ガーナミルクボトルの値上げ情報

ガーナミルクボトルの値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 ガーナミルクボトル
内容量 118g
参考小売価格 約400円(税別)
原材料 砂糖、全粉乳、カカオマス、植物油脂、ココアバター、デキストリン/乳化剤(大豆由来)、光沢剤、香料
栄養成分
1パック(118g)
エネルギー 675kcal
たんぱく質 8.5g
脂質 43.2g
炭水化物 63.1g
食塩相当量 0.2g
発売日 2010年1月

ガーナミルクボトル
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2010年1月~ 82g 265円
2013年12月~ 120g 333円
2014年11月~ 118g 333円
2023年9月~ 118g 360円
2024年8月~ 118g 約400円
2024年11月~ 118g 3.7~38.4%
値上げ

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2010年 82g 265円 日本食糧新聞
2013年 120gへ実質値下げ 食@新製品
2014年 118gへ実質値上げ 日本食糧新聞
2023年 360円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2024年8月 約400円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2024年11月 3.7~38.4%値上げ ロッテ ニュースリリース

ガーナミルクボトルの値上げ解説

ロッテの看板商品である「ガーナ」シリーズにおいて、いまいち影が薄いと言わざるを得ないのが「ガーナミルクボトル」。ポップジョイ同様コンビニエンスストアや駅売店専売というのも影響しているのでしょう。

ロッテのガーナに限らず日本のお菓子はここ20年で大幅に内容量を減らした、もしくは値上げされたものが多い中、ガーナミルクボトルはむしろお得になったレアな商品といえるかもしれません。

2010年1月にガーナミルクボトルが登場した際、内容量82gに対し価格は税込278円(税別265円)でした。溶けにくいドラジェ(糖衣)タイプで、かつ小さめのサイコロ状とあってコストがかかっているのは理解できるが…

ガーナミルクボトルが発売された当時の板チョコガーナミルクは60g100円。それに比べるとガーナミルクボトルがいかに高かったが分かるかと。

そんな割高感もあってか、板チョコガーナが58g、55gと実質値上げされる中ガーナミルクボトルは据え置き。そして2013年、およそ340円へ値上げするも内容量を120gへと一気に増やしたのです。

82gから120gへ…内容量を約1.5倍に増やしたのに対し、価格は265円から333円(税込359円)と約25%値上げ。大幅な実質値下げと言っても過言ではないでしょう。値上げ全盛の時代にあってかなりのレアケース。

2014年になって118gへと微減するも、それでも発売当時に比べコストパフォーマンスは明らかに向上。しかし2023年9月に値上げを行い、価格は360円に。

さらに2024年8月には約400円へと値上げ。“約”という微妙な表現なのは情報量が少なすぎてはっきりした参考小売価格が見えてこないから。今度コンビニ巡って価格を調査してくるか。

118g入りで400円ほどとなると1gあたり約3.4円…安いとは言い難いですよね。

板チョコガーナは散々値上げされた結果50g・150円、1g当たり3円と大差ないレベルになってしまったが、ガーナミルクボトルは定価販売が基本のコンビニ専売だから、実勢価格的にはかなり割高。

とはいえ、同じく糖衣のチョコレートである明治のマーブルチョコが32g・160円という点を考慮すると、ガーナミルクボトルがお得に感じる。M&M’S と同等くらいの印象か。

また、マーブルチョコやM&M’S がいかにも体に悪そうなどぎつい色をしているのに対し、ガーナミルクボトルはナチュラルなウンk…チョコレート色。

会社のデスクで食べるにしても、マーブルチョコやM&M’Sだと「いい年して、ちょっと頭悪そう」という印象を周囲に与えかねないが、ガーナミルクボトルであればスマートさを演出できる。

ただね、コンビニや店売店での専売ということで当然ながら割引は期待できない。となると118gで税込430円ほど…プチセレブ御用達? スタバとか好きな意識高い系(笑)がスマートさを求めて買いそうなイメージか。

ガーナミルクボトルは他のお菓子が値上げやシュリンクフレーションに見舞われる中、実質値下げに踏み切った珍しいお菓子。それでもコンビニ・駅売店専売も相まって割高感は拭えない微妙な商品と言えるのではないでしょうか?

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