ソフト&バターの値上げ・ステルス値上げ情報

ソフト&バターの値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー 雪印メグミルク株式会社
商品名 ソフト&バター(旧バター・ハーフ、ソフト&ハーフ)
内容量 120g
希望小売価格 330円(税別)
原材料 バター、食用精製加工油脂、食用植物油脂、食塩、粉乳/乳化剤、香料、着色料(カロテン)、(一部に乳成分・大豆を含む)
栄養成分
10gあたり
エネルギー 55kcal
たんぱく質 0.1g
脂質 6.1g
炭水化物 0.0g
食塩相当量 0.16g
発売日 1991年

価格・内容量推移
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
1991年~ 180g 不明
1995年8月時点 180g 300円
2008年2月~ 180g 330円
2008年8月~ 160g 360円
2012年3月~ 140g 325円
2012年9月~ 120g 280円
2015年4月~ 120g 290円
2021年10月~ 120g 300円
2022年9月~ 120g 320円
2023年4月~ 120g 330円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
300円→330円 世界的に乳製品需要が拡大している一方、気象要因等に伴う生乳生産量の低下から乳製品供給量が減少。また、バイオエタノール向け穀物需要の増加により原料油の価格が急騰しているため。
180g→160g
330円→360円
現在、原油価格は史上最高水準にあり、穀物相場も高騰、原材料価格は高値推移が継続。また、飼料価格の高騰により生乳価格の大幅な引き上げとなっていることから価格改定および規格変更。
160g→140g
360円→325円
今回のリニューアルによりお買い求めやすい容量・価格に変更した。
140g→120g
325円→280円
ホイップすることでパンにぬりやすいやわらかさにし、お買い求めやすい価格設定に変更。
280円→290円 飼料価格の高騰や円安、酪農生産者戸数などによる生乳生産量は減少傾向が続く中、乳価の値上げが決定。企業努力によるコスト増吸収の範囲を超えたため価格改定および容量変更。
290円→300円 マーガリンや植物性脂肪ホイップ等の主原料となる油脂について、原材料である大豆や菜種、パーム油等の国際価格が大幅に高騰し、コスト吸収が限界に達したため。
300円→320円 生乳生産量の減少、飼料・エネルギーコスト等の高騰に加え、マーガリンなどの主原料である大豆、菜種及びパーム油等の国際価格の上昇などコストアップが継続しているため。
320円→330円 2023年4月より加工用生乳取引価格の引き上げで合意。また生乳生産量はオセアニアを中心に低調に推移し国際乳製品相場が高騰、コスト上昇は企業努力による吸収の範囲を超えた。

参考サイト
公式サイト 雪印メグミルク株式会社
1995年 180g 300円 日本食糧新聞
2008年2月 330円に値上げ 雪印乳業 雪印商品のご紹介
2008年8月 160g・360円に値上げ 雪印乳業 雪印商品のご紹介
2012年3月 140g・325円 雪印メグミルク ニュースリリース
2012年9月 120g・280円 雪印メグミルク ニュースリリース
2015年 290円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2021年 300円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2022年 320円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2023年 330円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース

ソフト&バターの値上げ解説

バターやマーガリンといった、主にパンに塗る油脂類としては低カロリーで、かつ柔らかいホイップ状であることから塗りやすさを売りとしている雪印メグミルクの「ソフト&バター」。…十分高カロリーだけどな。

1991年に発売された当初は「バター・ハーフ」という商品名で、当時の内容量180g・価格は税別300円。その後商品名を「ソフト&ハーフ」に変更し、2004年に現在の「ソフト&バター」へ。この間、内容量や価格に変更はありません。

バター・ハーフからソフト&ハーフ、そしてソフト&バターへ変更

「バター」「ハーフ」「ソフト」の3つの単語をこねくり回している印象。

「ハーフ」の単語が使われていた頃のカロリーはバターの約半分だったものの、「ソフト&バター」になってからは4分の3程度なので、「ハーフ」はそぐわないという判断なのでしょう。

内容量180g、税別300円を長らく続けてきたソフト&バターですが、2008年2月に330円に値上げし、同年8月には160gに減らしたうえ360円に値上げするという鬼のような所業を行う。ひでぇ…

2012年3月になると内容量を140gに減らすも、価格を35円値下げして325円へ。内容量12.5%減に対し価格は約10%値下げなので、まあステルス値上げよね。

それから半年後の2012年9月にも内容量を120g減らしたうえで280円に値下げ。内容量14.3%減、価格は13.8%値下げなので、やっぱりステルス値上げよね。

にもかかわらず、ニュースリリースにおいてどちらも「お買い求めやすい価格に変更」とか言ってるから腹立つ。お買い求めにくい容量に変更しているくせに何言ってんだ雪印。

で、さすがに「もう減らせない」と判断したのか、ここからは値上げの嵐。

2015年に290円に値上げしたのを皮切りに、2021年300円、2022年320円、2023年には330円に値上げ。2008年まで180g入り300円だったのが嘘のようだ。

このソフト&バター、乱暴に言ってしまえばバターとマーガリンを混ぜて2で割ったような商品。バターほどのコクや旨みは期待できなものの、マーガリンほど味気ないわけでもなく、かつ若干カロリーオフになっているのが売り。

でもさ、ソフト&バターの120g入り330円って、200g入り460円の雪印北海道バターより割高ということになる。「だったら北海道バターでよくね?」という気がしなくもない。

塗りやすいホイップ状という点や、若干ながら低カロリーという点に価値を見出せるのであればまた違うのでしょうが…

そもそも、バター・ハーフやソフト&ハーフの時はカロリー半分だったのに、なんでソフト&バターにリニューアルした際にカロリーを増やしたのだろう? カロリーハーフって結構大きなセールスポイントだと思うんだけど…

脂質が少なくて味の面で劣っていたのかな?

しかし、それで中途半端なカロリーオフになって、なおかつバターより割高とか意味が分からん。私なら迷わずネオソフトハーフを手に取るわ。近年はバターよりマーガリンの方がトランス脂肪酸も少なくなり、マーガリンが見直されてきているしね。

ソフト&バター…なんか色々と中途半端だな。

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