亀田のまがりせんべいのステルス値上げ情報

亀田製菓 亀田のまがりせんべいの値上げ情報
メーカー 亀田製菓
商品名 亀田のまがりせんべい
内容量 16枚(2枚×8個包装)
参考小売価格 240円(税別)※2026年6月から250円前後
原材料 うるち米(米国産、国産)、しょうゆ、でん粉、砂糖、植物油脂、はっ酵調味料、たん白加水分解物、カツオ節エキス、しょうゆ加工品、果糖、香辛料/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル)、甘味料(ステビア)、乳化剤、酸味料、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分
1個包装(12g)
エネルギー 48kcal
たんぱく質 0.8g
脂質 0.3g
炭水化物 10.4g
食塩相当量 0.29g
発売日 1986年

年月日 内容量・数量 参考小売価格(税別)
~2009年 20枚(約120g) 200円
2009年~ 18枚(約108g) 200円
2021年11月~ 16枚(約96g) 200円
2023年8月~ 16枚(約96g) 210円
2024年10月~ 16枚(約96g) 230円
2025年9月~ 16枚(約96g) 240円
2026年6月~ 16枚(約96g) 250円前後

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2009年
20枚→18枚
なし
2021年11月
18枚→16枚
新潟県産米を50%使用し、さらにおいしくリニューアル。
2023年8月
200円→210円
米菓業界において、原材料価格に加え様々な側面からコストアップが続いており、企業努力によるコスト吸収が極めて困難な状況になったため、やむを得ず価格改定。
2024年10月
210円→230円
米菓業界においては、原材料価格や物流費の高騰に加えて様々な側面からコストアップが続いており、企業努力によるコスト吸収が極めて厳しい状況にあることから価格改定を実施。
2025年9月
230円→240円
米菓業界においては、原材料価格やエネルギー、物流費の高騰に加えて様々な側面からコストアップが続いており、企業努力によるコスト吸収が極めて厳しい状況にあることから価格改定。
2026年6月
240円→250円前後
米菓業界においては、原材料価格や物流費、人件費の高騰に加えて様々な側面からコストアップが続いており、企業努力によるコスト吸収が極めて厳しい状況にあることから価格改定。

年月日 参考サイト
公式サイト 亀田製菓株式会社
2008年 20枚時 亀田製菓 商品情報
2009年 18枚に実質値上げ 亀田製菓 商品情報
2021年 16枚に実質値上げ タジマヤ
2023年 210円に値上げ 亀田製菓 ニュースリリース
2024年 230円に値上げ 亀田製菓 ニュースリリース
2025年9月 240円に値上げ 亀田製菓 ニュースリリース
2026年6月 250円前後に値上げ 亀田製菓 ニュースリリース

亀田のまがりせんべいの値上げ解説

亀田製菓の定番商品のひとつといえる「亀田のまがりせんべい」。

2008年までは2枚1個包装(12g)×10個包装の計20枚入となっていましたが、2009年頃には200円という価格はそのままに18枚に減らされています。いわゆるステルス値上げというものですね。

その後10年以上にわたりステルス値上げや小売価格の値上げは行われていない模様。2008年に亀田製菓から発売された「通のえだ豆」が10年間で段階的に90g→70gにまで減らされたことを考えるとまがりせんべいは頑張っている印象も。

亀田の柿の種や海苔ピーパックなど、内容量を豪快に減らしているうえに小売価格の値上げも行っていますからね。そう考えると亀田のまがりせんべいは良心的と言えるのかもしれない。

しかし、2021年11月のリニューアルで、それまでの18枚入が16枚入に。「新潟県産米50%使用」を打ちだし美味しさの向上を訴えているが、そんなんどうでもいいから18枚に戻せやと言いたい。

それまでのうるち米は米国産と国内産のブレンドを使用しており、このリニューアルで国産のみになったのが大きな売りなのだろうが、思いっきり加工されガッツリ味付けされた煎餅から、この違いを感じ取ることは不可能。

「う~ん、やっぱ国産100%は違うよね♪」などとのたまう奴は、100%“知ったか”だわ。目隠しさせて“利き煎餅”をやったら絶対分からないだろお前。

さらに2023年8月には長年守り続けてきた税別200円から210円に値上げし、2024年10月230円、2025年9月240円、2026年6月には250円前後に。しかもいつの間にか米国産の米を再び混ぜだし、新潟県産米50%の表記も消える始末。

2021年に「国産米100%使用、内50%が新潟県産米」という触れ込みでリニューアルし2枚減らすステルス値上げを行ったにもかかわらず、こっそり米国産米使用に戻しているとか、相当質悪いよね。

さて、「亀田のまがりせんべいは1枚1枚が小さくなっている気がする」という人もいるでしょう。その可能性も十分考えられるため、過去のまがりせんべいの大きさや重さを調べてみましたが、そういった事実は確認できませんでした。

亀田のまがりせんべいは小さくなってる?

具体的には1個装(2枚入り)は2003年時点も現在も約12gとなっており、カロリーを見てもほぼ一緒。…というか、2003年時46kcal、現在は48kcal。若干の改良を考慮すれば1枚あたりの大きさは変わっていないと判断できるでしょう。

ただ、小さくなったことを裏付けるデータも。下図は1999年の亀田製菓公式サイトに掲載されていたまがりせんべいの栄養成分。

1999年亀田のまがりせんべいの栄養成分

100gあたりのカロリーや20枚入という点は2003年時点と変わりない一方、注目したいのは「1袋 482kcal」という点。

2003年時点では2枚1個包装12gで、1個包装のカロリーは46kcalとある。つまり20枚入で120g460kcalだ。しかし1999年時点では100g当たりのカロリーや20枚入という点は変わらないにもかかわらず1袋482kcal…

単純計算では124g入ということになるはずで、1枚当たりに直すと6.2g…となると、2枚1個包装は12.4gということになる。2000~2002年の間に1枚6.2gから6.0gに実質値上げされた可能性は否定できないでしょう。セコイ話だが。

また、もうひとつ気になったのはパッケージ。これまで亀田のまがりせんべいは中身が丸見えの透明パッケージが印象的でした。

1986年亀田のまがりせんべいのパッケージ

1986年の発売時から一貫して透明と茶色を基調としたパッケージを貫いています。しかし2021年11月に行われたリニューアルでは…

2021年にリニューアルされた亀田のまがりせんべいのパッケージ

上半分がほとんど見えなくなっている。

「透明のパッケージは古臭い」という判断もあるのかもしれませんが、2枚減らしたタイミングでのパッケージ変更…「上半分を見えなくすれば、量の少なさを隠すことができるよね」という穿った見方をせざるを得ない。

しかも現在は透明部分を完全に排したパッケージになっている。こりゃさらなるステルス値上げへの布石かもしれませんね。

まがりせんべいのほんのり甘い味付け、軽めの食感は好みが分かれるところ。ソフトサラダほど軽くはなく、ぽたぽた焼きほど甘くもないという、隙間に位置する商品と言えるのかも。悪く言えば中途半端。

どんな煎餅も美味しく頂ける雑食性の私も、どちらかといえば堅くて甘くない方が好み。そこにステルス値上げによる減量や値上げも加わりお得感がなくなったとなれば、亀田のまがりせんべいを購入する機会は皆無となろう。

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧