雪印北海道100 カッテージチーズの値上げ情報

雪印北海道100 カッテージチーズの値上げ情報
メーカー 雪印メグミルク株式会社
商品名 雪印北海道100 カッテージチーズ
内容量 200g・100g
希望小売価格 200g:470円(税別)
100g:300円(税別)
原材料 生乳、食塩/保存料(ソルビン酸K)
栄養成分
100gあたり
エネルギー 114kcal
たんぱく質 17.6g
脂質 2.8~5.9g
炭水化物 0.0~2.8g
食塩相当量 0.99g
発売日 不明

200g
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
2001年8月時点 200g 270円
2006年10月~ 200g 320円
2008年8月~ 200g 350円
2010年2月~ 200g 340円
2014年8月~ 200g 365円
2015年4月~ 200g 380円
2017年5月~ 200g 390円
2018年5月~ 200g 415円
2023年4月~ 200g 470円

100g
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
2006年10月~ 100g 200円
2008年8月~ 100g 220円
2010年2月~ 100g 215円
2014年8月~ 100g 230円
2015年4月~ 100g 240円
2017年5月~ 100g 250円
2018年5月~ 100g 265円
2023年4月~ 100g 300円

うらごしタイプ
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
2006年10月~ 200g 340円
2008年8月~ 200g 370円
2010年2月~ 200g 360円
2014年8月~ 200g 385円
2015年4月~ 200g 400円
2017年5月~ 200g 410円
2018年5月~ 200g 435円
2023年4月~ 200g 495円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
270円→320円 使いきりできる小容量タイプ(100g・200円)と、なめらかなクリーム状のうらごしタイプ(200g・340円)を発売。また、全ラインナップのパッケージ側面にメニューレシピを掲載。
320円→350円 現在、原油価格は史上最高水準にあり、穀物相場も高騰、原材料価格は高値推移が継続。また、飼料価格の高騰により生乳価格の大幅な引き上げとなっていることから価格改定および規格変更。
350円→340円 平成20年度のチーズ市場は、原料チーズの価格高騰に伴う市場価格の値上がりと景気後退により大きく縮小。その後、生乳生産者団体との交渉により生乳価格が引き下げられたため値下げを実施。
340円→365円 生乳生産量が減少する状況の中、平成26年4月よりチーズ向け乳価の値上げが決定。生乳価格改定によるコスト増を吸収すべく務めてきたが、家庭用チーズ商品の一部について価格改定を実施。
365円→380円 飼料価格の高騰や円安、酪農生産者戸数などによる生乳生産量は減少傾向が続く中、乳価の値上げが決定。企業努力によるコスト増吸収の範囲を超えたため価格改定および容量変更。
380円→390円 酪農生産者戸数及び乳牛飼養頭数の減少傾向が続く中、平成29年4月より乳製品向け乳価の値上げが決定。生乳価格改定によるコストアップ吸収が企業努力による範囲を超えたため。
390円→415円 酪農経営と生乳生産基盤の強化を目的に、2018年4月取引分からチーズ向け原料乳価格が引き上げ。また、エネルギー、物流費、人件費等のコストアップ吸収が企業努力の範囲を超えたため。
415円→470円 2023年4月より加工用生乳取引価格の引き上げで合意。また生乳生産量はオセアニアを中心に低調に推移し国際乳製品相場が高騰、コスト上昇は企業努力による吸収の範囲を超えた。

参考サイト
公式サイト 雪印メグミルク株式会社
2001年 200g 270円 雪印乳業 主要商品のご案内
2006年 320円に値上げ 雪印乳業 ニュースリリース
2008年 350円に値上げ 雪印乳業 雪印商品のご紹介
2010年 340円に値下げ 雪印乳業 雪印商品のご紹介
2014年 365円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2015年 380円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2017年 390円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2018年 415円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2023年 470円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース

雪印北海道100 カッテージチーズの値上げ解説

少し酸味があって爽やかな味わいが特徴的な雪印メグミルクの「雪印北海道100 カッテージチーズ」。レギュラーサイズである200gと食べ切りサイズの100gに加え、なめらかな「うらごしタイプ」の3種がラインナップ。

雪印北海道100 カッテージチーズ(旧北海道カッテージチーズ)がいつから販売されていたのかについてはよく分からないものの、他社などの動向を踏まえると1960~1970年くらいか。

確認できる範囲で雪印北海道100 カッテージチーズの内容量と価格を調べてみると、2001年時点で200g入り税別270円だったことが分かります。ちなみにパッケージはこんな感じだったらしい。

2001年時点での雪印 北海道カッテージチーズ

…時代を感じるな…

大きく動いたのは2006年。それまでの270円から320円に値上げし、食べきりサイズの100g(200円)とうらごしタイプ(200g・340円)を新発売。以後、この3つのタイプは常に同じタイミングで値上げが行われることに。

2008年、200gを350円に値上げするも、リーマンショックによる景気減速が鮮明だった2010年に340円に値下げ。しかしアベノミクスにより景気が回復基調になってきた2014年に365円に値上げします。

その後はひたすら値上げ・値上げ・値上げ。

翌2015年に380円に値上げしたのを皮切りに、2017年390円、2018年415円、2023年には大幅値上げにより470円に。一部チーズを2度値上げした2022年に値上げを見送るも、それが限界に達し2023年になって一気に大幅値上げ…といったところでしょう。

そういえば私自身カッテージチーズって生まれてこの方一度も口にしたことがないんだけど…美味いのか?

同じフレッシュチーズに属しているモッツァレラチーズからして「もにゅもにゅして味のない変な物体」という印象しか抱かなかった私が、カッテージチーズを美味しゅういただけるものなのだろうか?

カッテージチーズって、ごくごく一般的な食卓において登場することは想定しづらく、自身もしくは家族・友人などの近しい人が能動的に提供しなければ関わることってまずないよね? もしや私の生活状況が異常なのか?

私の人生の中で近しい人物から「カッテージチーズ」なんて単語を聞いたことはなかったから、つい最近までカッテージチーズがどんなものなのかすら知らなかった。「テレビかなんかで名前は聞いたことがある気がするな~」程度。

カッテージチーズは乳脂肪分を取り除いた脱脂乳から作られるため高たんぱく低カロリーというのが売りの1つだけど、それなら鶏のささみの方が優秀。うらごしタイプでチーズケーキを作る人もいるらしいが、そこは濃厚なクリームチーズを使いたい。

…私がカッテージチーズと交わる機会は一生訪れない予感…

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