クランキーポップジョイの値上げ・実質値上げ情報

クランキーポップジョイの値上げ・実質値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 クランキーポップジョイ
内容量 44g
参考小売価格 178円(税別)
原材料 砂糖(国内製造)、全粉乳、カカオマス、植物油脂、モルトパフ(小麦粉、でん粉、モルトエキス、食塩)、ココアバター、乳糖、水あめ/乳化剤(大豆由来)、光沢剤、トレハロース、膨脹剤、増粘剤(アラビアガム)、香料、カラメル色素
栄養成分
1袋(44g)
エネルギー 248kcal
たんぱく質 3.0g
脂質 15.3g
炭水化物 24.6g
食塩相当量 0.12g
発売日 2000年頃?

価格・内容量の推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2001年時点 47g 100円
2008年4月~ 44g 100円
2022年8月~ 44g 110円
2023年9月~ 44g 125円
2024年8月~ 44g 135円
2024年11月~ 44g 168円
2025年7月~ 44g 178円

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2001年 47g100円 ロッテ 商品紹介
2008年 44gに実質値上げ 日本食糧新聞
2022年 110円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2023年 125円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2024年8月 135円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2024年11月 168円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2025年7月 178円に値上げ ロッテ ニュースリリース

クランキーポップジョイの値上げ解説

コンビニエンスストア・駅売店限定のクランキー派生商品である「クランキーポップジョイ」。一口サイズで気軽に食べられるのが大きな特徴となっています。

本家の板チョコクランキーと同様に、値上げや内容量の減少はほどほどに抑えられていたものの、発売時に47gだった内容量が2008年に44gへとステルス値上げ。まあこのくらいなら許容範囲か。

一方、価格に関しては2022年に100円から110円、2023年125円、2024年8月135円、2024年11月168円、2025年7月には178円へ値上げと、近年値上げが激しくなってきた。

ん、ちょっと待てよ。クランキーポップジョイは内容量44gで参考小売価格は178円。対する板チョコクランキーは内容量45gに対し参考小売価格は210円。

ということは、ベーシックな板チョコクランキーよりクランキーポップジョイのほうがコストパフォーマンスに優れるということになる

一般的にはクランキーポップジョイのような派生製品の方が割高になるケースが多いものの、板チョコクランキーは2015年に100円から110円、2022年120円、2023年130円、2024年9月150円、2024年11月170円、2025年210円へとガンガン値上げしており、特に2025年の値上げで一気に差が開いてしまった。

もしかしたらクランキーポップジョイは、パイの実やコアラのマーチのパーティーパックなどに代表される、半減どろこじゃ済まない鬼畜なステルス値上げを平然と行うロッテに残されたわずかな良心なのかも。

しかしここにはカラクリが。内容量と参考小売価格だけを見れば確かに板チョコクランキーよりクランキーポップジョイの方がコスパに優れる。しかしそれはどちらもコンビニなど定価販売が基本の店で買う場合に限ります。

前述したとおりクランキーポップジョイはコンビニ・駅売店専売。つまり参考小売価格(定価)である税別178円前後で買うことになる一方、板チョコクランキーは割引販売が基本のスーパーやディスカウントストアで購入できるため、148~178円ほどで買える。

このあたりの流通経路の違いが、派生商品にもかかわらず相対的に価格を抑えている理由か。内容量はほとんど変わらないこともあり、ポップジョイしか置いていないコンビニも多い。

クランキーポップジョイは値上げや内容量減をある程度抑えているとはいえ、定価販売のコンビニや駅売店でしか買えない以上コストパフォーマンスは良くないと言わざるを得ない。

チョコレート菓子としての味や食べやすさはなかなかのものだけに惜しいと感じる。

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