プリッツ<サラダ>の値上げ・実質値上げ情報
メーカー | 江崎グリコ株式会社 |
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商品名 | PRETZ(プリッツ)<旨サラダ> |
内容量 | 69g(34.5g×2袋) |
参考小売価格 | 124円(税別) |
原材料 | 小麦粉、植物油脂、ショートニング、砂糖、でん粉、乾燥ポテト、野菜ペースト・ブイヨン混合品、イースト、小麦たんぱく、食塩、酒かす、コンソメシーズニング、香味油、こしょう/調味料(無機塩等)、加工デンプン、乳化剤、香料、酸味料、(一部に乳成分・小麦を含む) |
栄養成分 1袋当たり(34.5g) |
エネルギー 177kcal たんぱく質 3.3g 脂質 7.9g 炭水化物 22.3g 食塩相当量 0.49g |
発売日 | 1969年 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
1969年~ | 不明 | 40円 |
1976年時点 | 不明 | 70円 |
1980年頃? | 不明 | 80円 |
1980年代後半~ | 不明 | 100円 |
2000年時点 | 80g | 100円 |
~2008年3月 | 78g | 100円 |
2008年3月~ | 78g | 113円 |
2009年~ | 73g | 113円 |
2014年3月~ | 69g | 113円 |
2023年2月~ | 69g | 124円 |
2024年2月~ | 3~13%値上げ |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
100円→113円 | チェダーチーズを少量練り込み、さらに後引くおいしさになった。ベースの小麦粉の種類にもこだわり、さらにパリッとクセになる食感に改良。 |
80g→78g | 不明 |
78g→73g | なし |
73g→69g | パッケージサイズや味、製法を見直しリニューアル発売。 |
113円→124円 | 原材料価格ならびにエネルギーコストは上昇しており、増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。品質を維持するため、価格改定ならびに内容量変更を決定。 |
3~13%値上げ | 食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 江崎グリコ株式会社 |
1969年 40円 | プリッツ<サラダ>発売時のパッケージ |
2000年 80g 100円 | 2000年当時の陳列提案書 |
2005年 78g 100円 | ニュースの絶えない女のニュース |
2008年 113円に値上げ | 日本食糧新聞 |
2009年 73gに実質値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2014年 69gに実質値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2023年 124円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2024年 3~13%値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
プリッツ<サラダ>の値上げ解説
グリコの2大棒菓子(?)の片割れである「PRETZ(プリッツ)」。そのプリッツの中で象徴的なフレーバーといえるのが<サラダ>ではないでしょうか。…ただの塩味だけどな。
プリッツが発売されたのは1962年、本格的に全国展開が行われたのは1963年。それから6年後となる1969年に登場したのが<サラダ>です。それまでは甘いバタープリッツしかなかったらしい。
1969年サラダプリッツ発売時の価格は40円。その後1970年代に70円、1980年頃には80円に値上げされていたことが確認できます。50円や60円の時代があった可能性もあるが、そこまでは確認できなかった。
内容量については不明。しかし、いつの時代も概ねポッキーに近い重量であることから、70g前後だったと推測されます。
時期は不明ながら1990年代初頭には100円に値上げされ、2000年時点の内容量は80g。2005年時点78g。2008年まで長らく100円を維持するも、2008年3月に「さらにおいしくなった」というお決まりの文言を隠れ蓑に113円に値上げします。
美味しくなったかどうか決めるのはお前らじゃないからな、消費者だからな。
翌2009年には73gにステルス値上げし、2014年には69gに減量。そして2023年には税別124円に値上げ。容赦ないぞグリコ…
そんなグリコのプリッツはポッキーの姉妹品と言っても過言ではないでしょう。元々はプリッツにチョコレートをコーティングするという発想から生まれたのがポッキーですからね。
「ということは、プリッツにチョコレートやヘーゼルナッツのスプレッドを付けて食べればポッキーになるんじゃない?」…と思って試してみたことがあった。
だってポッキーとプリッツって、内容量はほとんど変わらない一方、価格は40円以上違うからね。実勢価格で見てもポッキーのほうが30円くらい高い。
チョコレートスプレッドは可能な限り濃厚なものが良い…と分かってはいるものの、貧乏な私がチョイスしたのは、そのへんのスーパーで99円くらいで売っている、やたらとツヤツヤしたテクスチャが特徴的な「ソントン チョコレートクリーム」。
結果は…ほんのりチョコ風味のするプリッツだったよ…チョコレートの食感を楽しむことはできないし、そもそもチョコレート感に乏しいソントンの安物スプレッドじゃ味の面でも話にもならない。
だったら板チョコなどを溶かしてプリッツを浸け、冷やして固めればポッキーになるんじゃ…って、そんな面倒なことできるかっ!
やっぱポッキーは偉大だね。