森永 小枝ティータイムパックの実質値上げ情報

森永 小枝ティータイムパックの実質値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 小枝 ティータイムパック
内容量 141g
参考小売価格 オープン価格
原材料 砂糖、植物油脂、カカオマス、乳糖、全粉乳、小麦パフ、シュガーコートアーモンド、米パフ、ホエイパウダー、脱脂粉乳、アーモンド、果糖/乳化剤(大豆由来)、香料
栄養成分
1小袋(5.7g)
エネルギー 31kcal
たんぱく質 0.34g
脂質 1.8g
炭水化物 3.4g
食塩相当量 0.008g
発売日 2008年頃

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2009年時点 163g オープン価格
2015年2月~ 144g オープン価格
2020年9月~ 141g オープン価格
2023年3月~ 141g 3.0~21.2%
値上げ

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
163g→144g パフ増量でサクサク感アップ。
144g→141g サステナブルカカオ原料である「ココアホライズン認証カカオ」の使用を開始、また包装材料を環境に配慮した素材中心に変更しリニューアル。
3.0~21.2%値上げ 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、これらコストアップ要因は中長期にわたり継続することが予想され、自社企業努力のみでの解決困難になったため。

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2010年 163g 森永製菓 ニュースリリース
2015年 144gへ実質値上げ 森永商品カタログ
2020年 141gへ実質値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2023年 3.0~21.2%値上げ 森永製菓 ニュースリリース

小枝 ティータイムパックの実質値上げ解説

近年、多くのチョコレート菓子にはレギュラーサイズより大きな袋に入った商品が存在する。大袋やファミリーパックなど様々な商品名で売られ、森永製菓の小枝の「ティータイムパック」もそのひとつ。

なんだそのマダムを意識したようなネーミングは。

1971年発売の小枝に対し、ティータイムパックが出回りだしたのは2008年頃と比較的最近。それだけに値上げや実質値上げの回数は多くありません。

確認できるのは、小枝ティータイムパック発売時に163gだったこと、そして小枝のレギュラーサイズの内容量が減らされた2015年2月にティータイムパックもステルス値上げされ144gになったことです。

さらに2020年、1袋あたりの重量を5.9gから5.7gに減らしたため、内容量は141gに。ここまでくると「そこまでして減らしたいのか…」と逆に感心するわ。

一方、参考小売価格が示されているレギュラーサイズの小枝と違い、ティータイムパックはオープン価格となっているため、明確な小売価格や値上げ幅に関してははっきりしません。

ただ、2023年3月に森永製菓は幅広い菓子類において3.0~21.2%の値上げを行っており、小枝 ティータイムパックも対象に。肌感覚として実勢価格は20円前後上がった印象。

ネット通販などで価格を調べると概ね250~400円くらい。スーパーやドラッグストアなどでは248~298円くらいが相場か。

安くはない。決して安くはない。

こういったファミリーパック的な大袋。一般的な感覚ではレギュラーサイズよりお得になりそうなものだが、実際は全然お得じゃない商品も多数存在するんですよね。むしろ割高という罠もちらほら。

小枝のレギュラーサイズ(箱)が平均して148円で売られているとすると、148円÷62g=1gあたり2.39円。ティータイムパックが298円だとすると、298円÷141g=2.11円。ちょっとお得になるかな?

2004年から小枝は1袋4本入り(5.9g)の個包装になっており、大容量版にあたるティータイムパックも例外ではありません。

となると、実質値上げ前の163g入りだった頃は27~28袋入っていたということか。小枝のミルク(アーモンド)が1袋5.9gなのは個包装に移行後ずっと変わっていませんでしたからね。…まあ現在は5.7gだが…

食べれば確かに美味しい小枝。それは重々承知しているが、内容量と値段を見比べるとそのハードルの高さは巨木の如く。

ティータイムパック…その名に恥じない富裕層のマダム向けか…(大げさ)

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