亀田のうす焼 えびの値上げ・ステルス値上げ情報
メーカー | 亀田製菓 |
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商品名 | 亀田のうす焼 えび(旧えびうす焼) |
内容量 | 70g |
参考小売価格 | 150円(税別) |
原材料 | うるち米、植物油脂、うるち米粉、食塩、魚介エキス調味料、えび、砂糖、たん白加水分解物、粉末しょうゆ、香辛料/調味料(アミノ酸等)、着色料(紅麹、ウコン)、植物レシチン、加工でん粉、香料、(一部にえび・小麦・大豆・豚肉を含む) |
栄養成分 1パック(23g) |
エネルギー 99kcal たんぱく質 1.9g 脂質 1.8g 炭水化物 18.8g 食塩相当量 0.37g |
発売日 | 1968年 |
年月日 | 内容量・数量 | 参考小売価格(税別) |
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~2006年 | 90g | 130円 |
2006年~ | 85g | 130円 |
2017年8月~ | 80g | 130円 |
2021年8月~ | 70g | 130円 |
2023年8月~ | 70g | 150円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
90g→85g | なし |
85g→80g | 生地に練り込むエビの添加量を30%増量し、エビの香ばしさとうまみをより一層楽しめるように。 |
80g→70g | 生地に2種類のエビを練り込むことでエビの風味がアップ。エビを丸ごと使用することにより、より濃厚な味わいに。 |
130円→150円 | 米菓業界において、原材料価格に加え様々な側面からコストアップが続いており、企業努力によるコスト吸収が極めて困難な状況になったため、やむを得ず価格改定。 |
年月日 | 参考サイト |
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公式サイト | 亀田製菓株式会社 |
2005年 90g | 亀田製菓 商品情報 |
2006年 85gに実質値上げ | 亀田製菓 商品情報 |
2017年 80gに実質値上げ | 財経新聞 |
2021年 70gに実質値上げ | NEWSCAST |
2023年8月 150円に値上げ | 亀田製菓 ニュースリリース |
亀田のうす焼 えびの値上げ解説
「亀田のうす焼 サラダ(旧サラダうす焼)」の味違いバージョンとして長らく愛されている亀田製菓の「亀田のうす焼 えび(旧えびうす焼)」。当然ながら何度も行われているステルス値上げの対象になっています。
過去の亀田製菓のホームページを閲覧してみると、えびうす焼は2006年2月の時点では90gであったことが確認できます。同年10月には85gになっていることから、2006年内にステルス値上げが行われたと推測されます。
その後10年以上85gを維持するも、2017年に「エビの添加量30%増量」を理由に80gに実質値上げ。また2021年にもエビの風味アップを前面に押し出しつつ70gに減量。
そんな、言われなきゃ誰も気づかないエビの風味アップとかどうでもいいから、内容量を80gに戻せや。
100gから93g→85g→80gと内容量を減らしたサラダうす焼に比べると、えびうす焼は90g→85g→80g→70gと減少幅が若干大きい。まあ、サラダ味よりエビを練り込んだえびうす焼の方がコストがかかるのは理解できるが…
これだけさんざんステルス値上げしておいて、2023年には従来の税別130円から150円に値上げしているからね。
亀田のうす焼 サラダですらかつてのようなお得感が失せてしまった現在、さらに内容量が少ない亀田のうす焼 えびは割高感すら感じます。えびを練り込んだお菓子を食べたいなら、カルビーのかっぱえびせんで我慢するのも手かも。
でも、それはかっぱえびせんが85g入り120円だった頃までの話なんだよね。近年の値上げで77g入り150円になってしまった今、亀田のうす焼 えびと大して変わらん。
ちなみに、梅わさびや柚子系など期間限定のうす焼も70g。これで参考小売価格150円、実勢価格120円前後はちょっと高い気がします。まあ食べなければいいだけの話だけど。
亀田のうす焼 サラダのページでも書いたが、地元のディスカウントストアに“こわれうす焼”が300g入200円以下で売られていることがあるため、そういった時のみ買って食べるお菓子…私の中で亀田製菓のうす焼系はそんなポジション。