ハイチュウアソートのステルス値上げ情報
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メーカー | 森永製菓株式会社 |
商品名 | ハイチュウアソート |
発売日 | 不明(ハイチュウは1975年) |
ハイチュウアソート | ||
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年月日 | 内容量 | 参考小売価格(税別) |
2004年時点 | 103g | 200円 |
2009年~ | 94g | 200円 |
2022年7月~ | 94g | 出荷価格 3~11%値上げ |
参考サイト | |
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公式サイト | 森永製菓株式会社 |
2004年 103g200円 | 森永商品カタログ |
2009年 94gにステルス値上げ | 食@新製品 |
2022年 3~11%値上げ | 森永製菓 ニュースリリース |
ハイチュウアソートのステルス値上げ解説
ソフトキャンディの代名詞ともいえる森永製菓のハイチュウ。その中で様々なフレーバーを3~4種ほど詰め込み大容量化したものが「ハイチュウアソート」。
その時々で様々な味の組み合わせがあるものの、基本的なアソートはグレープ、ストロベリー、グリーンアップルの3種に、メロンやバナナなど特別なものを加えた4種。これひとつでいろんな味が楽しめますよ的な。
ハイチュウの派生商品としてアソートがいつ発売されたのかは確認できませんでしたが、2004年時点での内容量と参考小売価格は103g入りで200円。
ベーシックなハイチュウが12粒(約57g)入り100円であるため、アソートの方が高いことに。決して「お徳用」ではない点に注意。
様々なフレーバーが楽しめる一方で若干割高でもあるハイチュウアソート、2009年には価格を据え置いたまま内容量を減らす“実質値上げ”が行われ、103gの内容量は94gへ。ハイチュウアソートは1粒4.3gであるため2粒減らされた計算に。
ちなみに、一般的なスティック型12粒入りの“素”のハイチュウは確認できる限り値上げやステルス値上げは行われていない。そのため2009年に実質値上げしたアソートはより割高になってしまっています。
ただ、1つの商品で3種+αのフレーバーが楽しめる点はメリットといえばメリット。とはいえ2種で我慢できるなら、一般的な100円のハイチュウの中で自分好みのフレーバーを2つ買った方がお得だが。
森永ハイチュウは日本のキャラメルのフルーツ版…もう少し突き詰めるならソフトな食感が売りの森永ハイソフトのフルーツフレーバーバージョンといったところ。それだけにいい大人が食べると歯の詰め物が取れるリスクに晒される。
裏を返せば、虫歯などで取れそうになっている詰め物にとどめを刺し、早期の治療を促してくれる素敵な存在でもある。ハイチュウのお陰で詰め物の下にできた虫歯にいち早く気付き、神経を抜く処置(抜髄)を免れた…なんて人もいるかも。
いっそのこと、「詰め物診断装置」としてハイチュウとかキャラメルを歯医者で売ればいいんじゃない? ハイチュウの販売に加え補綴のやりかえ増による売り上げの増大が見込めるぞ。爽やかなフレーバーのハイチュウは口臭予防にも一役買うしな。
しかもハイチュウを食べることによって新たな虫歯の発生も見込める…という副次的な恩恵も。最高じゃん、ハイチュウ!(クズ)