日清のラーメン屋さんの値上げ・値下げ情報

日清のラーメン屋さんの値上げ・値下げ情報
メーカー 日清食品株式会社
商品名 日清のラーメン屋さん 5食パック
内容量 旭川しょうゆ:445g(めん400g)
希望小売価格 335円(税別)
原材料 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、小麦全粒粉、食塩、しょうゆ)、スープ(食塩、しょうゆ、豚脂、糖類、ポーク調味料、魚粉、魚介調味料、香辛料、植物油脂、酵母エキス、昆布粉末、メンマパウダー)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、炭酸Ca、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香料、酸味料、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分
1食(89g)
エネルギー 392kcal
 めん・かやく:344kcal
 スープ:48kcal
たんぱく質 7.5g
脂質 14.7g
炭水化物 57.5g
食塩相当量 5.0g
 めん・かやく:1.6g
 スープ:3.4g
発売日 1996年9月

価格・内容量推移
年月日 内容量 希望小売価格(税別)
1996年9月~ 不明 450円
2000年8月~ 480g(めん425g) 450円
2008年1月~ 475g(めん425g) 500円
2014年9月~ 440g(めん400g) オープン価格
2019年6月~ 445g(めん400g) 300円
2022年6月~ 445g(めん400g) 335円
2023年6月~ 445g(めん400g) 約370円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
450円→500円 小麦の政府売渡価格の大幅引き上げに加え、パーム油や包装資材、具材、スープ原料など原材料価格の高騰により、コストアップを抑える企業努力が限界に近づいたため。
500円→OP
475g→440g
日清のラーメン屋さんシリーズ発売当初のコンセプトである「北海道の味をご家庭でお気軽に」に立ち戻った。
OP→300円
440g→445g
麺とスープを全面的にリニューアルし、麺には北海道産小麦の全粒粉を練り込み、スープはさらにご当地らしい味わいに仕上げた。
300円→335円 小麦の価格が大幅に高騰していることに加え、包材をはじめ資材価格やエネルギー費、物流費も上昇しており、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となり、やむを得ず価格改定。
335円→約370円 原材料や包装資材の価格高騰に加え、エネルギーコストも大幅な上昇が続いており、全社を挙げ効率化・合理化を進め価格維持に努めるも、自助努力だけではコスト吸収は困難に。

参考サイト
公式サイト 日清食品株式会社
2000年 480g 450円 日清食品 ニュースリリース
2008年 500円に値上げ 日清食品 ニュースリリース
2014年 OP価格化(実質値下げ) 日清食品 ニュースリリース
2019年 445g 300円 日清食品 ニュースリリース
2022年 335円に値上げ 日清食品 ニュースリリース
2023年 約370円に値上げ 日清食品 ニュースリリース

日清のラーメン屋さんの値上げ解説

カップヌードルやチキンラーメン、ラ王など、自己主張が強い即席麺が多い印象がある日清食品において、ザ・インスタントラーメンというべき商品が「日清のラーメン屋さん」です。

日清のラーメン屋さんは元々冷凍食品やチルド食品のラーメンとして、1986年に「日清食品のラーメン屋さん」という商品名で登場したシリーズ。ここで紹介するインスタント袋麺が発売されたのは、約10年後の1996年となります。

日清のラーメン屋さん

発売当初の内容量は不明ながら、発売から4年後の2000年時点で96g(めん85g)だったことから、ほぼ変わらない内容量だったと推測されます。価格は1袋税別90円、5食パック450円と、チキンラーメンなど他の袋麺と同じ価格設定。

2008年に小麦の値上げなどを理由に1袋100円、5食パック500円に値上げ。少なくとも2008年までは1袋単位で販売していたものの、2009年頃から5食パックのみの販売に移行した模様。

ただ、小売店単位では1袋で販売していることも。これがメーカーや問屋からバラで卸されているのか、小売店が5食パックをばらして売っているのかについては正直なところ分からない。

2008年に500円に値上げされた日清食品の即席麺5食パックは、通常であれば2015年1月に525円(1食105円)、2019年6月に555円(1食111円)に値上げされることになります。チキンラーメンや日清焼そばなどがこれに当たる。

しかし、日清のラーメン屋さんは別路線を歩むことに。

2014年、日清のラーメン屋さん袋麺は、内容量をそれまでの475g(めん425g)から440g(めん400g)に減量したうえで、希望小売価格500円からオープン価格に移行。

1食あたりの内容量に換算すると、95g(めん85g)から88g(めん80g)にする一方、おそらくここで大幅な値上げが行われたのでしょう。

他の袋麺5食パックが555円に値上げされた2019年6月、これに合わせるように日清のラーメン屋さんの希望小売価格が復活。その価格は5食パックで税別300円という驚くべきものに。

最大のライバルであろうサンヨー食品の「サッポロ一番」をはじめ、多くの袋麺の5食パックが希望小売価格555円である中、日清のラーメン屋さんは半額近い300円…にわかには信じがたいですよね。

ただ、原材料価格や原油価格の高騰などを理由に、2022年6月に335円に値上げ。ただ、同時期にチキンラーメンやサッポロ一番などの5食パックが555円から615円に値上げされたことを考えると十分安い。

2023年6月には約370円に値上げされることが決定しているものの、他の5食入りパックが65円値上げされ希望小売価格680円になることを考えると、相変わらずのバーゲンプライスに感じる。

ただ、実売価格では思いのほか差は開いていない印象。

サッポロ一番やマルちゃん正麺、ラ王袋麺などの5食パックは特売時298円くらい、一方、日清のラーメン屋さんは198円程度、特売時以外では250円前後と、値下げ幅は渋い傾向にあるのです。193円から140円に値下げした日清麺職人と同じ展開か。

内容量的には、サッポロ一番しょうゆ味が100g(めん92g)に対し、日清のラーメン屋さん旭川しょうゆは88g(めん80g)と少なめ。価格の安さを考えれば十分許容範囲で、後は味が好みかどうかの問題。

個性が際立つ日清食品の即席麺の中において、良くも悪くも“普通”である日清のラーメン屋さん袋麺。とはいえ、太麺を採用した全粒粉入りの麺の完成度はさすが日清。そのへんに転がっている安物インスタント麺とは一味違う。

それが分かっていてもなお、私は1食30円くらいで売っている安物インスタント麺に手が伸びちゃうんだよねぇ…

野菜たっぷり入れて、キムチやおろしにんにく、黒こしょうなどを追加してこねくりまわす“魔改造”を行えば、あーら不思議、ベースの良さの大半は消え去り、オリジナリティ溢れる謎のラーメンもどきが完成する。

私のようなゲテモノ食いであればノーブランドの安物で十分だが、大手メーカーが威信をかけて作った麺やスープをちゃんと味わいたいなら、素直に日清のラーメン屋さんを選んだ方がいい。価格も言うほど変わらないしね。

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