白い力もちうどんの値上げ情報

白い力もちうどんの値上げ情報
メーカー 東洋水産株式会社
商品名 白い力もちうどん
内容量 109g(めん66g)
希望小売価格 236円(税別)
原材料 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、植物性たん白、乾燥酵母、卵白)、かやく(もち、味付油揚げ、あおさ揚玉、かまぼこ)、添付調味料(食塩、砂糖、しょうゆ、魚介エキス、粉末こんぶ、香辛料、ねぎ、たん白加水分解物、チキンエキス、植物油)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、レシチン、カラメル色素、増粘多糖類、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、カロチン色素、(一部に小麦・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・ゼラチンを含む)
栄養成分
1食(109g)
エネルギー 425kcal
 めん・かやく:392kcal
 スープ:33kcal
たんぱく質 8.3g
脂質 15.5g
炭水化物 63.0g
食塩相当量 4.7g
 めん・かやく:1.7g
 スープ:3.0g
発売日 1996年

価格・内容量推移
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
2001年1月時点 111g(めん66g) 155円
2008年1月~ 111g(めん66g) 170円
2009年10月~ 109g(めん66g) 170円
2015年1月~ 109g(めん66g) 180円
2019年6月~ 109g(めん66g) 193円
2022年6月~ 109g(めん66g) 214円
2023年6月~ 109g(めん66g) 236円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
155円→170円 小麦価格の値上げをはじめ、パーム油などの農産物原材料、石油化学製品を原料とするフィルムや段ボールなどの梱包資材の大幅高騰により、価格設定及び規格を変更。
111g→109g 麺に新製法を採用したことで、よりなめらかでコシのある仕上がりに。
170円→180円 海外の原料の高騰及び円安の影響を受け、原料費、包装費が近年上昇を続けており、物流費や動力費も高騰。今後も高い品質の商品を安定的に提供するために価格を見直さざるを得ない状況に。
180円→193円 即席麺商品の製造に係る原材料の上昇に加え、包材費、物流費、人件費等も高騰しており、今後とも安全・安心で満足いただける品質の商品を安定的に届けるために価格を見直さざるを得ない状況に。
193円→214円 原材料費や包材費、物流費、燃料費等が高騰する状況が続くと予想され、今後も安全・安心で高品質な商品を提供するために、商品価格の見直しをせざるを得ない状況になった。
214円→236円 原材料費の上昇に加え、包材費・物流費・燃料費等も高騰しており今後もこうした状況が続くと予想される。今後も安全・安心で高品質な商品を安定的に供給するため商品価格の見直し。

参考サイト
公式サイト 東洋水産株式会社
2001年 111g 155円 マルちゃん 製品情報
2008年 170円に値上げ 東洋水産 ニュースリリース
2009年 109gに減量 東洋水産 ニュースリリース
2015年 180円に値上げ 東洋水産 ニュースリリース
2019年 193円に値上げ 東洋水産 ニュースリリース
2022年 214円に値上げ 東洋水産 ニュースリリース
2023年 236円に値上げ 東洋水産 ニュースリリース

白い力もちうどんの値上げ解説

赤いきつねと緑のたぬきシリーズの餅入りうどん「白い力もちうどん」。黒い豚カレーうどんとは対極にある白いやつ。

白い力もちうどんは、1996年の発売以来麺重量は66gで変わっておらず、麺を含めた全体の内容量は2009年にそれまでの111gから109gに減らされた程度。

2g減った理由については不明。スープが減ったのか、具材を減らしたのか、餅が小さくなったのか…重量的には減っていても、お湯で戻した際に増えたり、より良い具材に変更していたりするケースもあるため、実質値上げとは言い切れない。

ほとんど変更がない内容量とは裏腹に、価格は他の赤いきつね緑のたぬきシリーズと同様に、しっかりと値上げしています。

1996年の発売時は税別155円でしたが、原材料や包装資材価格の高騰を理由に2008年に170円に値上げ。その後も2015年180円、2019年193円、2022年214円、2023年6月には236円に値上げしています。コンビニで買ったら税込254円だよ。

赤いきつねと緑のたぬきシリーズは様々な商品展開を行っており、白い力もちうどんの人気は「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」「黒い豚カレーうどん」に次いで4番目くらい。

しかし、餅の重量感も相まって食べ応えはシリーズ屈指かと。白い力もちうどんと麺重量が同じ黒い豚カレーうどんは内容量87g(めん66g)なのに対し、白い力もちうどんは109g(めん66g)だからね。

ただ、炭水化物のうどんに加え、メイン具材も炭水化物の餅という組み合わせ上、糖質量もガッツリ。糖質を気にする人は避けたほうが無難かと。カロリーに関しては“天ぷら”という名の天かすの塊が具材の緑のたぬき天そばが抜きんでているけどね。

内容量 エネルギー 炭水化物
赤いきつねうどん 96g(めん74g) 432kcal 54.4g
緑のたぬき天そば 101g(めん72g) 480kcal 52.9g
黒い豚カレーうどん 87g(めん66g) 387kcal 51.8g
白い力もちうどん 109g(めん66g) 425kcal 63.0g
あじわい豚汁うどん 109g(めん70g) 430kcal 51.3g

子供の頃、親が買い置きしていたカップ力うどんをたまに食べていた記憶がうっすら残っているが、その頃はマルちゃんの白い力もちうどんは発売されていなかっただろうから、エースコックの力うどんだったのかな?

真空パックの分厚めのビニールでパウチされた餅は、ピッタリと袋にくっついて取り出しづらかった記憶が鮮明に残っている。それから30年以上経った現在においても、そのあたりはあまり改善されていない。

白い力もちうどんのパウチ餅

まあ、お湯に浸けるだけで軟らかくなる餅を実現するにはその方法しかないのかもしれないが。

白い力もちうどんをそのまま食べるより、赤いきつねうどんあたり買ってきて、そのへんに売っている切り餅をトースターなどで焼いて赤いきつねに入れたほうが、ずっと満足感が得られる力うどんになると思うんだけど…そんな提案は無粋だな。

余計な手間を極力省き、お湯を注ぐだけで手軽に食べられる力うどん…これこそが白い力もちうどんのアイデンティティなんだろうからね。

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧