亀田製菓 海老のりあられの実質値上げ情報
メーカー | 亀田製菓 |
---|---|
商品名 | 海老のりあられ |
内容量 | 64g |
参考小売価格 | 180円(税別) |
原材料 | もち米、もち米粉、植物油脂、しょうゆ、砂糖、えび、はっ酵調味料、食塩、みりん、魚介エキス調味料、たん白加水分解物、デキストリン、青のり、のり、こんぶエキス、香辛料/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、着色料(紅麹、紅花黄、カラメル、クチナシ、カロチノイド)、乳化剤、増粘剤(キサンタンガム)、香料、(一部にえび・小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
栄養成分 1個包装(16g) |
エネルギー 69kcal たんぱく質 1.1g 脂質 1.5g 炭水化物 12.7g 食塩相当量 0.21g |
発売日 | 1998年 |
年月日 | 内容量・数量 | 参考小売価格 |
---|---|---|
2000年4月~ | 100g | 210円 |
2008年11月~ | 100g(16.5g×6袋) | 220円 |
2010年~ | 87g(14.5g×6袋) | 180円 |
2017年~ | 73g(12g×6袋) | 180円 |
2023年8月~ | 64g(16g×4袋) | 180円 |
年月日 | 参考サイト |
---|---|
公式サイト | 亀田製菓株式会社 |
2000年 100g 210円 | 日本食糧新聞 |
2008年 100g 220円 | 亀田製菓 ニュースリリース |
2013年 87g 130円 | 亀田製菓 ニュースリリース |
2017年 73gに実質値上げ | 新潟米菓を食べ尽くせ!! |
2023年 64gに実質値上げ | 亀田製菓 ニュースリリース |
亀田製菓 海老のりあられの実質値上げの解説
1999年に発売された亀田製菓の「海老のりあられ」。
発売時の内容量は100gで、価格は210円…となっているのですが、これが税別なのか税込なのかいまいちはっきりしない。時期的には総額表示が義務化されていないものの、当時消費税は5%だったため、「税込210円(税別200円)」の可能性もあるかと。
それから約10年間は100gの内容量を維持することになるものの、2008年のリニューアル時点で参考小売価格は税込230円前後(税別220円)に値上げされている。
そして2010年には一気に87gへのステルス値上げ。
亀田製菓に限らずステルス値上げは食品メーカーの十八番だが、1回に行う内容量減少は数%から10%程度に抑えるのが一般的。にもかかわらず海老のりあられは13%減という強気な姿勢。
ただし、このステルス値上げと同時に参考小売価格を40円値下げして180円にしている点は好感が持てる。値下げ率は18%と、内容量の減少率より大きいから「実質値下げ」といえるのかもしれない。出荷価格的にどの程度下がったのかは知らんが。
その後2017年73gへとステルス値上げし、2023年には64gだよ。87gから73gの減少率は16%、73gから64gは12%と容赦ない。もはややけくそ感すら漂う。貧乏人に食わせる海老のりあられはねぇ!
…ずいぶんスリムになられましたね…
有名人だったら視聴者に「あの人激やせしたけど、がんなんじゃないの?」なんて心配されるレベルだわ。
ちなみに、64gへのステルス値上げ時に6パック入りから4パック入りに減らしている。64gで6パックのままだと1パックあたり13g程度になっちゃうからね。客に「スカスカ」という印象を与えるよりパック数を減らしたほうがいいと判断したのだろう。
原材料高などを理由に内容量を豪快に減らす一方で亀田製菓の売上高や営業利益は概ね右肩上がりなのだからなんか腹立つ。つまり原材料高でかさんだコスト以上に内容量を減らし利益を確保していると。
海老のりあられのようにメーカーの利益追求が目に見える商品は不買するのが最も効果的なのだが、それでも買う人間が後を絶たないから亀田製菓などの企業が味を占めるんだろうね。
まあ私のような貧乏人は、業界最大手をいいことにブランド料を上乗せしている感がある亀田製菓のお菓子を買うことはないからどうでもいいですけどね。