ホイップ低脂肪 植物性脂肪30%の値上げ情報

ホイップ低脂肪 植物性脂肪30%の値上げ情報
メーカー 雪印メグミルク株式会社
商品名 ホイップかるい口どけ 植物性脂肪30%
内容量 200ml
希望小売価格 200円(税別)
原材料 植物油脂、乳製品/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、メタリン酸Na、香料、カゼインNa、カロチン色素、(一部に乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1本(200ml)
エネルギー 609kcal
たんぱく質 3.4g
脂質 63.4g
炭水化物 0~12.0g
食塩相当量 0.23g
発売日 不明

価格・内容量推移
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
1999年9月時点 200ml 150円
2008年4月~ 200ml 160円
2020年3月~ 200ml 170円
2021年10月~ 200ml 180円
2023年4月~ 200ml 200円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
150円→160円 乳製品や農産物等の原材料価格、資材価格、エネルギーコスト等が大幅に上昇、今後もこの状況は継続すると見込まれ、これ以上のコスト吸収は不可能との判断から価格改定。
160円→170円 パッケージのシズルをホイップしたクリームからクリームを使用したケーキやお菓子に変更し、また分かりやすいように開封方法や脂肪率をパッケージに記載。
170円→180円 マーガリンや植物性脂肪ホイップ等の主原料となる油脂について、原材料である大豆や菜種、パーム油等の国際価格が大幅に高騰し、コスト吸収が限界に達したため。
180円→200円 2023年4月より加工用生乳取引価格の引き上げで合意。また生乳生産量はオセアニアを中心に低調に推移し国際乳製品相場が高騰、コスト上昇は企業努力による吸収の範囲を超えた。

参考サイト
公式サイト 雪印メグミルク株式会社
1999年 200ml 150円 日本食糧新聞
2008年 160円に値上げ 日本ミルクコミュニティ ニュースリリース
2020年 170円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2021年 180円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース
2023年 200円に値上げ 雪印メグミルク ニュースリリース

ホイップ低脂肪 植物性脂肪30%の値上げ解説

雪印メグミルクの通常のホイップは植物性脂肪40%。しかし1本あたり800kcal弱という高カロリーが気になる人も多いことでしょう。そんな人に向け低脂肪・低カロリーに抑えている商品が「ホイップかるい口どけ 植物性脂肪30%」です。

2020年のリニューアルまでは「ホイップ低脂肪 植物性脂肪」という商品名でしたが、リニューアル後は「ホイップかるい口どけ 植物性脂肪30%」に。「かるい口どけ」じゃ分かりづらいから30%を加えたんだろうな。

雪印メグミルクのホイップ低脂肪がいつ発売されたのかは不明。1999年時点での内容量は200ml、価格は税別150円となっていました。

2008年、160円に値上げし、2020年170円、2021年180円、2023年には200円に値上げ。値上げのタイミングはホイップ 植物性脂肪40%とまったく一緒ですね。

一方、内容量に関しては200mlのまま。こういった家庭用のクリームにとって200mlというのは絶対的な数字らしい。ブロックタイプのクリームチーズもそうだが、一般家庭のお菓子作りなどでは200ml(g)がちょうどいいんだろうね。

このホイップかるい口どけ 植物性脂肪30%は、その名の通り通常の植物性脂肪40%に比べ20gほど脂質が少ないため、カロリーも800kcalの40%に対し30%は約600kcalと4分の3に抑えられている。

それでいて価格は植物誌脂肪40%の220円より20円安い200円なのだから、私の場合2つ並んでいたら間違いなく30%を手に取る。

え? 30%の方がコクがなくてあっしりしている? そんなもん分かりゃせんよ。

それでなくても動物性脂肪の純生クリームより泡立てにくいホイップ。通常のホイップより脂肪分が少ない植物性脂肪30%はさらに泡立てに時間がかかるが、そこは腕力と気合でカバーだ。ホイッパーを壊す勢いでボールに叩きつけよう。

以前はスーパーなどで100円程度で購入できた雪印メグミルクのホイップかるい口どけ 植物性脂肪30%。度重なる値上げで実勢価格は120~150円ほどになってしまったが、それでもクリームの中では圧倒的安価。

ん? 純動物性脂肪の生クリームの方が美味しいだと? そんなブルジョワ使用の高級クリーム、ワタクシにはもったいなくて使えません。

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