コアラのマーチ<いちご>の実質値上げ情報

コアラのマーチ<いちご>の実質値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 コアラのマーチ<いちご>
内容量 48g
参考小売価格 108円(税別)
原材料 小麦粉、砂糖、植物油脂、乳糖、でん粉、ショートニング、ココアバター、全粉乳、ホエイパウダー、全卵、マルチトール、ストロベリーパウダー、食塩、クリームパウダー/膨張剤、着色料(カラメル、紅麹、アカビート)、乳化剤(大豆由来)、香料
栄養成分
1箱(48g)
エネルギー 258kcal
たんぱく質 2.0g
脂質 14.3g
炭水化物 30.3g
食塩相当量 0.3g
発売日 1992年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2001年2月時点 55g 100円
2008年~ 55g 120円
2009年6月~ 50g 100円
2010年6月~ 46g 100円
2011年1月~ 48g 100円
2023年9月~ 48g 108円

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2001年 55g 100円 ロッテ 商品紹介
2008年 120円へ値上げ 食@新製品
2008年 50g100円へ実質値下げ ロッテ 商品カタログ
2010年 46gへ実質値上げ 日本食糧新聞
2010年 48gへと微増 ロッテ ニュースリリース
2023年 108円に値上げ ロッテ ニュースリリース

コアラのマーチ(いちご)の値上げ解説

ロッテの看板商品のひとつであるコアラのマーチには、ベーシックな「チョコ」以外に「いちご」というレギュラー商品がありますよね。個人的にはチョコと甲乙つけがたいほど美味しいと感じる。

そんなコアラのマーチ(いちご)、内容量はチョコの50gに対しちょっと少ない48gだったというのをご存知ですか? ホワイトチョコレートベースであるうえ、チョコほど数が出ないことなどによるコストが影響か。

ただ、いちごにもチョコと同じ内容量だった時期があるんです

ソースがはっきりしている2000年頃のコアラのマーチの内容量を調べてみると、チョコが62gなのに対しいちご(ストロベリー)は55g。この頃は7gも差があったんですね。気になる当時の価格は税別100円。

2000年頃のコアラのマーチの価格と内容量

しかし、2007年にチョコのみが55gへと実質値上げ。それによりしばらくはいちごとチョコが同内容量という事態に。

2008年になると、それまで維持してきた税別100円(税込105円)にメスを入れ、15%値上げとなる税込120円(税別115円)に。

この頃のコアラのマーチはオープン価格であったため、値引き販売が主流のスーパーやディスカウントストアでは分かりづらかったでしょうが、コンビニなど定価販売が基本の店で買った人は「高くなった」と感じたのでは?

ただ、この値上げが不評だったのか、翌2009年には内容量を50gに減らし価格を従来の税別100円に戻しています。55g120円から見ると一応“実質値下げ”となるものの、120円への値上げを根に持つこちらとしてはなんか釈然としないですよね。

2006年のチョコ実質値上げから50g100円化までチョコといちごの内容量が同じだった時期。2010年になるといちごの新商品が46gで登場し再びいちごの方が少ない状況が生まれます。その後のリニューアルで48gとなり現在に至ります。

一方、価格に関しては2023年9月に値上げが行われ税別108円に。もちろんチョコも同時に値上げされている。

しばらくはいちごの内容量の方がやや少ない状況が続いたものの、2022年7月にチョコが50gから48gにステルス値上げしたため、現在はチョコもいちごも48g。好きな方を買え。

現在のスーパーなどでのコアラのマーチ(いちご)の実売価格は78~98円くらいか。激安店や特売では58~68円になることも。ただ48gという内容量を考えると劇的に安いとまでは言えない。

ちょっと話はずれるが、コアラのマーチのいちごっていつの間にか外の生地がピンクになっていたのね。前は中身だけいちごチョコで外側はベーシックなチョコと一緒だったのに。

コアラのマーチのいちごがピンク色に

わざわざ着色料を使って不健康そうな色にしなくても…と考えるのは野暮か。よりいちごらしく、より可愛くなったコアラのマーチを素直に喜ぶのがお菓子大好き人間の使命といえる。どっちにしろ体に悪いんだし…

チョコが62gから50g、そして48gに減ったのに比べると、いちごは55gから48gへと実質値上げ幅は控えめ。考えようによってはお得感がある…のか?

貧乏人な私は、内容量と同じ48円くらいなら購入を考えるんだけど…在庫処分や賞味期限切れ間近でもない限りありえないな。

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