ムーンライト クッキーの値上げ・実質値上げ情報

ムーンライト クッキーの値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 MOONLIGHT(ムーンライト)
内容量 14枚(2枚パック×7袋)
参考小売価格 220円(税別)
原材料 小麦粉、砂糖、ショートニング、鶏卵、バターオイル、植物油脂、マーガリン、卵黄、食塩/乳化剤(大豆由来)、香料、膨張剤、カロテン色素
栄養成分
1枚(8.1g)
エネルギー 43kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 2.2g
炭水化物 5.2g
食塩相当量 0.04g
発売日 1960年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
1980年時点 不明 230円
2003年8月時点 2枚×8袋(1枚8.5g) 200円
2015年2月~ 2枚×8袋(1枚8.1g) 200円
2016年2月~ 2枚×7袋(1枚8.1g) 200円
2022年6月~ 2枚×7袋(1枚8.1g) 210円
2023年3月~ 2枚×7袋(1枚8.1g) 220円

1980年 ムーンライト230円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
8.5g→8.1g なし
8袋→7袋 抽選でオリジナルブレンドティーとムーンライトのパッケージカラーに合わせた青いマグカップをプレゼント。
200円→210円 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、自社企業努力だけではコストアップの吸収が困難な状況になったため。
210円→220円 近年、食品原料・包装資材の価格高騰や物流コストの上昇が続いており、これらコストアップ要因は中長期にわたり継続することが予想され、自社企業努力のみでの解決困難になったため。

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2008年 8.5g×16枚 森永商品カタログ
2015年 1枚8.1gに実質値上げ 森永商品カタログ
2016年 14枚に実質値上げ 森永商品カタログ
2022年 210円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2023年 220円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース

森永製菓ムーンライト クッキーの値上げ解説

森永製菓を代表するクッキーといえば1960年発売の「ムーンライト」でしょう。先輩にあたるマリーやチョイスがビスケットなのに対し、ムーンライトは正統派のクッキーとなっています。

2000年頃のムーンライトの内容量は2枚×8袋の16枚入りで、1枚あたりの重さは8.5g。約136g入り税別200円という規格・価格でした。

しかし2015年には1枚の重さは8.1gに減らされることに。いわゆる実質値上げというやつね。そして翌年2016年にはさらに1袋減らしましたよっと。これにより現在のムーンライトのグラム数は約113g。少ない…

ムーンライトの量が減った

2022年には税別210円に値上げし、2023年3月から森永製菓の菓子類を3.0~21.2%値上げすると発表。ムーンライトの価格は10円値上げして220円に。

ちなみに現在のマリーは約113g、チョイスは約122gとなっていますので、コストパフォーマンスを重視するならチョイスがベストでしょうか。

まあ、ややお高めのクッキーであるムーンライトを購入する人が数gの違いに目くじら立てるとは思えないが…私のように量と価格を最重視する人間はそもそもムーンライトは選択肢に入らないからね。

度重なるステルス値上げに対し「仕方ない」と理解を示す層が顧客とも考えられる。

とはいえ「高い」とは言ってもスーパーなどに並んでいるごく一般的な商品の中では…という話。ビスケットに比べ食感や味に上品な印象があるクッキーは贈答用にもよく用いられ、そういった商品に比べればムーンライトは圧倒的に安い。

…外箱に缶などを用いる贈答用と、ややお高めとはいえ一般家庭用のお菓子の価格やコストパフォーマンスを比べるなんてナンセンスだが。

にしてもクッキーを月に見立てた「ムーンライト」というネーミングは、時代を感じさせる一方でセンスも光るな。ムーンライト(月明かり)だけに。

意図的なのは承知のうえで、壊滅的なネーミングセンスを誇る小林製薬に爪の垢でも煎じて飲ませてやればどうだ?

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