亀田製菓 手塩屋のステルス値上げ情報
メーカー | 亀田製菓 |
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商品名 | 手塩屋 |
内容量 | 8枚 |
参考小売価格 | 210円(税別) |
原材料 | うるち米、もち米、植物油脂、食塩、魚介エキス調味料、カツオ節粉末、香辛料、ガーリックオイル/調味料(アミノ酸等)、植物レシチン、着色料(ウコン)、(一部に小麦・大豆・豚肉を含む) |
栄養成分 (100g当たり) |
エネルギー 417kcal たんぱく質 7.1g 脂質 7.0g 炭水化物 81.5g 食塩相当量 1.44g |
発売日 | 2005年 |
年月日 | 内容量・数量 | 参考小売価格(税別) |
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~2006年 | 11枚 | 237円 |
~2010年 | 10枚 | 219円 |
2010年~ | 9枚 | 200円 |
2023年1月~ | 8枚 | 200円 |
2023年8月~ | 8枚 | 210円 |
年月日 | 参考サイト |
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公式サイト | 株式会社亀田製菓 |
2005年 11枚 237円 | 日本食糧新聞 |
2006年 10枚に実質値上げ | 亀田製菓の公式サイト |
2010年 9枚に実質値上げ | 亀田製菓公式サイト |
2023年1月 8枚に実質値上げ | 亀田製菓 ニュースリリース |
2023年8月 210円に値上げ | 亀田製菓 ニュースリリース |
亀田製菓 手塩屋の値上げの解説
2005年頃に発売された亀田製菓の手塩屋。比較的オーソドックスなせんべいということで歴史が長いのかと思いきや、印象とは違い思いのほか新しい商品。
発売当初は1袋11枚入りだったものの、翌2006年には10枚入りに減少。2010年の中頃に9枚、そして2023年1月には8枚入りにまで減らす容赦のなさ。典型的なステルス値上げですね。
さらに追い打ちをかけるように2023年8月からはそれまでの税別200円から210円に値上げ。原材料価格の高騰が収まってきたいると言われている中での値上げ…亀田製菓の企業姿勢が見て取れるな。
ちなみに、うめ味や柚子胡椒味などに代表される期間限定商品はこれまでレギュラー品より1枚少ない規格だった。ということは、レギュラー品の手塩屋が8枚に減らされた今、期間限定系は7枚になるのだろう。
もうひとつ驚くべきは1枚1枚の大きさも小さくなっている形跡が見られること。
2005年の発売時は1個包装(1枚)あたり63~64kcalと表記してありましたが、2015年頃には60kcalに減り、現在は56kcal。1割ほど小さくなっていると考えて差し支えないでしょう。
「もしかしたら原材料を見直してヘルシーになっているのかも?」との考えが脳裏をよぎったため、発売当時と現在の100gあたりのカロリーを調べてみたら、2005年は100gあたり422kcal。現在は429kcal。
まったくヘルシーになっていない…
100gあたりのカロリーがほとんど変化ない中で1個包装のカロリーが63kcalから56kcalになっているのですから、1枚1枚の大きさが小さくなったことは明白。
11枚から段階的に8枚まで減らした上に、1枚当たりの大きさも小さくしている…えげつないね。
亀田製菓の看板商品である「まがりせんべい」は枚数こそ20枚から18枚、16枚と減っているものの、大きさを変えることなく頑張っている。
それに対し手塩屋ときたら…相次ぐステルス値上げや減量を見るに、少なくとも手塩にかけてブランドを育てているというわけではないようですね。
ただ、価格面では一応良心も感じられる。
2005年の発売当初、枚数こそ11枚と多かったものの、メーカーが想定した参考小売価格は237円(税込248円)でした。10枚に減らした際に219円(税込230円)に値下げし、9枚時は税別200円。ま、現在は8枚で210円だけどな。
枚数減を補うほどの値下げではありませんが、ただ単に内容量を減らすよりははるかに良心的といえるでしょう。それもこれも過去の話だけど。
平凡なサイズの煎餅8枚で210円かぁ…実勢価格でも130~160円くらいだから、決して安いとは言えないよね。