おっとっと 5袋入りの実質値上げ情報

おっとっと 5袋入りの実質値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 おっとっと 5袋入り
内容量 80g(16g×5袋)
参考小売価格 275円(税別)
原材料 乾燥じゃがいも、小麦粉、ショートニング、とうもろこしでん粉、ホエイパウダー、植物油脂、砂糖、シーズニングパウダー(食塩、乳糖、チキンパウダー、オニオンエキスパウダー、酵母エキスパウダー(大豆含む)、麦芽糖、香辛料)、食塩、たんぱく加水分解物/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、貝Ca、乳化剤、膨張剤、香料、カロテン色素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)
栄養成分
1袋(16g)
エネルギー 70kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 2.0g
炭水化物 12.1g
食塩相当量 0.25g
カルシウム:51mg
発売日 1982年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2004年時点 20g×5袋 250円
2010年~ 19g×5袋 250円
2014年~ 18g×5袋 250円
2022年7月~ 18g×5袋 275円
2023年3月~ 16g×5袋 275円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
100g→95g なし
95g→90g なし
250円→275円 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、自社企業努力だけではコストアップの吸収が困難な状況になったため。
90g→80g 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、これらコストアップ要因は中長期にわたり継続することが予想され、自社企業努力のみでの解決困難になったため。

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2009年 20g×5袋 森永商品カタログ
2010年 計95gへ実質値上げ 森永商品カタログ
2014年 18g×5袋に減量 森永商品カタログ
2022年 275円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2023年 16g×5袋に実質値上げ 森永製菓 ニュースリリース

おっとっと 5袋入りの値上げ解説

森永のおっとっとといえば“箱入り”という印象が強いですよね。しかしファミリーパック的なものも存在するのです。それが「おっとっと 5袋入り」。…そのまんまですね。

私はその存在を認識していませんでしたが結構昔から売られていたらしく、少なくとも2000年初頭には店頭に並んでいた模様。その時の内容量と想定小売価格は20g×5袋の計100g250円。

そんなおっとっと5袋入り、2010年になると価格はそのままに19g×5袋にステルス値上げされ、2014年には18g×5袋に。ベーシックな箱入りおっとっとと違い5袋入りは着実にステルス値上げされているようです。

2022年に275円へと値上げされ、2023年3月には1袋につき2g減って16g×5袋の計80gに。どんだけ減らすつもりなんだよ森永製菓。

とはいえ5袋入りはいわば“大容量版”。内容量が多くなれば単価は安くなるのが市場の常…かと思いきや、それは大きな間違い。

計算すると、おっとっと5袋入りは想定小売価格税別250円に対し内容量80g…1gあたりの価格は3.13円ということになります。一方の箱入りおっとっとは想定価格税別150円で内容量52g。1gあたりの価格は2.88円。箱入りのほうが安い。

シャンプーの詰め替え用とか、一見お得なように見えて実はポンプ入りの方が安いこともしばしば。あれと同じような現象かね。5袋という数にこだわらなければ通常の箱入りを2つ買った方がコスパに優れる。セコイ考えだが。

おっとっと、独特のサクッとした食感もあって間違いなく美味しんだけど、大人になるにつれ食べなくなる人が多い気がする。なんというか、いつの間にか選択肢に入らなくなってきている…的な。

でもたまに食べると「やっぱりうま~」ってなる。でも能動的に買うことはない。なんだろうね、この感覚。

大人になって心が汚れてくるとおっとっとに魅力を感じなくなるのかもしれない。その点、童心を忘れていなさそうなさかなクンは今でもおっとっとを食べていることだろう。ギョギョ。(偏見)

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧