ホットワンタン しょうゆ味の値上げ情報
メーカー | 東洋水産株式会社 |
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商品名 | ホットワンタン しょうゆ味(旧ホットワンタンポーク) |
内容量 | 46g(ワンタン39g) |
希望小売価格 | 215円(税別) |
原材料 | 油揚げワンタン(小麦粉、植物油脂、味付豚肉、粉末野菜、食塩)、添付調味料(食塩、しょうゆ、ポークエキス、ねぎ、野菜エキス、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキス、植物油)、かやく(卵、にんじん、しいたけ)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチン色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・豚肉・ゼラチンを含む) |
栄養成分 1食(46g) |
エネルギー 235kcal ワンタン・かやく:196kcal スープ:39kcal たんぱく質 4.4g 脂質 15.4g 炭水化物 19.8g 食塩相当量 4.2g ワンタン・かやく:1.2g スープ:3.0g |
発売日 | 1973年5月 |
価格・内容量推移 | ||
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年月日 | 内容量 | 希望小売価格(税別) |
2000年5月時点 | 53g | 145円 |
2001年3月~ | 43g(ワンタン38g) | 145円 |
2008年1月~ | 43g(ワンタン38g) | 155円 |
2008年10月~ | 45g(ワンタン38g) | 155円 |
2012年10月~ | 46g(ワンタン39g) | 155円 |
2015年1月~ | 46g(ワンタン39g) | 165円 |
2019年6月~ | 46g(ワンタン39g) | 177円 |
2022年6月~ | 46g(ワンタン39g) | 195円 |
2023年6月~ | 46g(ワンタン39g) | 215円 |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
53g→43g | 従来の発泡容器から紙容器にパッケージ変更。 |
145円→155円 | 小麦価格の値上げをはじめ、パーム油などの農産物原材料、石油化学製品を原料とするフィルムや段ボールなどの梱包資材の大幅高騰により、価格設定及び規格を変更。 |
43g→45g | 具材のたまごをとろっとしたかきたま風に改良し、滑らかな舌触りの肉入りワンタンと、とろっとしたたまごの食感を楽しめるようにした。 |
ワンタン38g→39g | 商品内容を分かりやすく伝えられるようパッケージを刷新。 |
155円→165円 | 海外の原料の高騰及び円安の影響を受け、原料費、包装費が近年上昇を続けており、物流費や動力費も高騰。今後も高い品質の商品を安定的に提供するために価格を見直さざるを得ない状況に。 |
165円→177円 | 即席麺商品の製造に係る原材料の上昇に加え、包材費、物流費、人件費等も高騰しており、今後とも安全・安心で満足いただける品質の商品を安定的に届けるために価格を見直さざるを得ない状況に。 |
177円→195円 | 原材料費や包材費、物流費、燃料費等が高騰する状況が続くと予想され、今後も安全・安心で高品質な商品を提供するために、商品価格の見直しをせざるを得ない状況になった。 |
195円→215円 | 原材料費の上昇に加え、包材費・物流費・燃料費等も高騰しており今後もこうした状況が続くと予想される。今後も安全・安心で高品質な商品を安定的に供給するため商品価格の見直し。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 東洋水産株式会社 |
2000年 53g 145円 | 東洋水産 製品情報 |
2001年 43gに実質値上げ? | 日本食糧新聞 |
2008年 155円に値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2008年 45gに増量 | 東洋水産 ニュースリリース |
2012年 ワンタン39gに増量 | 東洋水産 ニュースリリース |
2015年 165円に値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2019年 177円に値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2022年 195円に値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2023年 215円に値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
ホットワンタン しょうゆ味の値上げ解説
東洋水産のカップワンタンといえば、プラスチックの小さな容器に入った「ワンタン しょうゆ味」を思い浮かべる人も多いと思います。これね↓
しかしここでの主役は縦型カップ入りの「ホットワンタン しょうゆ味」。上図小カップの「ワンタン」は1993年発売とそれほど古くないのに対し、ホットワンタンは1973年発売と、20年も先輩という意外な事実が。
このホットワンタン しょうゆ味、2000年くらいまで「しょうゆ味」ではなく「ホットワンタンポーク」だった模様。
ポークエキスの旨みが特徴的な商品でもあるため、元々はポークを前面に押し出していたのだろう。実際、昔のCMを見てみると「チキン」と「ポーク」という2つのラインナップだったことが確認できる。
ただ、2001年のリニューアルで「しょうゆ」になったため、ホットワンタンポークの情報はほとんど得られなかったものの、2000年当時の東洋水産のホームページから「内容量53g、税別145円」という規格と価格が読み取れる。
2001年のリニューアルでしょうゆになった際の内容量は43g(ワンタン38g)で、価格は税別145円…価格据え置きのまま一気に10gも減っているんだが、何でこんなに減ったんだ? ワンタン激減? ポーク時代はスープが液体だったとか?
謎である…
その後2008年に、原材料価格の高騰などから155円に値上げします。一方で同年に行われたリニューアルにおいて、それまでの43gから45gに増量。また2012年のリニューアルではワンタンの重量が38gから39gに増えています。
微々たる増量ではあるものの、一応「実質値下げ」と言えるでしょう。
しかしその後は値上げに次ぐ値上げ。2015年に165円に値上げしたのを皮切りに、2019年177円、2022年195円、そして2023年6月には215円に値上げしています。
価格設定的に、一般的なレギュラーサイズのカップ麺の236円より若干安くなってはいるものの実勢価格的には大して変わらない。一方で内容量は約半分。せこい私は割高感を感じてしまう。
もうちょっとせこいことを書かせてもらうと、ホットワンタン しょうゆ味の実売価格は140~170円ほど。一方、ホットワンタンと同じマルちゃんのごつ盛り ワンタン醤油ラーメンは130円前後で買える。
ホットワンタンはワンタン13個で140~170円、ごつ盛り ワンタン醤油ラーメンはワンタン4個に麺ガッツリで130円…
お金に困っていない人であれば、弁当やおにぎり、サンドイッチなどのお供にホットワンタンを…となるかもしれないが、私のような貧乏人はごつ盛り1つで主食とワンタンを両方食した気分にならざるを得ない。
余談だが、このホットワンタン しょうゆ味と、小カップのワンタン しょうゆ味、内容量が違うだけで中身や味はまったく一緒なのかのなーと思って比較してみたら…
ホットワンタン しょうゆ味 | ワンタン しょうゆ味 | |
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原材料 | 油揚げワンタン(小麦粉、植物油脂、味付豚肉、粉末野菜、食塩)、添付調味料(食塩、しょうゆ、ポークエキス、ねぎ、野菜エキス、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキス、植物油)、かやく(卵、にんじん、しいたけ)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチン色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・豚肉・ゼラチンを含む) | 油揚げワンタン(小麦粉、植物油脂、味付豚肉、粉末野菜、食塩)、添付調味料(食塩、しょうゆ、チキンエキス、ごま、粉末野菜、デキストリン、ねぎ、たん白加水分解物、香味油脂、香辛料、食酢)、かやく(卵)/調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、カロチン色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
内容量 | 46g(ワンタン39g) | 32g(ワンタン28g) |
ワンタン数 | 13個 | 10個 |
希望小売価格 | 215円 | 142円 |
ワンタンの数は、ホットワンタン しょうゆ味が13個なのに対し、ワンタン しょうゆ味は10個。ワンタン自体の原材料は同じだが、1つ1つの大きさはホットワンタンの方が微妙に大きい可能性が。
一方、同じような味に感じるスープですが…大きな違いは、ホットワンタンがポークエキスを使用しているのに対し、プラカップのワンタンはチキンエキスだという点。ただ、同時進行で食べ比べないと分からないレベルかと。
かやくはホットワンタンが卵、にんじん、しいたけなのに対し、ワンタンは卵のみ。希望小売価格はホットワンタンの方が約1.5倍高いものの、実売価格ではもう少し縮まるため、妥当な価格差かと。
結論:大した違いはないから、腹の減り具合と相談して好きな方買え