チョコボール<いちご>の値上げ情報

チョコボール<いちご>の値上げ・実質値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 チョコボール<いちご>
内容量 25g
参考小売価格 98円(税別)
原材料 砂糖、植物油脂、全粉乳、乳糖、米パフ(小麦を含む)、デキストリン、ココアバター、カカオマス、ホエイパウダー、水あめ、いちごパウダー/乳化剤(大豆由来)、光沢剤、膨脹剤、香料、酸味料、ベニコウジ色素
栄養成分
1箱当たり(25g)
エネルギー 139kcal
たんぱく質 1.0g
脂質 8.1g
炭水化物 15.4g
食塩相当量 0.05g
発売日 1994年

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
1994年~ 不明 60円
2004年2月時点 27g 60円
2004年4月~ 29g 60円
2007年12月~ 29g 70円
2010年3月~ 26g 70円
2014年7月~ 24g 70円
2016年3月~ 25g 80円
2022年7月~ 25g 88円
2023年3月~ 25g 92円
2024年4月~ 25g 98円

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2004年2月 27g 森永商品カタログ
2004年4月 29g 森永商品カタログ
2007年12月 70円へ値上げ J-CASTニュース
2010年3月 26gに実質値上げ 森永商品カタログ
2014年7月 24gに実質値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2016年3月 内容量微増&値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2022年 88円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2023年 92円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2024年 98円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース

チョコボール<いちご>の値上げ解説

森永チョコボールの定番3商品の中で、唯一“後発”となるのが「いちご」です。チョコボールのピーナッツとキャラメルが1969年発売なのに対し、いちごは1994年となっています。

チョコボールいちごは比較的新しい商品だけに、発売時30円のピーナッツ・キャラメルとは違い価格の値上げ自体はそれほど多くない。

発売時の60円から2007年に70円、2016年80円、2022年88円、2023年92円、2024年4月には大台の100円…の一歩手前98円に値上げ。…ずいぶん高くなったもんだわ…

一方で内容量の変更やステルス値上げは頻繁に行われている。

2004年2月時点でいちごはチョコボール3種の中で最も内容量が多い存在でした。ピーナッツとキャラメルが25gなのに対し、いちごは27gだったからね。そして2004年4月になって価格を据え置いたままいちごとキャラメルのみ29gへ増量。

ここまでは森永も良心的だった。

その後2007年12月になって70円へ値上げ、2010年3月には価格を据え置いたまま26gへ実質値上げ、2014年7月には24gへとさらなる実質値上げ。シュリンクフレーション待ったなしですね。

2016年3月の80円への値上げ時には1g増やして25gにするという、焼け石に水感溢れる小手先技を披露。同時期にピーナッツは24gから28gに増やしているんだから、いちごも同じく28gにしろよと声を大にして言いたい。

2022年、10%値上げして88円、2023年3月には森永製菓の幅広い菓子において3.0~21.2%の値上げが行われ、<いちご>含めチョコボール各種は92円に。そして2024年4月には98円と。

子供向けの安い菓子というイメージは完全に崩れ去ったな。

にしてもキョロちゃんっていつの間にかずいぶん太ったね。顔もよりポップになり、以前のような化け鳥感は和らいだ。

チョコボール(いちご)のキョロちゃん変化

ただ、ここまであからさまな“可愛い路線”にしなくても…という印象は拭えない。元々が不気味さと可愛らしさが共存する絶妙なデザインだったのに、デフォルメしすぎた結果違和感が強調された気がする。

元から顔の向きと目の位置関係を意図的に狂わせている構図だが、今の絵は目が大きくなりバランスが崩れたことからある種の“狂気”を感じるレベル。ピンクの水玉模様の服に緑のシャンプーハット? 元来のいちごを模したデザインからずいぶん飛躍したね。

これが時代に合わせた変化なのか? このNEWキョロちゃんをまじまじと見た時、一時期世間を騒がせたキリストの絵の修復問題に重なるものを感じた。だったらベビースターみたいにキャラ一新でよかったんじゃない?

ま、そのうち見慣れるか。

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