クラフト 小さなチーズケーキの値上げ情報

クラフト 小さなチーズケーキの値上げ・実質値上げ情報
メーカー 森永乳業株式会社
商品名 クラフト 小さなチーズケーキ
内容量 102g
希望小売価格 340円(税別)
原材料
(レアチーズ)
クリームチーズ、砂糖、植物油脂、加糖練乳、乳たんぱく質、濃縮レモン果汁、寒天/安定剤(増粘多糖類、加工デンプン)、pH調整剤、香料、乳化剤、(一部に乳成分を含む)
栄養成分
(1個17g当たり)
エネルギー 52kcal
たんぱく質 1.3g
脂質 4.3g
炭水化物 2.21g
食塩相当量 0.12g
発売日 1992年3月

価格・内容量推移
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
1996年10月~ 110g 300円
2004年9月~ 110g 250円
2007年9月~ 110g 275円
2008年3月~ 110g 300円
2008年9月~ 110g 330円
2013年9月~ 102g 300円
2018年5月~ 102g 320円
2022年4月~ 102g 340円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
300円→250円 より軽く、なめらかな食感になった。おやつにデザートに、買い求めやすい価格になった。
250円→275円 輸入原料チーズの高騰や円安などにより、企業努力だけのコスト吸収が限界に達したため。
275円→300円 原料であるチーズ高騰のため2007年9月に価格改定を実施したが、前回を上回る外部環境の激変と、原料チーズを取り巻く一層の厳しい環境が今後も予想されることから。
300円→330円 世界的な乳製品の需要拡大や生乳生産量低下により輸入原料チーズなどの相場が著しく高騰の一途を辿り、また原油価格の高騰による資材価格やエネルギーコストの上昇が続いているため。
110g→102g
330円→300円
食感を柔らかくし、口当たりをなめらかにするとともに、レモン果汁の使用料を増やした。ティータイムをイメージしたパッケージにデザイン変更。
300円→320円 世界的な乳製品需要の大幅増加の影響を受け、輸入原料チーズの価格は高値推移の状況が継続すると見られ、自助努力によるコスト低減が限界を超えると判断。
320円→340円 中国をはじめとする世界的な乳製品の需要拡大による原料チーズの価格高騰に加え、原油価格の高騰による包装資材、物流コストの上昇により、企業努力のみのコスト吸収が限界を超えたため。

参考サイト
公式サイト 森永乳業株式会社
1996年 110g 300円 日本食糧新聞
2004年 250円に値下げ 日本食糧新聞
2007年 275円に値上げ 食@新製品
2008年 300円に値上げ 森永乳業 ニュースリリース
2008年 330円に値上げ 森永乳業 ニュースリリース
2013年 102g 300円 森永乳業 ニュースリリース
2018年 320円に値上げ 森永乳業 ニュースリリース
2022年 340円に値上げ 森永乳業 ニュースリリース

クラフト 小さなチーズケーキの値上げ解説

チーズケーキを6Pチーズサイズにしたような形状が特徴的な、森永乳業の「クラフト 小さなチーズケーキ」シリーズ。比較的最近見るようになった印象があったものの、その発売は1992年と、30年以上の歴史を誇るから驚き。

ちなみに当時のパッケージはこんな感じだったらしい。

クラフト 小さなチーズケーキ発売時のパッケージ

これまで様々なフレーバーが発売されており、現在は定番の「レアチーズケーキ」「ブルーベリー」「ストロベリー」に落ち着いているらしい。

1992年の発売当初の内容量と価格ははっきりしないものの、発売から4年半後となる1996年時点で内容量110g、希望小売価格税別300円だったことが確認できるので、発売当初からこの規格と価格だったと思われます。

発売から10年以上にわたり110g300円を維持してきたものの、2004年のリニューアルにおいて、内容量そのままに250円に値下げします。

当時の森永乳業の6Pチーズが150g入り300円、もしくは120g入り250円だったことから、小さなチーズケーキは相対的に割高感があった。それを解消することでシェアの拡大を狙ったのかもしれません。

しかし2007年になって275円に値上げし、2008年には2度の値上げが行われ、3月に300円、9月には330円になっています。そして2013年のリニューアルでは内容量を102gに減らしたうえで300円に値下げ。

110gから102gということは、減少率は約7.3%。一方の価格は330円から300円だから…約9.1%の値下げ。希望小売価格ベースでは値下げ幅の方が大きいため、実質的な値下げといえるのかもしれません。

その後は2018年に320円に値上げし、2022年には340円に。結局2013年の値下げ前以上の価格になってしまった格好。それでも15年余りで2倍近い価格になってしまったスライスチーズや6Pチーズに比べれば値上げは穏やかだけどね。

…ま、元が割高だったからというのが実情だろうが。

この小さなチーズケーキ、内容量102gで実売価格は250円前後くらい。はっきり言って安くない。というか高い

わざわざこれを買わんでも、もっと量が多くて美味しくて安いデザート(スイーツ)はいくらでも存在するだろうに…と思ってしまうあたりは、いかにも貧乏人。

確かに小さなチーズケーキは安くはないものの、この商品の強みは、レアチーズケーキとヨーグルトケーキを足して2で割ったような、中途半端感溢れるさっぱりチーズケーキを冷蔵庫に常備することができて、かついつでも少量から食べられる点にあるのだ。

また、1個当たり2.0~2.6gという「低糖質」っぷりをパッケージでアピールすることで、体型を気にする人の罪悪感を軽減することにも成功している。

実際に体型に影響を与えるのは、糖質量ではなくカロリーなんだけどな。

糖質の摂取さえ抑えれば太らない・痩せると勘違いしているアレな人を大量生産した低糖質ブームに乗っかるあたり、森永乳業も抜け目ない。

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