カレ・ド・ショコラ クラシックビターの値上げ情報
メーカー | 森永製菓株式会社 |
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商品名 | カレ・ド・ショコラ クラシックビター(旧ベネズエラビター) |
内容量 | 102g(4.9g×21枚) |
参考小売価格 | 340円(税別) |
原材料 | カカオマス、砂糖、ココアバター/乳化剤、カカオ香料、(一部に乳成分・大豆を含む) |
栄養成分 1枚当たり(4.9g) |
エネルギー 28kcal たんぱく質 0.27g 脂質 1.7g 炭水化物 2.8g 食塩相当量 0.0006g |
発売日 | 2003年9月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2003年9月~ | 24枚(122g) | 300円 |
2008年~ | 21枚(107g) | 300円 |
2014年7月~ | 21枚(102g) | 300円 |
2015年7月~ | 21枚(102g) | 330円 |
2022年7月~ | 21枚(102g) | 340円 |
2022年9月~ | 販売終了 |
参考サイト | |
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公式サイト | 森永製菓株式会社 |
2004年11月 24枚(122g) | 森永商品カタログ |
2008年 21枚(107g)に実質値上げ | 森永商品カタログ |
2014年7月 102gに実質値上げ | 森永商品カタログ |
2015年7月 330円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2022年 340円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
カレ・ド・ショコラ クラシックビターの値上げ解説
2003年のカレ・ド・ショコラ発売時からフレンチミルクと共にラインナップされている「ベネズエラビター」。その後継商品として2020年に登場したのが「クラシックビター」です。
どちらもベネズエラのカカオ豆使用が大きな特徴であるものの、「ベネズエラ」とか言われてもピンとこないというのが正直なところ。ただ、ビター好きとしてはなんとなく美味しそうな印象を受けるのも確か。
カレ・ド・ショコラ クラシックビターの内容量や価格は同ブランドのフレンチミルクと同じ。値上げや内容量減も同時に行われています。
具体的には、カレ・ド・ショコラ発売時は24枚(122g)の内容量に対し価格は税抜300円。その後2008年に21枚(107g)に実質値上げされ、2014年には枚数を維持しまま1枚1枚を小さくし102gに容量減。
そして2015年7月には、ダースや板チョコ、小枝など森永製菓の看板商品に混じって10%の値上げが実施されています。その結果税抜330円に。2022年には340円に値上げしています。
それでもゴディバなどの高級チョコに比べればはるかに安いけどね。
このカレ・ド・ショコラ クラシックビター、ベネズエラビターとして2003年に発売された時はフレンチミルクとの2種展開だったため、「甘いフレンチミルク、カカオが強めのベネズエラビター」という棲み分けができていた。
しかし、現在カレ・ド・ショコラシリーズで圧倒的な人気を誇る「カカオ70」が2005年に登場したことでカカオ分55%のベネズエラビターは中途半端な存在になってしまった感がある。
しかもカカオ70は一般的に価格高めとされる高カカオ商品ながら、フレンチミルクやベネズエラビターと同価格で、内容量も101gとたった1gしか違わない。なら多くの消費者はお得感があるカカオ70を買うよねぇ…
値上げされたとはいえ高級チョコレートに比べればはるかに安いし、味も遜色ないカレ・ド・ショコラ。その中においてもクラシックビターは苦すぎず甘すぎずの絶妙なポジションにあるという考え方もできます。
私自身チョコレートは高カカオの商品ばかり手に取るが、たまにミルクチョコとか食べると「甘くて美味しい!」と素直に感じることも。でも糖質が多くて体に悪そう。そんな時こそクラシックビターの出番ですよ。
…いや、そもそもカレ・ド・ショコラなんて高いチョコ、貧乏人の私は買わないけどね。「こういった食べ方があるよ~」という提案ということで。
しかし、そんな中途半端感溢れたクラシックビターは2022年に販売終了し、代わりに登場したのが「ショコラノワゼット」なるフレーバー。「ショコラ」はまだしも「ノワゼット」ってなんだよ。
ベネズエラ産カカオを使用したカカオ55%のチョコレートという点はベネズエラビターやクラシックビターの流れを汲んでいるものの、チョコレートにヘーゼルナッツとアーモンドを練り込んだり、カラメルチップなどを使用しているあたり、もはや別物と言っていい。
フレンチミルクとカカオ70の間に挟まれ存在感が薄かったことから、思い切って路線を変更したといったところか。にしても、ずいぶんとこねくり回したもんだ。「早晩ラインナップから消える」に100トルコリラ。
ちなみにこのショコラノワゼット、クラシックビターの4.9gに比べ1枚当たりの重量を0.1g減らし4.8gにしたうえ、枚数も21枚から18枚に減っている。さすが森永、抜け目ないな。
自分で買うことは絶対にないであろう商品だからどうでもいいが。