クラッツ<ペッパーベーコン>6袋の値上げ情報

クラッツ<ペッパーベーコン>6袋の実質値上げ情報
メーカー 江崎グリコ株式会社
商品名 クラッツ<ペッパーベーコン>6袋
内容量 16g×6袋(96g)
参考小売価格 369円(税別)
原材料 小麦粉、米粉、植物油脂、アーモンド、デキストリン、ラード、砂糖、ポークエキスパウダー、オニオンペースト、ショートニング、にんにくパウダー、モルトエキス、食塩、たんぱく加水分解物、チキンエキスパウダー、小麦たんぱく、黒こしょう、乾燥ビール酵母、酵母エキスパウダー、ベーコンエキス、イースト、麦芽糖/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、香料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、甘味料(スクラロース)、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ごま・アーモンドを含む)
栄養成分
1袋当たり(16g)
エネルギー 83kcal
たんぱく質 1.7g
脂質 4.2g
炭水化物 9.4g
食塩相当量 0.36g
発売日 2014年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2014年2月~ 17g×6袋 300円
2022年9月~ 16g×6袋 300円
2023年9月~ 16g×6袋 330円
2024年2月~ 16g×6袋 341円
2025年2月~ 16g×6袋 369円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2022年9月
102g→96g
原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。
2023年9月
300円→330円
食品市場は多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。
2024年2月
330円→341円
食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。
2025年2月
341円→369円
食品市場を取り巻く環境において、多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあるため、一部商品の価格改定を実施。

参考サイト
公式サイト 江崎グリコ株式会社
2014年 102g 300円 楽天市場
2022年 96gに実質値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2023年 330円に値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2024年 341円に値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2025年2月 369円に値上げ 江崎グリコ ニュースリリース

クラッツ<ペッパーベーコン>6袋の値上げ解説

ガツンと来る濃い味ということもあり、お酒のおつまみにぴったりなグリコの「クラッツ」。クラッツといえば42g入りの小袋を思い浮かべる人も多いと思いますが、「そんなんじゃ足りない!」という人向け(?)に6袋入りも存在します。

ま、あれだ、6パック入りの亀田の柿の種をパクった感じだ。

この6袋入りのクラッツが発売されたのは2014年2月。小袋が44gから42gにステルス値上げされた時期と重なります。発売当時のクラッツ<ペッパーベーコン>6袋の内容量は17g×6袋の計102gで、価格は税別300円となっていました。

小袋のクラッツがステルス値上げされたのと同じタイミングで発売されたことから、それに合わせた内容量で登場したのでしょう。

発売時から少なめの内容量だったこともあってか、クラッツ<ペッパーベーコン>6袋の値上げやステルス値上げは比較的控えめでした。内容量を減らすステルス値上げは2022年に行われた16g×6袋の計96gへの減量のみ。

しかしそんな対応も2023年まで。2023年9月になると330円へ値上げし、2024年2月341円、1年後の2025年2月には369円に値上げ。とはいえグリコの他の菓子類に比べれば値上げの程度はずいぶんとマイルドではある。

そう聞くと良心的な商品っぽい響きになるが、クラッツはそもそもが恐ろしく割高な商品だからな。「ハードな食感と無駄に濃い味付け」というだけでこのぼったくり価格を実現しているのだから、値上げも最小限になるだろうよ。

酒飲みは割高なつまみでも買ってくれる」という算段なのだろう。

それでも値上げやステルス値上げを行うっていうんだから容赦ない。実際小袋のクラッツは42gにステルス値上げされているしね。

このクラッツ、濃い味が好きな人にはたまらない商品だし、硬めの触感も相まって美味しいのは間違いない。でもやっぱり高いよね。

おつまみの定番である亀田の柿の種は6袋計180gで税別320円。一方のクラッツ<ペッパーベーコン>6袋は96gで369円だよ。

グラムあたりの単価に直すと、実に2倍以上の価格ですよ。ぶっといプレッツェルを細かくして濃い味付けをしただけだから、コストも大したことないだろうに。

これがいわゆる「付加価値」ってやつなんだろうね。「この味と食感はクラッツでしか味わえないんだ! ピンからキリまで類似品が存在しまくる柿ピーなどと一緒にするな!!」…というグリコの商品開発者の声が聞こえてきそうだ。

…酒のつまみとして躊躇なくクラッツをかごに放り込める、余裕のある人間になりたかったわ…

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