チョコボール(いちご)の値上げ情報
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メーカー | 森永製菓株式会社 |
商品名 | チョコボール(いちご) |
発売日 | 1994年 |
チョコボール(いちご) | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
1994年~ | 不明 | 60円 |
2004年2月時点 | 27g | 60円 |
2004年4月~ | 29g | 60円 |
2007年12月~ | 29g | 70円 |
2010年3月~ | 26g | 70円 |
2014年7月~ | 24g | 70円 |
2016年3月~ | 25g | 80円 |
2022年7月~ | 25g | 出荷価格 3~11%値上げ |
参考サイト | |
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公式サイト | 森永製菓株式会社 |
2004年2月 27g | 森永商品カタログ |
2004年4月 29g | 森永商品カタログ |
2007年12月 70円へ値上げ | J-CASTニュース |
2010年3月 26gに実質値上げ | 森永商品カタログ |
2014年7月 24gに実質値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2016年3月 内容量微増&値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
2022年 3~11%値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
チョコボール(いちご)の値上げ解説
森永チョコボールの定番3商品の中で、唯一“後発”となるのが「いちご」です。チョコボールのピーナッツとキャラメルが1969年発売なのに対し、いちごは1994年となっています。
チョコボールいちごは比較的新しい商品だけに、発売時30円のピーナッツ・キャラメルとは違い価格の値上げ自体は2回のみ。発売時の60円から2007年に70円、2016年に80円へと値上げされ現在に至ります。
一方で内容量の変更やステルス値上げは頻繁に行われている。
2004年2月時点でいちごはチョコボール3種の中で最も内容量が多い存在でした。ピーナッツとキャラメルが25gなのに対し、いちごは27gだったからね。そして2004年4月になって価格を据え置いたままいちごとキャラメルのみ29gへ増量。
ここまでは森永も良心的だった。
その後2007年12月になって70円へ値上げ、2010年3月には価格を据え置いたまま26gへ実質値上げ、2014年7月には24gへとさらなる実質値上げ。シュリンクフレーション待ったなしですね。
2016年3月の80円への値上げ時には1g増やして25gにするという、焼け石に水感溢れる小手先技を披露。同時期にピーナッツは24gから28gに増やしているんだから、いちごも同じく28gにしろよと声を大にして言いたい。
にしてもキョロちゃんっていつの間にかずいぶん太ったね。顔もよりポップになり、以前のような化け鳥感は和らいだ。
ただ、ここまであからさまな“可愛い路線”にしなくても…という印象は拭えない。元々が不気味さと可愛らしさが共存する絶妙なデザインだったのに、デフォルメしすぎた結果違和感が強調された気がする。
元から顔の向きと目の位置関係を意図的に狂わせている構図だが、今の絵は目が大きくなりバランスが崩れたことからある種の“狂気”を感じるレベル。ピンクの水玉模様の服に緑のシャンプーハット? 元来のいちごを模したデザインからずいぶん飛躍したね。
これが時代に合わせた変化なのか? このNEWキョロちゃんをまじまじと見た時、一時期世間を騒がせたキリストの絵の修復問題に重なるものを感じた。だったらベビースターみたいにキャラ一新でよかったんじゃない?
ま、そのうち見慣れるか。