カプリコミニ大袋の値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー | 江崎グリコ株式会社 |
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商品名 | カプリコミニ大袋(旧カプリコスティック アソート) |
内容量 | 87g(8.7g×10本) |
参考小売価格 | 358円(税別) |
原材料 (チョコ) |
砂糖、コーン(小麦粉、でん粉、砂糖、植物油脂、酵母エキス、食塩)、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、ホエイパウダー、乳糖/乳化剤、炭酸Mg、着色料(アナトー、カラメル色素)、香料、甘味料(アセスルファムK)、(一部に卵、乳成分、小麦、大豆を含む) |
栄養成分 1本(8.7g) |
エネルギー 46kcal たんぱく質 0.54g 脂質 2.4g 炭水化物 5.5g 食塩相当量 0.016g |
発売日 | 2016年 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
カプリコスティック<アソートパック> | ||
2005年時点 | 95g(9.5g×10本) | 300円 |
2008年4月~ | 87.3g(9.7g×9本) | 300円 |
2014年頃? | 78.3g(8.7g×9本) | 300円 |
カプリコミニ大袋 | ||
2014年7月~ | 78.3g(8.7g×10本) | 348円 |
2022年9月~ | 78.3g(8.7g×10本) | 358円 |
2024年2月~ | 3~13%値上げ |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
10本→9本 9.5g→9.7g |
リニューアル |
9.7g→8.7g | なし |
348円→358円 | 原材料価格が軒並み上昇しており、それら増加したコストを経営の合理化や効率化で吸収するのは極めて困難な状況に。高い品質を維持するため、製品価格改定ならびに内容量変更を実施。 |
3~13%値上げ | 食品市場を取り巻く環境において、引き続き原材料費・エネルギーコスト等の価格上昇の影響を受けている状況にあり、経営の合理化や効率化だけで吸収することは非常に困難な状況に。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 江崎グリコ株式会社 |
2005年 95g 300円 | もぐナビ |
2008年 9本に実質値上げ | 気まぐれ菓子パン日記 |
2014年 8.7gに実質値上げ | 見る!行く!食べる! |
2022年9月 358円に値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
2024年 3~13%値上げ | 江崎グリコ ニュースリリース |
カプリコミニ大袋の値上げ解説
江崎グリコの「カプリコ」といえば「ジャイアントカプリコ」を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかしカプリコにはかなり以前から「カプリコミニ」なる細いヤツが存在。その詰め合わせが「カプリコミニ大袋」です。
現在は「カプリコミニ大袋」という商品名ですが、2020年頃まで存在した「カプリコスティック<アソートパック>」がそれにあたります。
確認できる限り、2005年時点で内容量は1本9.5g×10本の計95g、税別300円となっていました。しかし2008年のリニューアルにより9本入りに。
この時点で1本の重量は9.7gに増えていたものの、1本減らされたことから「ステルス値上げ」といって差し支えないかと。
その後1本あたりの重量は9.7gから8.7gに減量されることになるのですが、時期がはっきりしない。2014年にドラえもん仕様の「カプリコミニ大袋」が登場した時にはすでに8.7gだったのは間違いないんだけどね。
2014年に登場したカプリコミニ大袋。それにより9本入りのアソートパックは販売終了になる…かと思いきや、予想外の併売。
違いとして、現在のカプリコミニ大袋は子供向けを意識し、カルシウムとマグネシウムを配合をアピール。アソートパックのバニラ、チョコ、いちごに対し、カプリコミニ大袋はミルク、チョコ、いちごの3種となっています。
とはいえ、アソートパックのカプリコにも同量のカルシウムが配合されており、カプリコミニ大袋は炭酸マグネシウムを加えただけのお手軽仕様という実情が。
一方で価格は9本入りのアソートパック300円に対し、10本入りのカプリコミニは348円と割高。「炭酸マグネシウムの分上乗せしています」的な感じ。
2020年には9本入りのカプリコスティック アソートパックが販売終了となり、容量の多いカプリコはカプリコミニ大袋のみになります。
事実上のステルス値上げだな。
ポッキーやプリッツなど、幅広い商品において値上げが行われた2022年9月、カプリコミニ<大袋>も価格改定が行われ税別358円に。
重量だけで考えると、87g入りで358円って相当な割高感があるよね。重量が軽くなってしまうのはエアインチョコの宿命とはいえ、ジャイアントカプリコが34gで105~110円という点を鑑みるに、カプリコミニ大袋のぼったくり感が際立つ。
もうね、「エアインチョコ」というよりは「チョコインエア」ですよ。(?)
「多人数で分け合いたい」「少しずつ食べたい」というのであれば、カプリコミニ大袋を買うのも致し方ないかもしれない。ただ、単純に「カプリコ食いてぇ」というのであれば、迷いなくジャイアントカプリコを手に取ろう。