ホットヌードル NEOの値上げ・値下げ情報
メーカー | 東洋水産株式会社 |
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商品名 | ホットヌードル NEO |
内容量 | 醤油:69g(めん60g) |
希望小売価格 | オープン価格 |
原材料 | 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、たん白加水分解物、チキンエキス、粉末野菜、発酵調味料、香辛料)、かやく(卵、味付豚肉、えび、ねぎ)、添付調味料(食塩、香辛料、しょうゆ、野菜エキス、たん白加水分解物、ポークエキス、砂糖、チキンエキス、香味油脂)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、レシチン、カラメル色素、かんすい、pH調整剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、カロチン色素、パプリカ色素、ビタミンB2、香料、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
栄養成分 1食(69g) |
エネルギー 306kcal めん・かやく:276kcal スープ:30kcal たんぱく質 8.6g 脂質 12.5g 炭水化物 39.8g 食塩相当量 4.1g めん・かやく:1.8g スープ:2.3g |
発売日 | 1992年8月 |
ホットヌードル NEO 醤油 | ||
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年月日 | 内容量 | 希望小売価格(税別) |
1992年8月~ | 75g | 155円 |
2001年8月~ | 73g | 155円 |
2002年7月~ | 69g(めん60g) | 155円 |
2003年7月~ | 63g(めん50g) | 155円 |
2005年8月~ | 63g(めん55g) | 155円 |
2006年7月~ | 69g(めん60g) | 155円 |
2008年1月~ | 69g(めん60g) | 170円 |
2015年1月~ | 70g(めん60g) | オープン価格 |
2019年6月~ | 69g(めん60g) | 5%~値上げ |
2022年6月~ | 69g(めん60g) | 10%~値上げ |
2023年6月~ | 69g(めん60g) | 10%~値上げ |
ホットヌードル NEO はま塩(旧シーフード) | ||
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年月日 | 内容量 | 希望小売価格(税別) |
1992年8月~ | 75g | 155円 |
2000年5月時点 | 71g | 155円 |
2001年8月~ | 70g(めん60g) | 155円 |
2003年7月~ | 61g(めん50g) | 155円 |
2005年8月~ | 64g(めん55g) | 155円 |
2006年7月~ | 69g(めん60g) | 155円 |
2008年1月~ | 69g(めん60g) | 170円 |
2015年1月~ | 71g(めん60g) | オープン価格 |
2019年6月~ | 70g(めん60g) | 5%~値上げ |
2022年6月~ | 70g(めん60g) | 10%~値上げ |
2023年6月~ | 70g(めん60g) | 10%~値上げ |
値上げ理由・建前 | |
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タイミング | 公表内容 |
75g→73g | 不明 |
73g→69g | 10周年を迎え、パッケージを一新。スープを中心に味を改良。 |
めん50g→55g | スープはローストポークとチキンエキスをベーずに、ローストしたガーリックを効かせ、野菜の甘さと濃口醤油、こがし醤油の2種類の醤油で仕上げた。 |
めん55g→60g | スープと絡みの良い味付けをした麺を合わせ、どこか懐かしく、それでいて美味しいカップ麺に仕上げた。 |
155円→170円 | 小麦価格の値上げをはじめ、パーム油などの農産物原材料、石油化学製品を原料とするフィルムや段ボールなどの梱包資材の大幅高騰により、価格設定及び規格を変更。 |
NEOにリニューアル オープン価格化 |
なし |
5%~値上げ | 即席麺商品の製造に係る原材料の上昇に加え、包材費、物流費、人件費等も高騰しており、今後とも安全・安心で満足いただける品質の商品を安定的に届けるために価格を見直さざるを得ない状況に。 |
10%~値上げ | 原材料費や包材費、物流費、燃料費等が高騰する状況が続くと予想され、今後も安全・安心で高品質な商品を提供するために、商品価格の見直しをせざるを得ない状況になった。 |
10%~値上げ | 原材料費の上昇に加え、包材費・物流費・燃料費等も高騰しており今後もこうした状況が続くと予想される。今後も安全・安心で高品質な商品を安定的に供給するため商品価格の見直し。 |
参考サイト | |
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公式サイト | 東洋水産株式会社 |
1992年 75g 155円 | 日本食糧新聞 |
2001年 73gに減量 | 東洋水産 製品情報 |
2002年 69gに減量 | 日本食糧新聞 |
2003年 麺50gにステルス値上げ | 日本食糧新聞 |
2005年 麺55gに実質値下げ | 日本食糧新聞 |
2007年 麺60gに実質値下げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2008年 170円に値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2015年 オープン価格化 | 東洋水産 商品情報 |
2019年 5%~値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2022年 10%~値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
2023年 10%~値上げ | 東洋水産 ニュースリリース |
ホットヌードル NEOの値上げ解説
東洋水産(マルちゃん)の“カップヌードルっぽい”縦型カップ麺「ホットヌードル NEO」。有り体に言えば日清食品カップヌードルのパクr…類似品。
1992年にカップヌードルの覇権を脅かすべく発売されたホットヌードル。しかし売り上げは思いのほか芳しくなく、カップヌードルはおろか、サンヨー食品のカップスターにすら遠く及ばないというのが実情。
そういった背景もあってか、ホットヌードルは若干の迷走&不遇の扱いを受けてきた印象がある。
1992年にホットヌードルが発売された当初、内容量は75g、希望小売価格は155円となっていました。当時の麺重量は不明ながら、カップヌードルの内容量が78g(めん65g)だったことから、同程度だったと推測されます。
しかしそこから内容量は減り続ける。
2001年時点で73gになっており、2002年のリニューアルでは69g(めん60g)、2003年には一気に激減して63g(めん50g)に。もちろん価格は155円を据え置いて、だ。
日清食品の“カップヌードルの類似品”というポジションにあるにもかかわらず、内容量はカップヌードルよりはるかに少なく、それでいて価格は同じ…はっきり言ってしまえば馬鹿なんじゃないかと。
当然ながら売れなかったのだろう。2005年のリニューアルで麺重量を55gに増やし、2007年には60gに回帰。
一応「実質値下げ」と言えなくもないが、それまで消費者を馬鹿にしたような豪快な減量を行ってきたのだから、ちょっと内容量を増やしたからといって「実質値下げ」という気には到底なれない。消費者舐めんな。
その後、他のカップ麺同様2008年に170円に値上げ。
麺を60gに戻したとはいえ、王者カップヌードルより少ないうえ、知名度も遠く及ばず等状況から、やっぱり売れなかったんだろうね。
2015年2月に商品名を「ホットヌードル NEO」に変更したうえで、価格をオープン価格に。100円ショップでも売られているように、事実上の値下げということになります。
2019年には原材料価格の高騰などを理由に出荷価格を5%~値上げし、2022年6月10%~の値上げ、2023年6月にも10%~の値上げが行われています。
しかしまあなんと言うか、ホットヌードルに対する東洋水産の扱いは厳しい。2008年以降リニューアルらしいリニューアルは行われず、2015年ホットヌードルNEOにリニューアルして以降も、これといった改良は行われていない。
「改良する余地がないほど完成されている」と言えば聞こえは良いが、あまり売れないから放置…というのが実情だろう。それを物語るように、マルちゃんのカップ麺商品紹介ページでは最後の方に追いやられている。
しかも、打倒カップヌードルという目標に対しホットヌードルでは勝負にならないとの判断からなのか、2017年に縦型カップ麺「QTTA(クッタ)」を発売し、CMに松本人志さんを起用、商品紹介ではトップに登場させるなどかなり力を入れている。
ホットヌードル…不遇すぎてちょっと泣けてくるよね…
ホットヌードルはカップヌードルやカップスターの類似品ということもあり、味や麺、具材はかなり寄せてきており、価格面では明らかなアドバンテージがあるのも確か。カップヌードルっぽいカップ麺が食べたいのであればこれで十分な気も。
まして、2023年6月からカップヌードルは希望小売価格236円に値上げされたのだから、ホットヌードルの安さが見直されてもおかしくはない…のか?
消費者はもとより、メーカーからも放置プレイのホットヌードル。応援の意味も込めたまに食べてみるのも一興か。