ナチュリス(旧マクロビ派)の値上げ情報
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|---|---|
| メーカー | 森永製菓株式会社 |
| 商品名 | ナチュリス(旧マクロビ派) |
| 内容量 | 50g |
| 参考小売価格 | 230円(税別) |
| 原材料 | 植物油脂(国内製造)、オーツ麦フレーク、砂糖、小麦粉、アーモンド、小麦全粒粉、果汁づけ乾燥クランベリー(クランベリー、濃縮りんご果汁、植物油脂)、玄米フレーク、ひまわり種子、かぼちゃ種子、食塩 |
| 栄養成分 1袋(50g) |
エネルギー 260kcal たんぱく質 4.8g 脂質 14.7g 炭水化物 28.2g 食塩相当量 0.06g 鉄:0.75mg |
| 発売日 | 2014年4月(ナチュリスは2025年9月) |
| マクロビ派 小袋 | ||
|---|---|---|
| 年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
| 2014年4月~ | 56g(14g×4枚) | 180円 |
| 2016年4月~ | 56g(14g×4枚) | 200円 |
| 2017年3月~ | 37g | 150円 |
| 2021年3月~ | 販売終了 | |
| マクロビ派 大袋 | ||
|---|---|---|
| 年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
| 2017年3月~ | 100g | 369円 |
| 2022年6月~ | 100g | 398円 |
| 2025年9月~ | 販売終了 | |
| ナチュリス | ||
|---|---|---|
| 年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
| 2025年9月~ | 50g | 230円 |
| 値上げ理由・建前 | |
|---|---|
| タイミング | 公表内容 |
| 180円→200円 | なし |
| 56g→37g 200円→150円 |
ナッツやシードなどの具材を増やしザクザクとした食感をより感じられるように。また食べやすい一口サイズにすることでシーンを選ばず手軽に楽しめるように。 |
| 369円→398円 (大袋) |
近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながらコストアップを吸収するべく取り組んできたが、自社企業努力のみでは解決困難に。 |
| 2025年9月 100g→50g 398円→230円 |
白砂糖、マーガリン・ショートニング、動物性素材を使用せず、アーモンド、クランベリー、ひまわりの種、オーツ麦フレーク、国産全粒粉、てんさい糖などを使用した「ナチュリス」発売。 |
| 参考サイト | |
|---|---|
| 公式サイト | 森永製菓株式会社 |
| 発売当初 56g180円 | 森永商品カタログ |
| ドラマコラボ時200円へ値上げ | 流通ニュース |
| 2017年 リニューアルで実質値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
| 2022年 398円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
| 2025年9月 50g 230円に値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
ナチュリス(旧マクロビ派)の値上げ解説
森永製菓の健康志向ビスケット「マクロビ派」と、その後継商品である「ナチュリス」。聞いたことも見たこともないという人も多いのではないでしょうか。実際スーパーやコンビニなどで見かけることって少ないんですよね。
マクロビ派が発売されたのは2014年4月。お菓子に健康を求めるというお花畑な女性をターゲットとし、「バター・マーガリン・白砂糖不使用!」という謳い文句をひっさげ登場。
いや、ほぼ糖質であり、かつGI値が高い小麦粉ガッツリ使って「白砂糖不使用!」とか言われても…「白砂糖=悪」という印象操作って怖いわ…健康的を謳うならせめてふすま粉や大豆粉あたりをメインに使えや。
添加物も“悪”とされるが、添加物だってほぼ自然由来なんだよね。健康に害を与えるという科学的根拠もないのに言葉の響きだけで添加物を「悪」と決めつけ、“自然派”なるエセ健康食品に高い金を払ってくれる…自称自然派の健康オタクっていいカモだな。
そんなエセ…もとい、ちょっと印象操作が過ぎる健康菓子マクロビ派。発売当時は1枚14g×4枚入りの計56gで税抜180円。他のビスケットに比べれば割高ではあるものの、健康に取り憑かれた方々にとっては安いものか。
しかし2016年に「東京タラレバ娘」とコラボしたあたりで税別200円に値上げ。
「まあこのくらいの値上げはよくあること」と思いきや、翌年2017年のリニューアルにより56g200円から37g150円に。

一見すると“内容量減と値下げを同時に行いバランスをとった”という印象を抱く。しかし計算してみると、値下げ幅が25%なのに対し内容量の減りっぷりは約34%。典型的なステルス値上げですね。
まあ、発売時とは原材料の構成もかなり変わっているので単純比較はできないんですけどね。でも“お高め”であることに違いはなく、実質値上げでそれがより顕著になったのも確か。
ただしこれは「マクロビ派ビスケット」での話であり、「マクロビ派ブラウニー」の方は元々が48g200円で、2017年からは37g150円。値下げ率25%に対し内容量の減少率は約23%なので実質値下げといえる。森永製菓のせめてもの良心か。
「1袋200kcal以下」というのをひとつの売りにしていたマクロビ派。しかし37gで190kcal前後というのは決して低カロリーではないからね。油で揚げているポテトチップスですら37gの重量に対するカロリーは同じくらいだからね。
体に良い一方で脂質や糖質も多い高カロリー食品のナッツやドライフルーツを使用しているから仕方ないところなんだろうけど…実質値上げでがっつり内容量を減らして「200kcal以下」と胸を張られてもねぇ。
37g150円にステルス値上げされた2017年のリニューアルでは、“大袋”といえる100g入りのマクロビ派も登場。こちらの価格は税別369円だったので、37g入りに比べ若干お得な商品となっていました。
37gの小袋と100gの大袋の2本柱体制が定着してきた2021年、リニューアルを機に37gがいきなり販売終了し、ラインナップは100gのみに。
なんで37gは販売終了になったんだ? …って、愚問だよね。売れていて利益を十分に生み出している商品を販売終了にすることなんて通常ありえないんだから、まあそういうことだろう。
その100gは2022年に398円に値上げしたことで割高感さらにアップ。そして2025年9月、マクロビ派は販売終了となり、入れ替わるように「ナチュリス」なる商品が登場。
ナチュリスのフレーバーは「アーモンドとクランベリー」と「ヘーゼルナッツとカカオ」の2つ。

もうほんとそのまんま名前を変えただけ。中身の見た目も原材料もほぼ一緒。商品名を変更したうえで内容量を100gから50gへと半減させ、価格は398円から230円と半減…には至らない。つまり事実上の値上げということになる。
健康的っぽい雰囲気を前面に押し出してはいるものの、原材料を見ると植物油脂が最も使用比率が高く、次いでオーツ麦フレーク、3番目は砂糖、4番目に小麦粉と、オーツ麦以外の主成分は平凡な菓子そのもの。
50gあたり脂質14.7g、糖質25.8gでカロリーは260kcal。植物油脂と糖質をたっぷり使用する一方で思いのほか食物繊維が少ないことから、前述のようにポテトチップスに匹敵するデブ製造機。変な添加物を使用していない点が唯一の救いか。
てんさい糖使用とかマーガリン・ショートニング不使用とか、にわか健康オタクが喜びそうな文言を並べているよね。でもこのナチュリス、結局は現在「健康を脅かす悪の枢軸」的扱いである超加工食品なんだよね。
本当に食事に気を使っている人であればまず手に取らない。お菓子を食べることに対する罪悪感や後ろめたさをどうにかして軽減したい「往生際の悪い人」がターゲットなんだろうなぁ。





























