チキンラーメンどんぶり ミニの値上げ情報
メーカー | 日清食品株式会社 |
---|---|
商品名 | チキンラーメンどんぶり |
内容量 | 38g(麺 36g) |
希望小売価格 | 142円(税別) |
原材料 | 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、しょうゆ、食塩、チキンエキス、糖類、香辛料、たん白加水分解物、卵粉、デキストリン、香味調味料、オニオンパウダー)、かやく(卵、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(キサンタンガム)、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉を含む) |
栄養成分 1食(38g) |
エネルギー 177kcal めん・かやく:164kcal スープ:13kcal たんぱく質 4.1g 脂質 7.5g 炭水化物 23.2g 食塩相当量 2.5g めん・かやく:1.1g スープ:1.4g |
発売日 | 1991年8月 |
価格・内容量推移 | ||
---|---|---|
年月日 | 内容量 | 希望小売価格(税別) |
1991年8月~ | 38g | 90円 |
2008年1月~ | 38g | 100円 |
2015年1月~ | 38g | 108円 |
2019年6月~ | 38g | 116円 |
2022年6月~ | 38g | 128円 |
2023年6月~ | 38g | 142円 |
値上げ理由・建前 | |
---|---|
タイミング | 公表内容 |
90円→100円 | 小麦の政府売渡価格の大幅引き上げに加え、パーム油や包装資材、具材、スープ原料など原材料価格の高騰により、コストアップを抑える企業努力が限界に近づいたため。 |
100円→108円 | 新興国の需要拡大や円安により原材料価格の上昇が続き、包装資材や物流コストも高騰しており、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となったため。 |
108円→116円 | 具材、包材などの原材料や資材価格が高騰、加えて製造労務費や物流費も上昇しており、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となったため。 |
116円→128円 | 小麦の価格が大幅に高騰していることに加え、包材をはじめ資材価格やエネルギー費、物流費も上昇しており、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となり、やむを得ず価格改定。 |
128円→142円 | 原材料や包装資材の価格高騰に加え、エネルギーコストも大幅な上昇が続いており、全社を挙げ効率化・合理化を進め価格維持に努めるも、自助努力だけではコスト吸収は困難に。 |
参考サイト | |
---|---|
公式サイト | 日清食品株式会社 |
1998年 36g 90円 | 日清食品 商品情報 |
2008年 100円に値上げ | 日清食品 ニュースリリース |
2015年 108円に値上げ | 日清食品 ニュースリリース |
2019年 116円に値上げ | 日清食品 ニュースリリース |
2022年 128円に値上げ | 日清食品 ニュースリリース |
2023年 142円に値上げ | 日清食品 ニュースリリース |
チキンラーメンどんぶり ミニの値上げ解説
袋麺の時点でお湯を注いで3分で出来上がる手軽さが大きな売りのひとつである日清食品のチキンラーメンを、あえてカップ麺にしてカップヌードルと同じぼったk…もとい、割高価格で販売する意欲作「チキンラーメンどんぶり」。
そんなチキンラーメンどんぶりの割高感にさらに磨きをかけたのが「チキンラーメンどんぶり ミニ」です。
チキンラーメンどんぶり ミニが発売されたのは1991年。レギュラー品であるチキンラーメンどんぶりと同時に登場し、内容量は38g(めん36g)、価格は税別90円という規格・価格となっていました。
他のチキンラーメンシリーズと同様に、発売以降長きにわたり内容量の変更は行っていない一方、価格は2008年に100円、2015年108円、2019年116円、2022年128円、2023年6月には142円に値上げしています。
ちなみにこの値上げの推移は、同社のカップヌードル ミニとまったく同じ。
そのため、小腹が空いた時や、食事がちょっと物足りなかった時など、ミニシリーズのカップ麺を食べるシチュエーションでは、カップヌードル ミニ(36g)にするかチキンラーメンどんぶり ミニ(38g)にするか大いに迷いそう。
私だったらベビースターラーメンの小袋をボリボリ食べて済ませるけどな。あんなに小さくて実売価格98~118円くらいのチキンラーメンどんぶり ミニを迷いなく購入できるとか、どんだけブルジョワなんだよと。
話は変わりますが、チキンラーメンのマスコットといえば…そう、あの可愛らしい黄色いひよこですよね。その名も「ひよこちゃん」。…まんまだな。
現在のひよこちゃんは2代目であり、初代はラフな線で描かれていました。
…うん、“あからさまな可愛さ”を前面に押し出したキャラクターになったね。どっちも可愛いけど、「可愛い」のベクトルが違う感じ。
でもよくよく考えると、鶏ガラを押し出したスープに具材はたまごのチキンラーメンに可愛いひよこのキャラクター…世の無常を風刺した日清食品なりの問いかけなのかもしれない。(絶対違う)