かるじゃがの値上げ・ステルス値上げ情報
|  | |
|---|---|
| メーカー | 江崎グリコ株式会社 | 
| 商品名 | かるじゃが | 
| 内容量 | 41g | 
| 参考小売価格 | 128円(税別) | 
| 原材料 | 小麦粉、植物油脂、乾燥ポテト(遺伝子組換えでない)、でん粉、小麦たんぱく、食塩、チキンエキスパウダー、こんぶシーズニング/トレハロース、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、香料、酸味料、甘味料(スクラロース)、(一部に乳成分・小麦・大豆・鶏肉を含む) | 
| 栄養成分 1箱当たり(41g) | エネルギー 216kcal たんぱく質 2.8g 脂質 11.3g 炭水化物 25.7g 食塩相当量 0.49g | 
| 発売日 | 2008年11月 | 
| 価格・内容量推移 | ||
|---|---|---|
| 年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) | 
| 2008年11月~ | 55g | 141円 | 
| 2009年~ | 40g | 100円 | 
| 2014年2月~ | 39g | 100円 | 
| 2015年3月~ | 41g | 100円 | 
| 2022年9月~ | 41g | 103円 | 
| 2023年2月~ | 41g | 113円 | 
| 2024年2月~ | 41g | 125円 | 
| 2025年2月~ | 41g | 128円 | 
| 値上げ理由・建前 | |
|---|---|
| タイミング | 公表内容 | 
| 2009年 55g→40g 141円→100円 | なし | 
| 2014年2月 40g→39g | リニューアル | 
| 2015年3月 39g→41g | リニューアル | 
| 2022年9月 100円→103円 | 原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。 | 
| 2023年2月 103円→113円 | 原材料価格ならびにエネルギーコストは上昇しており、増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。品質を維持するため、価格改定ならびに内容量変更を決定。 | 
| 2024年2月 113円→125円 | 食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。 | 
| 2025年2月 125円→128円 | 食品市場を取り巻く環境において、多くの原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあるため、一部商品の価格改定を実施。 | 
| 参考サイト | |
|---|---|
| 公式サイト | 江崎グリコ株式会社 | 
| 2008年 55g 141円 | 江崎グリコ ニュースリリース | 
| 2010年 40g 100円 | 赤平胡蝶蘭だより | 
| 2014年 39gに実質値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース | 
| 2015年 41gに実質値下げ | せっかくだからお菓子を食べたらブログ | 
| 2022年9月 103円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース | 
| 2023年 113円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース | 
| 2024年 125円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース | 
| 2025年2月 128円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース | 
かるじゃがの値上げ解説
独特の非常に軽い食感が特徴的なグリコの「かるじゃが」。知名度はそれほど高くないものの、2008年から販売されているあたり、それなりの支持を得ているということなのでしょう。
2008年にかるじゃがが発売された当初、内容量は55gとそれなりに多い一方、参考小売価格は税込148円(税別141円)と、同社のポッキー(当時税込150円)と同じレベルの価格設定となっていました。
しかし2009年のリニューアルにおいて内容量を40gに減らしつつ、価格を税別100円に値下げ。内容量減少率が約27%なのに対し、値下げ率は約29%なので、一応“実質値下げ”といえるのかもしれない。
2014年のリニューアルでは39gにステルス値上げされるも、2015年には41gに増量と、若干の迷走感が見て取れる。
2022年9月、3円値上げして103円、2023年2月113円、2024年2月125円に値上げし、2025年2月には128円に値上げ。中身は軽いが価格は決して軽くない。
冒頭でも触れたように、この「かるじゃが」の知名度はそれほど高くない。それだけに一度も食べたことがないという人も多いのではないでしょうか。
「じゃが」と付く商品名や、長細い形状からカルビーの「じゃがりこ」や、森永製菓の「ポテロング」に似た商品というイメージを持っている人もいるかと。…というか、実際私がそうだった。
しかし、いざかるじゃがを食べてみると、じゃがりこやポテロングとはまったく違う商品だと気づく。ストローのような中空の形状から生み出されるその食感は、じゃがりことは対照的にサクサクパリパリと非常に軽い。
その特徴的な食感に加え、ほんのりじゃがいもの風味が感じられる点などは森永製菓の「おっとっと」に近い感じ。そして見た目は色の薄いプリッツ。
つまり…

こんな感じ。
かるじゃがの内容量や価格を見るに、プリッツよりかは割高である一方、おっとっとに比べるとちょっと安い…かるじゃがはそんなポジション。
ただねぇ、かるじゃがってあんまり売ってないんだよね。売っていても実勢価格は52gのおっとっとと同じくらいの価格であることも多く、「ならおっとっとでいいや」となりがち。
中空であるがゆえに、棒状菓子として支持を集めるじゃがりこやプリッツに比べ内容量は少ないし、そもそも売り場においてもあまり見かけないから、どうしたって存在感は薄くなる。
かるじゃが美味しいんだけどね…どこか力不足だよなぁ。




























