMES

ロッテ アーモンドチョコレートの値上げ解説

「アーモンドチョコレート」と聞くとまず思い浮かぶのが明治とロッテ。ここではロッテのアーモンドチョコレートに焦点を当て値上げや内容量の減少といった規格変更について取り上げていきましょう。

1983年の発売時、ロッテのアーモンドチョコレートは「アーモンドボール」という商品名で価格は100円。1985年のCMを見るに、100円と200円のラインナップが確認できます。

ロッテ アーモンドチョコレートの昔のCM

200円版が現在のアーモンドチョコレートに近いパッケージサイズであることを考えると、発売時から2015年まで価格面での値上げは行われなかったことになります。

一方で内容量はまさに激動。2001年までは108gだった内容量は2002年1月に価格を据え置いたまま130gへと大増量。明治のアーモンドチョコレートも2003年頃に84gから一気に130gに増やしています。

この時期ガーナなども50gから75gに増やすなど、2000年初頭はチョコレートの内容量が軒並み増えるという現象が。その理由、カカオ豆価格の相場を見てもらうと分かりやすい。

カカオ豆価格の長期推移
出典:世界経済のネタ帳


現在1kgあたり2~3ドルで推移しているカカオ豆も、1980年代後半から2007年くらいまで1~2ドルくらいだったんですね。特に2001年頃は一時1ドルを割り込むなど底値になっている。だからチョコレートの値下げが相次いだと。

今ならどんなにカカオ豆の価格が下がっても値下げや実質値下げは行わないだろうな。やっても期間限定の「〇〇%増量」が関の山だろう。それだけ当時のメーカーには良心があったということか。

そして、このカカオ豆相場を見ても分かるように2007年頃から価格が急騰し、それを反映するように2008年には106gへと実質値下げ。その後は2011年に98g、2014年には86gになり現在に至ります。

しかしカカオ豆のチャートをよく見てみろ、2010年にピークを迎えているため2011年の実質値上げは理解できる。しかしその後相場は急落しているのよ。そして再び上昇したのを見計らってステルス値上げ。

しかも2015年には30年以上守り続けてきた税別200円という価格を220円に値上げしている。

面白いのは2016年以降カカオ豆の相場が大きく値下がりしている点。もちろん価格の値下げはおろか内容量を増やすような実質値下げも行っていない。これはロッテに限らずどのメーカーにも言えることだがな。

これが今の企業の姿勢。配当や優待という形で株主に還元することは考えても、従業員への還元は渋るし、ましてや消費者への還元なんて絶対に行わない。ほんと腹立たしい。

それでも大手の割高なお菓子を買う? 私は叩き売りレベルで値下げされていない限り買わない。あまり知られていないような中堅レベル・中小企業の割安なお菓子でも味に遜色ない商品は腐るほどあるからね。

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