きのこの山の値上げ・ステルス値上げ情報

きのこの山の値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー 株式会社明治
商品名 きのこの山
内容量 74g
参考小売価格 265円(税別)
原材料 砂糖、小麦粉、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、乳糖、ショートニング、練乳加工品、脱脂粉乳、クリーミングパウダー、異性化液糖、麦芽エキス、食塩、イースト/乳化剤、膨脹剤、香料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
栄養成分
1箱(74g)
エネルギー 423kcal
たんぱく質 6.3g
脂質 26.7g
炭水化物 39.4g
食塩相当量 0.3g
発売日 1975年

年月日 内容量・数量 参考小売価格(税別)
1980年代 不明 130円
~2000年頃 98g 200円
2000年~ 89g 200円
2008年~ 82g 200円
2015年~ 74g 200円
2023年6月~ 74g 215円
2024年6月~ 74g 230円
2024年10月~ 74g 265円

参考サイト
公式サイト 株式会社明治
1999年 98g 明治 チョコレートカタログ
2003年~ 89g 2004年10月 明治公式サイト
2008年~ 82g 2008年6月 明治公式サイト
2015年 74gにステルス値上げ 明治 プレスリリース
2023年 215円に値上げ 明治 プレスリリース
2024年6月 230円に値上げ 明治 プレスリリース
2024年10月 265円に値上げ 明治 プレスリリース

明治 きのこの山の値上げ解説

ビスケットの食感とチョコレートの甘さが調和した明治のきのこの山。たけのこの里との人気争いで話題に上ることも多い人気のお菓子ですよね。

私が確認できる限り、1998年から2002年にかけて内容量は98gで価格は200円。公式サイトにもはっきりと明記してあります。価格は今と変わらないことから、ひたすら実質値上げを繰り返してることになります。

明確な時期は分からないものの、2003年には89gに減少していることを確認。明治の多くの商品が値上げもしくは実質値上げされた2008年に82gへ。そしてやはり多くの商品の価格改定や減量が行われた2015年には現在の74gへ。

理由は原材料であるカカオ豆や人件費、輸送費などのコスト増としています。

明治は2022年に多くの菓子の出荷価格を3~11%値上げしていますが、きのこの山とたけのこの里は200円のまま据え置き。

しかし2023年6月に出荷価格を約8%値上げすると発表。これにより参考小売価格は215円に値上げ。カカオ豆の価格が高騰した2024年は6月に230円、10月には265円へと2度の値上げ。勘弁してくれよ…

2000年頃から考えると、約25年かけ内容量は98gから74gへ減少…内容量減少率は約25%。そして価格は200円から270円になっているから、値上げ率は35%。

私の大好きな1gあたりの単価を調べるゲス計算では、2000年当時は1gあたり2.04円、74g・265円の現在は3.58円…つまり実質的に1.75倍の価格になったことになる。

それでもステルス値上げや実際の値上げを繰り返している明治の商品群の中ではまだましな方かもしれない。チョコレート関連は特に値上げが凄まじいからね。

また、内容量減少と共に1つ1つの大きさが小さくなったのではないかと感じる人も多いようですが、このあたりは明確な根拠を探し出すことはできませんでした。

ちなみに私はたけのこの里派だ。

でも、たけのこの里はきのこの山より4gほど内容量が少ないため、どケチな私としてはちょっと複雑。「たけのこの里の方が好きだけど、なんだかんだどっちも美味しいから内容量が多いきのこの山でもいいか…」という妥協も許容しよう。

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