ビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットの値上げ情報
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メーカー | 森永乳業株式会社 |
商品名 | ビヒダス ヨーグルト アロエ 4ポット |
内容量 | 75g×4 |
希望小売価格 | 290円(税別)※2025年8月から約300円 |
原材料 | 乳製品(国内製造又はフランス製造(5%未満)又はその他)、アロエベラ(葉内部位使用)、砂糖、乳たんぱく質、ココナッツオイル、ゼラチン/香料、増粘多糖類、甘味料(スクラロース)、酸味料 |
栄養成分 (1個75g当たり) |
エネルギー 41kcal たんぱく質 3.0g 脂質 0.7g 炭水化物 5.7g 食塩相当量 0.08g |
発売日 | 2005年3月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 希望小売価格(税別) |
2005年3月~ | 80g×4 | 220円 |
2008年3月~ | 80g×4 | 240円 |
2014年頃~ | 75g×4 | 240円 |
2015年3月~ | 75g×4 | 250円 |
2019年4月~ | 75g×4 | 260円 |
2022年11月~ | 75g×4 | 270円 |
2023年4月~ | 75g×4 | 280円 |
2025年4月~ | 75g×4 | 290円 |
2025年8月~ | 75g×4 | オープン価格 (300円前後) |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
2008年3月 220円→240円 |
長期にわたる世界的な乳製品の需要増による乳原料の高騰や、異常気象による穀物類の不足、原油高などのコストアップに対し、自助努力のみのコスト吸収が限界を超えたため。 |
2014年頃 320g→300g |
なし |
2015年3月 240円→250円 |
昨今、国内酪農経営は飼料価格の高騰などにより経費が上昇、厳しい状況にあって酪農生産者戸数や生乳生産量が減少。国産の乳製品を安定的に供給していくため生乳取引価格引き上げに伴い価格改定。 |
2019年4月 250円→260円 |
国内酪農経営は厳しい状態が続いており、国産の安全で安心な乳製品を安定的に供給していくため、原料となる生乳取引価格を引き上げることで合意。これら要因により企業努力によるコスト吸収が限界に。 |
2022年11月 260円→270円 |
急激な飼料価格の高騰やエネルギーコストなど生乳生産経費が上昇し、国内酪農経営は大変厳しい状況に。当社においてもコストの急上昇や人件費・物流費の高騰によりコスト吸収の限界を超えたため。 |
2023年4月 270円→280円 |
原材料および包装資材の価格やエネルギーコストが上昇、人手不足の深刻化による人件費や物流費も高騰しており、安全・安心な商品を供給していくため価格改定。 |
2025年4月 280円→290円 |
原材料および包装資材の価格やエネルギーコストが上昇ていることに加え、人手不足の深刻化による人件費や物流費も高騰しており、これらの傾向は今後も継続することが予想されるため。 |
2025年8月 290円→300円前後 |
昨今の国内酪農経営をめぐる環境は、飼料価格やエネルギ―コストなどの生乳生産費が高止まりしており、生乳取引価格を2025年6~8月から引きげることで生産者団体と合意したため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 森永乳業株式会社 |
2005年 80g×4 220円 | 日本食糧新聞 |
2014年 75g×4にステルス値上げ | 森永乳業 商品紹介 |
2015年 250円に値上げ | 森永乳業 ニュースリリース |
2019年 260円に値上げ | 森永乳業 ニュースリリース |
2022年 270円に値上げ | 森永乳業 ニュースリリース |
2023年 280円に値上げ | 森永乳業 ニュースリリース |
2025年4月 290円に値上げ | 森永乳業 ニュースリリース |
2025年8月 300円前後に値上げ | 森永乳業 ニュースリリース |
ビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットの値上げ解説
数あるアロエヨーグルトの中でも屈指の人気を誇る森永アロエヨーグルト。そんな人気商品と、「ビフィズス菌BB536」が特徴的な森永乳業の旗艦ヨーグルト「ビヒダス」がドッキングした「ビヒダス ヨーグルト アロエ 4ポット」。
それだけに、森永乳業の4ポットシリーズにおいて最も売れている…どころか、全メーカーを含めた4個入りヨーグルトの中でもトップクラスの人気を誇るあたり、さすがは森永乳業と言わざるを得ない。
そんなビヒダス ヨーグルト アロエ 4ポットが発売されたのは2005年と、思いのほか新しい。20年くらい前までの複数個入りヨーグルトといえば、プリンと同じ3個入りが主流であり、4個入りが幅を利かせだしたのは比較的最近の話なんですよね。
2005年に発売されたビヒダス ヨーグルト アロエ 4ポットの内容量は80g×4個で、価格は税別220円。
2008年に、他のヨーグルトと足並みを揃えるように240円に値上げし、2014年には75g×4個に実質値上げ。翌2015年250円に値上げし、2019年260円、2022年270円、2023年280円へと価格改定を行っています。
それでも止まらない森永乳業は2025年4月290円、それから4か月後の2025年8月にはオープン価格へと変更したうえで300円前後に値上げ。
300円の大台に乗せたため、今度の値上げは75g×4ポットを70g×4ポットにするステルス値上げかもしれないね。ライバルであるブルガリアや恵の4ポットはすでに70g×4ポットになっているからね。
さて、森永乳業のアロエヨーグルトといえば、118g入りの単品や、80g×2個の「2連」が広く知られている。
これらは日本初のアロエ入りヨーグルトで、しかも1994年発売とそれなりに歴史があることから、「普段は明治のブルガリアヨーグルトばかり食べているけど、アロエヨーグルトに関しては森永」という人も多いのでは?
でもさ、人気のこの森永アロエヨーグルト、単品のやつは内容量118g・希望小売価格177円で、実勢価格は140円前後。2連は内容量80g×2・希望小売価格260円で、実勢価格は160~200円といったところ。
一方、ビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットは内容量75g×4で、参考小売価格は300円。実勢価格は180~220円前後くらいか。場合によっては2連と同じくらいの価格で売られていることもある。
ビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットは森永アロエヨーグルト2連の2倍近い内容量にもかかわらず、希望小売価格ベースで40円、実勢価格では0~40円程度の違いしかない。
しかもビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットには、森永乳業の看板菌(?)であるビフィズス菌BB536まで入っている。常識的に考えれば、ビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットの方が圧倒的にお得よね。
もしかして味が違うの? 森永アロエヨーグルトの方が美味しいのか? 少なくともアロエの葉肉量に関しては森永アロエヨーグルトの方が圧倒的に多い。…というか、4ポットの方の葉肉量は微々たるものだ。
健康面や内容量を優先するならビヒダス アロエヨーグルト 4ポットを買うべきでしょうが、「アロエ葉肉入りヨーグルト」としての味・食感など味覚への満足感を最優先にするなら森永アロエヨーグルトがいい。
ま、味に多少の差があったとしても、量的にビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットの方が明らかにお得感があると知ってしまった以上、私が手に取るのは常にビヒダスヨーグルト アロエ 4ポットなんだろうな。