ポッキー<大袋>の値上げ・ステルス値上げ情報

ポッキー<大袋>の値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー 江崎グリコ株式会社
商品名 ポッキーチョコレート<8袋>
内容量 88g(11g×8袋)
参考小売価格 414円(税込)※2026年5月から430円前後
原材料 小麦粉(国内製造)、砂糖、カカオマス、植物油脂、全粉乳、小麦全粒粉、モルトエキス、ココアバター、発酵バター、食塩、イースト/乳化剤、香料、(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)
栄養成分
1袋当たり(11g)
エネルギー 54kcal
たんぱく質 0.99g
脂質 2.4g
炭水化物 7.4g
食塩相当量 0.055g
発売日 2005年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税込)
2005年~ 180g(8本×10袋) 298円
2006年6月~ 157.5g?(7本×10袋) 298円
2007年10月~ 145g(8本×10袋) 298円
2008年8月~ 127g(7本×9袋) 298円
2014年4月~ 127g(7本×9袋) 306円
2015年~ 133.2g(7本×9袋) 306円
2022年9月~ 118.4g(7本×8袋) 306円
2023年2月~ 101.6g(6本×8袋) 306円
2024年2月~ 101.6g(6本×8袋) 321円
2025年2月~ 101.6g(6本×8袋) 386円
2025年9月~ 88g(6本×8袋) 414円
2026年5月~ 88g(6本×8袋) 430円前後

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2006年6月
180g→157.5g
10%増量期間終了。
2007年10月
157.5g→145g
乳製品や油脂、カカオ豆といった原材料価格の高騰により実質値上げ。内袋を開封しやすく改良。
2008年8月
145g→127g
なし
2015年
127g→133.2g
発売開始から50年目になるポッキーの主要シリーズを大幅リニューアル。プレッツェルにオイルコートを実施し、コク深く、くちどけよく仕上げた。
2022年9月
133.2g→118.4g
原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。
2023年2月
118.4g→101.6g
原材料価格ならびにエネルギーコストは上昇しており、増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。品質を維持するため、価格改定ならびに内容量変更を決定。
2024年2月
306円→321円
食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。
2025年2月
321円→386円
食品市場を取り巻く環境において、多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあるため、一部商品の価格改定を実施。
2025年9月
101.6g→88g
386円→414円
原料を一から見直し、カカオの素材としての味わいを生かすチョコレートに進化。プレッツェルも国産全粒粉や発酵バターを新たに使用することで、食感が良く香ばしい味わいに。
2026年5月
414円→430円前後
食品市場を取り巻く環境において、多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあるため、一部商品の価格改定を実施。(2025年のコピペ)

参考サイト
公式サイト 江崎グリコ株式会社
2005年 180g 298円 もぐナビ
2006年 157.5g? 298円 江崎グリコ 商品紹介
2007年 145g 298円 食@新製品
2008年 127gに実質値上げ もぐナビ
2015年 133.2gに増量 ときどきNao日記
2022年9月 118.4gに実質値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2023年 101.6gに実質値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2024年 321円に値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2025年2月 386円に値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2025年9月 88g 414円に大幅値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2026年5月 430円前後に値上げ 江崎グリコ ニュースリリース

ポッキー<大袋>の値上げ解説

老若男女問わず、幅広い年代から愛されている国民的お菓子「ポッキーチョコレート」。そんなポッキーのお徳用大袋…っぽい雰囲気を漂わせた割高商品が「ポッキーチョコレート<8袋>」です。いわゆる“大袋版”。

ポッキーチョコレートの大袋が発売されたのは2005年。登場時からいきなり「10%増量」という謎仕様であり、内容量は増量分含めて8本×10袋の計180g、価格は税込298円(税別284円)でした。

ポッキーは“箱”が圧倒的に人気とあって、大袋の情報は限られており、特に10袋入り時代の情報はほとんど見当たらないものの、2005年の発売時に180gも入っていたのは間違いない。

もぐナビに加え、2005年当時のグリコ公式の「栄養成分ナビゲーター」にも「ポッキーチョコレート<10袋> 1袋(18g)」とはっきり掲載してあるからね。

その後10%増量期間が終わることになりますが、そのあたりはいまいちはっきりしない。単純に1本減って7本×10袋(157.5g)になったという情報の他に、6本×12袋(162g)だったことを示す画像と情報が1件だけ存在するからです。

ポッキー<大袋>は昔12袋だった?

10%増量が終わった結果162gになったというのは計算が合いますし、当時のポッキーの1本の重量である2.25g×72本で162gというのも説得力がある。しかし情報がもぐナビのみしか存在せず確証が得られないため、一応10袋のままということで。

箱のポッキーが80gから72gにステルス値上げされた2007年、ポッキーの大袋も145gに減量。ただ、本数的には2005年の180g時同様8本×10袋の計80本だったため、このタイミングで1本1本が短くなった(細くなった?)っぽい。

単純計算で1本2.25gから1.81gに減量されたことになる。

2008年、箱のポッキーが72gから63gに減量されたのと同時期…かどうかは分かりませんが、同じころに7本×9袋に実質値上げ。グラム数は確認できませんでしたが、おそらくこの時に127gになったものと考えられます。

その後しばらくは127g(14.1g×9袋)の時代が続き、2015年にポッキーシリーズが大幅リニューアルされ、箱ポッキーが70gから72gに増量されたのと同時に、9袋入りも14.8g×9袋の計133.2gに。

しかし、新型コロナウイルスによる経済停滞からの脱却が鮮明になると共に、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、世界的に急激な物価上昇が起こった2022年、ポッキー<9袋>はポッキー<8袋>になった。これにより内容量は118.4g。

追い打ちをかけるようにグリコは2023年2月に10~14%の内容量減を行うと発表。

このタイミングでプリッツ<サラダ>やトマトプリッツの大袋は9袋入りから8袋入りに減らされたことから、ポッキーも8袋入りから7袋入りに減らされる…と思ったら大間違い。8袋入りのまま1袋当たり1本減らしてきましたよ。

当時のポッキーの1本あたりの重量は約2.1gなので、1袋当たりの重量は14.8gから12.7gになり、トータルの内容量は101.6gに。

仮に1袋7本入りのまま7袋に減らしていたとしたら、14.8g×7袋の計103.6gだったはずなので、グリコはより量を減らすことができる方法を選んだということなのだろう。ほんと汚いことをしやがる。

余談だが、袋の数を減らしたプリッツと違い、ポッキー袋は一見してこのステルス値上げの前後でパッケージは全く変わっていないように見える。

だがな、よーく見てみると…

ポッキー<大袋>の1袋の本数は7本から6本に減った

1袋当たりの本数がちゃんと減っているんだな。こういうところは無駄に律儀だな。

そしてその1年後となる2024年2月には従来の税別284円(税込306円)から税別298円(税込321円)へと値上げし、さらに1年後の2025年2月には税別358円(税込386円)に。

それから7カ月後の2025年9月には「10年ぶりのリニューアル」を謳いつつ1袋11g(計88g)へと減量し、しかも価格は384円(税込414円)へと大幅値上げ。さらに2026年5月には税込430円前後に値上げするからね。容赦ねぇ…

2025年9月に行われた「リニューアル」という名の減量&値上げにより箱入り・袋共に内容量は1割以上減少。当然本数が減ったのだろう…と思いきや、ポッキーチョコレート<8袋>は6本×8袋のまま。

ということは、このリニューアルで1本1本が短くor細くなったことになる。以前までは1本約2.12gだったものが、リニューアル後は単純計算で1.83gということになる。

新旧でカカオポリフェノールの量を比べてみると、旧バージョンは1袋89mg。一方の新バージョンは72mgとなっている。

内容量は1袋12.7gから11gへと減ったから、減少率は13.4%。それに対しカカオポリフェノールは89mgが72mgになったわけだから減少率は19.1%。コストのかかるカカオの使用比率を減らしたのだろう。減った分の風味は香料でごまかしたか。

冒頭でも触れたように、ポッキー<8袋>…いわゆるポッキー大袋は“お徳用っぽい割高商品”である。

メーカーが想定する参考小売価格は、箱入りポッキーが58g入で税込238円、一方の大袋は88g入で414円。これをベースに1本あたりの単価を計算すると、箱入りが4.10円、大袋は4.70円。なんじゃそりゃ。

そもそも1袋にポッキー6本とか、どう考えても足りんだろう。トッポ袋の4本×8袋といい、太り盛りの中年なめてないか? 1本のポッキーなら食べ終わるのに5秒かかるが、6本なら…2本同時食いで15秒だぞ。

大袋がよほどの安売りをしていない限り、箱入りポッキーを買った方がお得。会社や集まりなどで配るという目的があるならまだしも、自分用に購入するのであれば迷わず箱を買っとけ。

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