毎日果実フルーツたっぷりのケーキバー値上げ情報
メーカー | 江崎グリコ株式会社 |
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商品名 | 毎日果実 フルーツたっぷりのケーキバー |
内容量 | 35g |
参考小売価格 | 116円(税別) |
原材料 | 小麦粉、ショートニング、麦芽糖、砂糖、プルーン、レーズンペースト、水あめ、バター、鶏卵、りんごゼリー、オレンジ濃縮果汁、りんご濃縮果汁、乾燥おから、食塩/加工デンプン、ソルビトール、炭酸Ca、乳化剤、香料、膨脹剤、グリセリン、ピロリン酸鉄、酸味料、増粘剤(ペクチン)、V.E、V.B1、V.A、V.B2、V.D、(一部に卵・乳成分・小麦・オレンジ・大豆・りんごを含む) |
栄養成分 1本当たり(35g) |
エネルギー 153kcal たんぱく質 1.3g 脂質 6.4g 炭水化物 22.8g 食塩相当量 0.17g |
発売日 | 2013年2月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2013年2月~ | 35g | 100円 |
2022年9月~ | 35g | 105円 |
2023年2月~ | 35g | 116円 |
2024年2月~ | 3~13%値上げ |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
100円→105円 | 原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。 |
105円→116円 | 原材料価格ならびにエネルギーコストは上昇しており、増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。品質を維持するため、価格改定ならびに内容量変更を決定。 |
3~13%値上げ | 食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 江崎グリコ株式会社 |
2013年 35g 100円 | 甘党でも 運動燃焼でカロリー0 |
2022年9月 105円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2023年 116円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2024年 3~13%値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
毎日果実 フルーツたっぷりのケーキバー値上げ解説
レーズンやプルーンなどのドライフルーツを約50%使用しているグリコの「毎日果実」。その派生商品として近年流行りの“バー状”にして手軽に食べられるようにしたのが「毎日果実 フルーツたっぷりのケーキバー」です。
フルーツたっぷりのケーキバーの果実使用率は20%と少な目だけどな。通常の毎日果実に比べて全然たっぷりじゃないよ。どちらかというと「小麦粉とショートニングたっぷりのケーキバー」だよ。
…このフルーツたっぷりのケーキバーが発売されたのは2013年。当時の内容量は35gなので、現在まで内容量を減らす「ステルス値上げ」は行われていない模様。フルーツの割合が減らされたということもなく、当時から20%のまま。
一方、価格は2022年に税別100円から105円に値上げされ、2023年には116円に。小腹が空いた時や食事のお供として依然お手軽なのは間違いないものの、内容量35gという点を考えるとコスパは芳しくない。
20%ほどドライフルーツが使われていることもあり、毎日果実 フルーツたっぷりのケーキバーに対しなんとなく健康的な印象を抱きがちですよね。
確かにレーズンをはじめとしたドライフルーツには豊富なミネラルやビタミンが含まれている。しかし糖質の割合は60~70%と、基本的には糖質の塊。
加えて、毎日果実 フルーツたっぷりのケーキバーの原材料を見てみると、小麦粉が最も多く使われ、次いでショートニング(植物油)。そして麦芽糖、砂糖と続き、5、6番目でやっとプルーンとレーズンが出てくる。
内容量35g中糖質は21.7g、脂質は6.4gなのに対し、最も重要となりそうなたんぱく質はたったの1.3g。どこが“バランス栄養食”なんだ? バランス栄養食を名乗るんだったら、たんぱく質は5~7g欲しいところ。
ドライフルーツ自体は比較的食物繊維が多いことからGI値などはそれほど高くないものの、毎日果実 フルーツたっぷりのケーキバーは小麦粉や砂糖などの糖類が主役の「超加工食品」。
当然ながら血糖値はうなぎ上り。糖尿病やその予備群の人はもちろん、食後高血糖の気がある人、糖質制限をしている人は注意しましょう。
体に良さそう? それは幻想だ。