クラッツの値上げ・ステルス値上げ情報
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メーカー | 江崎グリコ株式会社 |
商品名 | CRATZ(クラッツ) |
内容量 | 42g |
参考小売価格 | 151円(税別) |
原材料 (ペッパーベーコン) |
小麦粉、米粉、植物油脂、アーモンド、デキストリン、ラード、砂糖、ポークエキスパウダー、オニオンペースト、ショートニング、にんにくパウダー、モルトエキス、食塩、たんぱく加水分解物、チキンエキスパウダー、小麦たんぱく、黒こしょう、乾燥ビール酵母、酵母エキスパウダー、ベーコンエキス、イースト、麦芽糖/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、香料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、甘味料(スクラロース)、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ごま・アーモンドを含む) |
栄養成分 1袋当たり(42g) |
エネルギー 216kcal たんぱく質 4.4g 脂質 11.1g 炭水化物 24.7g 食塩相当量 0.95g |
発売日 | 2005年 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2005年~ | 48g | 122円 |
2008年6月~ | 44g | 122円 |
2014年2月~ | 42g | 122円 |
2022年9月~ | 42g | 127円 |
2023年9月~ | 42g | 140円 |
2024年2月~ | 42g | 148円 |
2025年2月~ | 42g | 151円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2008年6月 48g→44g |
リニューアル |
2014年2月 44g→42g |
リニューアル |
2022年9月 122円→127円 |
原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。 |
2023年9月 127円→140円 |
食品市場は多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。 |
2024年2月 140円→148円 |
食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。 |
2025年2月 148円→151円 |
食品市場を取り巻く環境において、多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあるため、一部商品の価格改定を実施。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 江崎グリコ株式会社 |
2005年 48g 122円 | 日本食糧新聞 |
2008年 44gに実質値上げ | 日本食糧新聞 |
2014年 42gに実質値上げ | マイナビニュース |
2022年 127円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2023年 140円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2024年 148円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2025年2月 151円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
クラッツの値上げ解説
むやみやたらと味が濃いグリコの「クラッツ」。
どのくらい濃いかというと、歯茎が落ちて歯と歯の隙間が広がってきた中年が食べようものなら、歯の間に詰まったクラッツが一日中匂いを発し続けるほど。考えようによっては味を長い時間楽しめるといえる…かもしれない。(全然嬉しくない)
クラッツが発売された2005年当時の内容量は48gで、価格は税別122円(税込み128円)。…まあまあ高いよね…
多くの商品が値上げされた2008年のリニューアルで44gにステルス値上げされ、同じく値上げが激しかった2014年には42gに。
一方、価格に関しては2005年の売以来税別122円を守っていたものの、物価上昇に歯止めがきかなかった2022年も127円へ値上げ。
一度値上げしてしまえばハードルが下がるのだろう。2023年9月に140円、2024年2月148円、2025年2月には151円に値上げ。うんざりだよね。
ところでこのクラッツ、ターゲットは酒をこよなく愛する人たちなのは言うまでもない。確かにこの味の濃さは酒によく合うからね。しかも酒好きの心をくすぐるフレーバーを定期的に提供してくるあたり、抜け目ない。
でもさぁ…いくらなんでもちょっと高くない? というか量少なくない?
その内容量の多さから、貧乏な私がよく酒のつまみにしていた「サッポロポテト バーべQあじ」が90g入り130円だった2005年当時に、クラッツは48gで122円と、2倍近い価格設定だったからね。クラッツがいかに高いかが見て取れる。
「辛党ならうまい酒を飲むためにこのくらいの金は出すだろう」というグリコの思惑が透けて見えるわ。クラッツに限った話ではないが、酒のつまみってやたらと高いよね。
とはいえ、私がこよなく愛していたサッポロポテトもいまや72g入りで155円。クラッツに比べれば内容量が多いものの、かつてのお得感は皆無になってしまった。
酒も値上げ、つまみも値上げ…貧乏人には厳しい時代になったなぁ…