ヴェルタースオリジナル<コーヒー>の値上げ情報
メーカー | 森永製菓株式会社 |
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商品名 | ヴェルタースオリジナル<キャラメルコーヒー> |
内容量 | 70g |
参考小売価格 | 240円(税別) |
原材料 | 砂糖、水あめ(小麦を含む)、生クリーム、濃縮ホエイ、バター、糖みつ、食塩、コーヒー、カラメル色素、香料、乳化剤(大豆由来) |
栄養成分 1粒(5.2g) |
エネルギー 21kcal たんぱく質 0g 脂質 0.27g 炭水化物 4.7g ナトリウム 21mg |
発売日 | 2011年3月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2011年3月~ | 80g | 200円 |
2016年4月~ | 70g | 200円 |
2023年3月~ | 70g | 240円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
80g→70g | なし |
200円→240円 | 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、これらコストアップ要因は中長期にわたり継続することが予想され、自社企業努力のみでの解決困難になったため。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 森永製菓株式会社 |
2015年 80g 200円 | 森永商品カタログ |
2016年 70gへ実質値上げ | 森永商品カタログ |
2023年 240円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
ヴェルタースオリジナル<コーヒー>の値上げ解説
バタースカッチ系キャンディである森永のヴェルタースオリジナルにコーヒーの風味を加えたものが「ヴェルタースオリジナル キャラメルコーヒー」。
海外では以前から販売されていたとのことですが、日本に登場したのは2011年と比較的新しい。
2011年発売時の内容量は80gで価格は税抜200円。当時のベーシックなヴェルタースオリジナル「キャラメルキャンディ」が90g200円だったので、キャラメルコーヒーは若干割高だったことになります。
2016年4月には、キャラメルキャンディが80gに実質値上げされたのと同時にキャラメルコーヒーも10g減り70gへ。また2023年3月からは240円へと大幅値上げ。
値上げや実質値上げをあまり行ってこなかった商品ということもあり、ここで“一気に乗せてきた”ということなんでしょう。
スーパーやドラッグストアなどでの実勢価格は130~180円くらいであるものの、70gという内容量を考えると他のキャンディ銘柄と比べ結構な割高感があるな。
素のヴェルタースオリジナル<キャラメルキャンディ>の味がチェルシーのバタースカッチに似ているように、ヴェルタースオリジナル<キャラメルコーヒー>はチェルシーのコーヒースカッチに近い味がする。
ただ、チェルシーのコーヒースカッチは現在3種のフレーバーが1袋にまとめられた「アソート」でしか味わえないため、「コーヒーのみが食べたいんだ!」という人はヴェルタースオリジナルを選ぶことになる。
そもそも、キャラメル系の甘い飴を欲している人にとってチェルシーのヨーグルトスカッチは異質すぎる。
コスパ的には、ヴェルタースオリジナル<キャラメルコーヒー>70g入り240円に対しチェルシーアソートは93g入り220円とお得なんだけどね。
そういえばライオネスコーヒーキャンディという選択肢もあったな。でもコーヒーの風味を求めるとヴェルタースオリジナルのキャラメルコーヒーやチェルシーのコーヒースカッチには及ばないかな。
そもそも森永製菓のキャンディ系は総じて高めよね。ミルクキャラメル然り、ラムネ然り、ヴェルタースオリジナル然り…古くから販売している商品ブランドと、大手菓子メーカーというブランドががっつり乗っかっているイメージ。
チェルシーのコーヒースカッチが単品売りされていない以上、有名メーカー製で濃厚バタースカッチ+コーヒー風味を存分に楽しめるのはヴェルタースオリジナルのキャラメルコーヒーしかない。だからこそ強気のステルス値上げなのかもね。
ただ、2023年に森永製菓の公式サイトを確認してみたら、キャラメルコーヒーがなくなっており、代わりに「キャラメルクリームin」なる商品がラインナップされていた。
もしかしてキャラメルコーヒーは販売終了になったのだろうか?