神戸ローストショコラの値上げ情報

神戸ローストショコラの値上げ情報
メーカー 江崎グリコ株式会社
商品名 神戸ローストショコラ
内容量 170g
参考小売価格 341円(税別)
原材料
(濃厚ミルク)
砂糖、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、乳糖、ミルクシーズニング(生クリーム、脱脂粉乳、乳糖、砂糖)/乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1粒(7.4g)
エネルギー 43kcal
たんぱく質 0.58g
脂質 2.8g
炭水化物 3.9g
食塩相当量 0.013g
発売日 2013年9月

神戸ローストショコラ<濃厚ミルク>
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2013年9月~ 210g 341円
2014年~ 192g 341円
2015年9月~ 185g 341円
2022年9月~ 170g 341円
2024年2月~ 3~13%値上げ

神戸ローストショコラ<ゴーフル>
年月日 内容量 参考小売価格(税込)
2013年09月~ 195g 341円
2014年~ 180g 341円
2015年9月~ 173g 341円
2017年9月~ 185g 341円
2022年9月~ 170g 341円
2024年2月~ 3~13%値上げ

神戸ローストショコラ<芳醇カカオ>
年月日 内容量 参考小売価格(税込)
2020年9月~ 178g 341円
2022年9月~ 173g 341円
2024年2月~ 3~13%値上げ

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
210g→192g なし
192g→185g なし
ゴーフル 173g→185g なし
185g→170g 原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。
3~13%値上げ 食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。

参考サイト
公式サイト 江崎グリコ株式会社
2013年 210g 300円 日本食糧新聞
2014年 192g実質値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2015年 185gに実質値上げ Amazon
2017年 ゴーフル185gに増量 yodobashi.com
2022年9月 170gに実質値上げ 江崎グリコ ニュースリリース
2024年 3~13%値上げ 江崎グリコ ニュースリリース

神戸ローストショコラの値上げ解説

江崎グリコが大人をターゲットにしたちょっと上質なチョコレート…それが「神戸ローストショコラ」。オーソドックスな「濃厚ミルク」に加え、銘菓ゴーフルをイメージした「ゴーフル」、そしてカカオ感が強い「芳醇カカオ」がラインナップ。

神戸ローストショコラが発売されたのは2013年9月。当時は「濃厚ミルク」と「ゴーフレット(現ゴーフル)」の2つのみで、内容量は濃厚ミルクが210g、ゴーフレットは195g、希望小売価格は税別341円となっていました。

しかし翌2014年には濃厚ミルクが192g、ゴーフレット180gへと実質値上げを行い、その翌年となる2015年には濃厚ミルク185g、ゴーフレット173gにまで減量。もちろん価格はそのままだ。

そんな典型的なステルス値上げを繰り返しつつあった神戸ローストショコラ。しかし2017年にゴーフレットがリニューアルを行い、内容量を濃厚ミルクと同じ185gに増量したのです。

グリコ御乱心。

単純に原材料コストだけを考えれば、チョコレートより“ゴーフレット風クランチ”のほうが安そうではあるものの、濃厚ミルクより軽いゴーフレットの場合、個数を多く入れる必要が出てくる。

実際、185g当時の個数は、濃厚ミルク26個に対し、ゴーフレットは27個。夢枕に立った神様に「あんまりステルス値上げを繰り返していると地獄に落ちるよ」とでも脅されたのだろうか?

2018年に登場した「大人のビター」のリニューアルなのか、2020年には「芳醇カカオ」が発売。カカオを前面に押し出し上質感を演出していることもあり、内容量は濃厚ミルクなどより7g少ない178gでした。

この芳醇カカオも濃厚ミルクやゴーフル同様2022年9月のリニューアルでステルス値上げが行われるのですが…減量後の内容量は173gと、ガッツリ減らされた濃厚ミルクやゴーフルより多くなるというまさかの逆転現象。

夢枕に立った神様に「えげつないステルス値上げを繰り返していると地獄に落ちるよ」とでも脅されたんだろう。間違いないわ。

何度かの実質値上げにより内容量は減ってしまったものの、参考小売価格341円(税別)ということもあり、他の大袋チョコレートと大差ない価格に落ち着いている神戸ローストショコラ。

一見すると高級感を感じるパッケージながら、実際食べてみるとさほどでもなく、価格相応といった印象。特に濃厚ミルクは甘さが際立つため、チョコの苦味と香りを楽しみたい人は避けたほうが無難かと。

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