ガトーショコラの値上げ・実質値上げ情報

森永ガトーショコラの値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 ガトーショコラ
内容量 186g(31g×6個)
参考小売価格 330円(税別)
原材料 チョコレート(乳成分を含む)、小麦粉、水あめ、砂糖、ショートニング、植物油脂、鶏卵、ココアパウダー、アプリコットペースト、準チョコレート、食塩/ソルビトール、酒精、乳化剤(大豆由来)、膨脹剤、香料、酸味料
栄養成分
1個当たり(31g)
エネルギー 153kcal
たんぱく質 1.8g
脂質 8.9g
炭水化物 16.3g
食塩相当量 0.06g
発売日 1993年

ガトーショコラ
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2003年8月時点 6個(1個35g) 300円
2014年9月~ 6個(1個33g) 300円
2016年1月~ 6個(1個31g) 300円
2023年3月~ 6個(1個31g) 330円

森永ガトーショコラ内容量減少の推移

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
1個35g時 森永商品カタログ
2014年 1個33gに実質値上げ 森永商品カタログ
2016年 1個31gに実質値上げ 森永商品カタログ
2023年 330円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース

森永 ガトーショコラの値上げ解説

チョコレートをコーティングしたソフトケーキといえばロッテの「チョコパイ」が知られています。そんなチョコパイのパク…もとい類似商品といえるのが森永製菓の「ガトーショコラ」です。

チョコレートのスポンジでチョコクリームをサンドし、それをチョコレートでコーティングするという、まさにチョコずくめのガトーショコラ。ほんのり漂う高級感に恥じないステルス値上げを行ってきた歴史があります。

ガトーショコラは長らく1個あたり35gという容量を守ってきました。しかし2014年になって価格を据え置いたまま33gへ実質値上げ。そして2016年になってさらに31gに減らし現在に至っています。

また、2023年3月にはガトーショコラ含め多くの森永製菓商品を値上げすると発表しており、300円だったガトーショコラは330円に。

ガトーショコラやチョコパイが昔より小さくなったと感じている人は多いことでしょう。その感覚、間違っていませんからね。1割以上小さくなっているのだから、よほど鈍感でなければそりゃ気付くだろう。

にしてもこのガトーショコラ、ロッテのチョコパイと姿形はそっくり。1箱6個入り、1個31g、想定小売価格330円という点まで同一。別メーカーだと言われなければフレーバー違いの姉妹品と勘違いするレベル。

で、どちらがパク…オマージュしたのかという問題だが…森永製菓ガトーショコラの発売が1993年、ロッテチョコパイの発売は1983年。まあつまりそういう事だ。

ただし、チョコパイやガトーショコラの“原型”と言っても差し支えない森永エンゼルパイの発売は1958年。

エンゼルパイはビスケットにマシュマロを挟みチョコでコーティングした商品であるため、スポンジにクリームのチョコパイやガトーショコラとは若干趣が異なるが、エンゼルパイがあったからこそこれら商品が生まれたんじゃないかと。

実際、ガトーショコラ発売時のパッケージには「エンゼルパイ・ソフトケーキ」の文字が。このことからエンゼルパイの派生商品であったことが伺えます。

森永ガトーショコラ内容量減少の推移

エンゼルパイを真似たっぽいチョコパイ。チョコパイを真似たっぽいガトーショコラ。どっちもどっちってことでいいんじゃないかな。パクリパクられ切磋琢磨ということで。痛み分け~!(IKKO風)

ちなみに、私はチョコレート好きなので味に関しては圧倒的にガトーショコラが好み。「どっち食べる?」と2つを提示されたら間違いなくガトーショコラをチョイスする。その後チョコパイも強奪して貪るがな。

チョコパイには冬季限定の「冬のチョコパイ」という、ココアケーキにココアクリームを挟みチョコでコーティングした商品もある。見た目的にはほぼガトーショコラ。

一方で味はガトーショコラの方がビターで大人仕様。ただ“ふんわり感”はチョコパイの方が上なんですよね。チョコパイとガトーショコラを比べてみると、重量は同じでもチョコパイの方が明らかに厚みがある。

森永ガトーショコラと冬のチョコパイの厚みの違い

みっちり濃厚なチョコが好きな人はガトーショコラ、ケーキらしいふんわり軽い食感が好みなら冬のチョコパイをチョイスするといいでしょう。

複数回の実質値上げを行ってきた森永製菓のガトーショコラ。ただ価格の値上げに関しては最小限に抑えている印象も。他のチョコレート製品に比べれば内容量減は比較的穏やかであるため良心的な商品と言えるのかもしれません。

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