ハイチュウアソートのステルス値上げ情報

ハイチュウアソートの実質値上げ情報
メーカー 森永製菓株式会社
商品名 ハイチュウアソート
内容量 86g(4.3g×20粒)
参考小売価格 220円(税別)
原材料
(グレープ)
水あめ、砂糖、植物油脂、ゼラチン、濃縮グレープ果汁、ミックスジャム(りんごを含む)/酸味料、グリセリン、香料、乳化剤、アカキャベツ色素、クチナシ青色素
栄養成分
1粒当たり(4.3g)
エネルギー 18kcal
たんぱく質 0.07g
脂質 0.34g
炭水化物 3.6g
食塩相当量 0g
発売日 不明(ハイチュウは1975年)

ハイチュウアソート
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2004年時点 103g(24粒) 200円
2009年~ 94g(22粒) 200円
2022年7月~ 86g(20粒) 200円
2023年3月~ 86g(20粒) 220円
2024年4月~ 86g(20粒) 3.3%~18.0%値上げ
(240円前後?)

参考サイト
公式サイト 森永製菓株式会社
2004年 103g 200円 森永商品カタログ
2009年 94gにステルス値上げ 食@新製品
2022年 86gにステルス値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2023年 220円に値上げ 森永製菓 ニュースリリース
2024年 240円前後に値上げ 森永製菓 ニュースリリース

ハイチュウアソートのステルス値上げ解説

ソフトキャンディの代名詞ともいえる森永製菓のハイチュウ。その中で様々なフレーバーを3~4種ほど詰め込み大容量化したものが「ハイチュウアソート」。

その時々で様々な味の組み合わせがあるものの、基本的なアソートはグレープ、ストロベリー、グリーンアップルの3種に、メロンやバナナなど特別なものを加えた4種。これひとつでいろんな味が楽しめますよ的な。

ハイチュウの派生商品としてアソートがいつ発売されたのかは確認できませんでしたが、2004年時点での内容量と参考小売価格は103g入りで200円。

当時ベーシックなハイチュウが12粒(約57g)入り100円であったため、アソートの方が高いことに。決して「お徳用」ではない点に注意。

様々なフレーバーが楽しめる一方で若干割高でもあるハイチュウアソート、2009年には価格を据え置いたまま内容量を減らす“実質値上げ”が行われ、103gの内容量は94gへ。ハイチュウアソートは1粒4.3gであるため2粒減らされた計算に。

世界的な物価高が深刻だった2022年、ハイチュウアソートは86gへステルス値上げし、2023年3月には220円に値上げ。さらに2024年4月からは240円前後に。2粒減らしたうえに約20%値上げしたということだな。

ちなみに、一般的なスティック型12粒入りの“素”のハイチュウは長年値上げやステルス値上げを行ってきませんでしたが、2022年~2023年にかけ値上げが行われ、現在は120円。それでもアソートの方が明らかに割高だがな。

ただ、1つの商品で3種+αのフレーバーが楽しめる点はメリットといえばメリット。とはいえ2種で我慢できるなら、一般的な120円のハイチュウの中で自分好みのフレーバーを2つ買った方がお得だが。

森永ハイチュウはキャラメルのフルーツ版…もう少し突き詰めるならソフトな食感が売りの森永ハイソフトのフルーツフレーバーバージョンといったところ。それだけにいい大人が食べると歯の詰め物が取れるリスクに晒される。

裏を返せば、虫歯などで取れそうになっている詰め物にとどめを刺し、早期の治療を促してくれる素敵な存在でもある。ハイチュウのお陰で詰め物の下にできた虫歯にいち早く気付き、神経を抜く処置(抜髄)を免れた…なんて人もいるかも。

いっそのこと、「詰め物診断装置」としてハイチュウとかキャラメルを歯医者で売ればいいんじゃない? ハイチュウの販売に加え補綴のやりかえ増による売り上げの増大が見込めるぞ。爽やかなフレーバーのハイチュウは口臭予防にも一役買うしな。

しかもハイチュウを食べることによって新たな虫歯の発生も見込める…という副次的な恩恵も。最高じゃん、ハイチュウ!(クズ)

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