モナ王マルチの値上げ・実質値上げ情報

モナ王マルチの値上げ・実質値上げ情報
メーカー 株式会社ロッテ
商品名 モナ王マルチ
内容量 100ml×5個
参考小売価格 450円(税別)※2026年9月から480円
原材料 砂糖(外国製造、国内製造)、乳製品、植物油脂、モナカ(卵・小麦を含む)、水あめ、デキストリン/加工でん粉、乳化剤(大豆由来)、安定剤(増粘多糖類)、膨脹剤、香料、甘味料(アセスルファムK)、着色料(アナトー、クチナシ)
栄養成分
1個(100ml)
エネルギー 127kcal
たんぱく質 2.3g
脂質 5.6g
炭水化物 17.0g
食塩相当量 0.095g
発売日 2000年頃?

価格・内容量推移
年月日 内容量 参考小売価格(税別)
2003年時点 110ml×5個 300円
2009年3月~ 100ml×5個 300円
2015年3月~ 100ml×5個 330円
2019年3月~ 100ml×5個 350円
2022年6月~ 100ml×5個 380円
2023年10月~ 100ml×5個 400円
2024年9月~ 100ml×5個 420円
2025年9月~ 100ml×5個 450円
2026年9月~ 100ml×5個 480円

値上げ理由・建前
タイミング 公表内容
2009年3月
550ml→500ml
モナカの山を3つから8つに変更し食べやすさアップ。
2015年3月
300円→330円
新興国の経済発展による食糧需要の増大やエネルギーコストの上昇により、商品の原材料及び資材の価格が高騰しているため。
2019年3月
330円→350円
物流費や人手不足による人件費の高騰、一部原材料および包装資材価格の上昇による製造コストの上昇が自助努力で吸収可能な限界を超えたため。
2022年6月
350円→380円
近年、原材料や梱包資材の価格、物流コストの上昇が続いており、企業努力によるコスト上昇の吸収が困難な状況になったため、やむを得ず価格改定を実施。
2023年10月
380円→400円
原材料や包装資材の価格、物流コストの上昇が続いており、品質を維持しながら合理化・効率化によるコストアップ吸収が一層困難な状況になったため価格改定を実施。
2024年9月
400円→420円
食品市場を取り巻く環境において、物流費の上昇、原材料・包装資材の価格高騰により製造コストの上昇が続いており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。
2025年9月
420円→450円
食品市場を取り巻く環境において、人手不足、物流費や光熱費の高騰、原料資材の価格が依然として高く推移しており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。
2026年9月
450円→480円
食品市場を取り巻く環境において、人件費、物流費や光熱費の高騰、原料資材の価格が依然として高く推移しており、これ以上の企業努力によるコストアップ吸収が困難な状況に。(ほぼコピペ)

参考サイト
公式サイト 株式会社ロッテ
2003年 550ml 300円 日本食糧新聞
100ml×5個へ実質値上げ 日本食糧新聞
2015年 330円に値上げ exciteニュース
2019年 350円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2022年 380円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2023年 400円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2024年 420円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2025年9月 450円に値上げ ロッテ ニュースリリース
2026年9月 480円に値上げ ロッテ ニュースリリース

モナ王マルチの値上げ解説

ロッテの人気アイスモナカ「モナ王」には家族や友人とシェアしやすい「マルチ」が存在します。そんなモナ王マルチも他のアイス同様値上げや実質値上げが複数回行われている商品。

昔の情報を調べてみると、2003年時点のモナ王マルチは内容量110ml×5個の計550ml、価格は税別300円だったことが確認できます。

しかし2009年頃にそれまでの110ml×5個から100ml×5個へと実質値上げ。そして2015年には330円、2019年350円、2022年380円、2023年400円、2024年9月420円、2025年9月450円、2026年9月には480円へと値上げ。

2009年まで550ml・300円だったものが現在は500ml・480円…17年で実質76%値上がりしたことになり、相当高くなったなという印象。

ただ、基本となるパーソナルアイス(単品売り)のモナ王に比べると値上げはややマイルド。単品モナ王は発売時180ml・100円だったものが現在は160ml・180円だからね。それに比べればモナ王マルチはまだ良心的かと。

また、モナ王マルチはロッテ製品としては珍しくマルチパックの方がお得な商品

1mlあたりの単価を調べる私得意のゲス計算をすると、モナ王発売時の1mlあたりの単価は参考小売価格ベースで単品売りが0.555円。対するモナ王マルチは0.545円と若干ながらお得になっている。

そして現在は単品売りが1mlあたり1.13円で、モナ王マルチが0.96円。単品売りのパーソナルアイスよりマルチアイスの方が割高というケースも散見される中、モナ王に関してはお徳用っぽいマルチがちゃんとお得になっているのだ。

ロッテってお菓子に関しては大袋の方がはるかに割高というケースが多いのだけど…パイの実とかコアラのマーチとか、もはや狂気を感じるレベルだからね。

ただし1つ落とし穴が。単品売りのモナ王が2007年にそれまでの種類別ラクトアイスから種類別アイスミルクへとグレードアップし、アイスとしての質を高めたのに対し、モナ王マルチは発売から一貫してラクトアイスなんですよね。

モナ王マルチはラクトアイス

なぜ違う?

常識的に考えれば、植物性脂肪分を減らし乳脂肪分を3.5%加えた単品売りのモナ王の方がコクがあって美味しいはず。まあ種類別アイスクリームと違い乳脂肪分の割合が少ないから、実際は食べ比べてもほとんど違いは判らないんだけどね。

それでもプラシーボ効果まで加味するならこの種類別の違いは大きい。ラクトアイスとアイスミルクの違いを知っている人であれば、その印象だけでアイスミルクの方が美味しく感じるだろう。人間の味覚って思い込みも大きく影響するからね。

実際、モナ王マルチはパッケージに「すっきりタイプ」と記載してある。そりゃ乳脂肪分を使用していないラクトアイスであれば「すっきり」だろうよ、良く言えば。悪く言えば濃厚なバニラアイスとはほど遠い「がっかりタイプ」だけどな。

「すっきりタイプ」のモナ王マルチ

モナカの王様を思わせる「モナ王」を名乗りながら、アイスモナカの主役でもある中身のアイスの質を落としているのであれば、それは王様からは程遠い存在だよね。モナ王詐欺だよね?

そもそもなんでマルチパックはラクトアイスのままなんだ? 単品売りのモナ王はアイスミルクに変更するタイミングで内容量を180mlから160mlへと減らしている。となるとモナ王マルチは内容量を維持するためラクトアイスのまま販売を継続したということか?

こういった経緯から「ほんとロッテはせこいことするよなぁ…」と思っていたら、2022年に単品売りのモナ王がアイスミルク規格からラクトアイス規格に戻されていた。つまりグレードダウンよね。

アイスミルク規格にグレードアップする代償として180mlから160mlに減らしたのに、結局ラクトアイスに戻すんかい。商品規格を統一化するにあたり、低い方のレベルに合わせるという絵に描いたような改悪例。やっぱロッテはこうでないと。

とはいえ、美味しいバニラアイスモナカを食べたい人はモナ王など食べないだろうからどうでもいいのか。味にこだわる人なら乳脂肪分を8%以上使用したアイスクリーム規格の森永製菓「バニラモナカジャンボ」を選ぶだろうし。

そういった点においてモナ王マルチはアイスモナカを安く大量に食べたいというニーズに応えている。値上げや実質値上げを比較的抑え気味なのも、そういったニーズを持つ層をターゲットにしているからだろう。

そもそも家族みんなアイスモナカを食べさせるならモナ王マルチで十分だわ。アイス評論家気取りのおっさんおばさん相手ならまだしも、子供にラクトアイスやアイスミルクの味の違いなど分からないだろうからな。

少なくとも私には分からん!(断言)

あわせて読みたい関連記事

カテゴリ一覧