エンゼルパイの実質値上げ情報

エンゼルパイの実質値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 エンゼルパイ
発売日 1958年(全国発売は1961年)

エンゼルパイ ティータイムパック
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2004年時点 10個(1個32g) 500円
2009年~ 8個(1個32g) 500円

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2008年時 10個 食@新製品
2009年 8個に実質値上げ エンゼルパイ特設ページ

エンゼルパイの値上げ解説

エンゼルパイ…皆さん好きですか?

ロッテのチョコパイと似た形をしていることから同じような味・食感を期待して食べたところガッカリした…なんて話をよく耳にするエンゼルパイ。なぜならチョコパイとは食感が大きく異なるから。

ロッテのチョコパイはクリームをケーキ生地で挟みチョコレートでコーティングしたもの。一方のエンゼルパイはマシュマロを柔らかめのビスケットで挟みチョコレートをコーティングした商品。

そのためチョコパイのようなしっとり感はなく、例えるならチョコパイはちょっと上品なお菓子、エンゼルパイは駄菓子チックな雰囲気漂うチープなお菓子…といったところでしょうか。

そんな“チョコパイの偽物”感漂うエンゼルパイですが、発売されたのはチョコパイ登場より25年ほど前となる1958年。むしろチョコパイこそがエンゼルパイの模倣品という趣。

…今や人気はチョコパイの方が圧倒的だけどね。

そんな歴史あるエンゼルパイ。チョコパイの登場もあってか販売面では苦戦を強いられており、パッケージがいまいち安定しない。

エンゼルパイといえば2個入りの箱(120円)を思い浮かべる人も多いのではないでしょか。しかし現在2個入りは存在せず、8個入りの「ティータイムパック」と、レギュラーサイズの4分の1程度の大きさの「ミニエンゼルパイ」のみの展開。

エンゼルパイの象徴ともいえる2個入りは2006年頃にいったん消滅し2013年に復活。しかしその後再び販売を終了し現在に至ります。要は売れていないってことね。

現在販売されている8個入り500円のティータイムパックに関しては、2008年まで10個入りだったことを確認しています。価格は同じく500円。つまり20%もの実質値上げが行われたということだ。えげつない。

そして数と並んで気になるのが「大きさ」。「昔に比べエンゼルパイは小さくなった」なんて話もよく見聞きするため色々と調べてみました。

しかし少なくとも2000年初頭には現在と同じ1個32gという結果に。ロッテのチョコパイや森永のガトーショコラは確実に小さくなっているものの、エンゼルパイに関してはそういった情報は確認できなかったのです。

2000年以前はもっと大きかった可能性もあります。しかし現状では確証は得られていません。大人になって体が大きくなった結果、相対的にエンゼルパイが小さくなったように感じている可能性も否定できないかと。

内容量が記載されている昔のパッケージなど、現在のエンゼルパイより大きかった証拠を持っている人がいたら、ぜひお知らせください。お礼はできないけどな。

「ガッカリお菓子」という烙印を押されて久しいエンゼルパイ。しかし決して不味くはないの。だからといって特別美味しいわけでもない。

乳脂肪に由来するコクや旨味、滑らかな食感を併せ持つクリームに比べマシュマロは“パンチ”がないんですよね。中途半端な弾力と、ただ甘いだけの味。しっとり感に乏しいビスケット生地と相まって色々と微妙なのは分かる。

でもたまに食べたくなるんですよね、エンゼルパイ。そして実際食べてみて「ああ、やっぱり微妙だな」と納得するまでがワンセット。そしてチョコパイ…ではなくガトーショコラに戻っていく私。

そんな“エンゼルパイたまに食べたくなる症候群”も、ステルス値上げと2個入りの販売終了で対症療法は難しくなった。8個入りティータイムパックの実売価格は250~300円ほどだが、その額を出すなら別のお菓子を買う。8個もいらん。

色々と残念な部分も目立つエンゼルパイ。しかし「ガッカリチョコパイ」と呼ぶのはやめてあげて。歴史あるエンゼルパイに敬意を込め、チョコパイを「美味い方のエンゼルパイ」と呼ぶようにしよう。

…大して変わらんか…

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧